現役Webライターによるいろいろな思い

クラウドソーシングでなかなか選ばれないWebライターの理由や改善策は?

クラウドソーシングにはいろんなお仕事がありますが、稼ぐためにはお仕事を募集しているクライアント様から選ばれなければなりません。

タスク作業の場合は早い者勝ちですが、プロジェクトの場合、自分のこれまでの経歴等を売り込んで選ばれることで成約となります。

しかし、なかなか選ばれずに仕事を獲得できないと嘆いている人も多いんじゃないでしょうか。

そこで、クラウドソーシングでなかなか選ばれないWebライターの理由や改善策について、これまでの経験からちょっと語らせていただきます。

結論:「運」もある

結論として、どれだけスキル・実績のあるWebライターでも「申し込んだら必ず選ばれる」ってことはないと思いますね。

自分の場合でもそうです。

Lancers(ランサーズ)の場合おかげさまで評価は1,000を超えていますが、じゃあ申し込めば必ず選ばれるかっていうとそんなことはないんですよね。

これまでのキャリアや得手不得手だけじゃなくて、結局クライアント様が「申込者の中から選ぶもの」なので、申込者の中で「この人にしよう」って思われるかって点ですよね。

端的に言えば、自分自身が一番魅力的な申込者であれば選ばれますし、他にもっと良い人がいればそちらにするでしょうね。

だから運なんです。

どんな案件にも申し込んでいるって人もいれば、忙しい時にはLancersそのものを見ない・ログインしないって人もいるでしょうね。

自分自身もLancersの案件が多い時、かかわっている時にはこまめにLancersにログインして、ちらっと仕事を見て申し込んだりしますけどまったくインしない時もあります。

さらには、自分以外の誰がエントリーするのかなんて分からないじゃないですか。だから運としか言えないですよね。

それこそ選ばれなかったところで「今回は縁がなかった」くらいに割り切るくらいで十分というか、その都度「自分には何が足りないんだろう」「自分が選ばれなかった理由を聞いてみようかな」とかは不要なんじゃないかな…と。

むしろそういったことを問い合わせてブロックされた、なんて声もありますしね(苦笑)

ただ、ちょっとお付き合いのあるクライアント様とあれこれ話す中で、なかなか選ばれないWebライターもいるなと実感しているのも事実です。

クラウドソーシングで選ばれないWebライターの特徴

明らかに募集要項を見ていない

これはよく聞きますね。

申し込む側とすると、申込の部分に必要以上のリソースを割きたくないっていうのも分かるんです。
ただ、募集要項を見るのは最低限のマナーというか。

募集要項を見ると、「応募の際には下記をお伝えください」みたいな形でいくつかの設問があるんですよね。
大抵は

  • これまでの実績
  • 実際に作成に携わったサイト
  • 稼働できる時間
  • 募集している案件への知見

といったところですかね。

最近ではWordpressやGoogleDocument、あるいはslackやChatworkといった外部ツールを導入しているかなどもありますね。

こういった設問に何も返事をせずに、自分で用意している応募テンプレートをペーストして送るだけでは、なかなか選ばれないんじゃないですかね。

それこそ自分が仕事を募集して、答えて欲しいことに答えていないテンプレートを送られたらどんな気持ちになるのかを想像すれば、なかなか選ばれないのも納得できるんじゃないかなと。

応募文が高圧的・上から目線

仕事を募集しているクライアント様が求めているのは、「仕事をしてくれる人」であって、求めてもいないアドバイスをしてきたり「こうした方が良い」みたいな文章を入れたりは、好む人もいるかもしれませんが、多くは嫌悪感を示すでしょうね。

ビジネスにおいていろんな意見を聞くことは大切だとは思いますが、クラウドソーシングで仕事を募集しているクライアント様の多くは、特にライターを募集しているクライアント様は、文章以外のことは求めていないんですよね(苦笑)

いろんなアドバイスが欲しいなら初めからコンサルティングを募集しますし。

高圧的な人もいるって聞いたこともありますけど、まぁ良い気はしないでしょうね。

必要以上にへりくだる必要はないと思いますけど、文章を読み返して自分の文章が上から目線になっていないかくらいはチェックしておいた方が良いんじゃないかなと。

募集案件とのミスマッチ

Webライターのお仕事募集の多くは、「何でも良いので記事を書いてください」ではなく、ある程度ジャンルが絞られています。

そのため、Webライターを募集している側としては記事作成ジャンルに詳しい人をと考えています。

仕事に応募する際にはこれまでの経歴等をアピールするかと思いますが、募集案件の業界経験がない場合には、なかなか選ばれないんじゃないかなと。

確かに今の時代、ネットで調べればある程度のことは分かります。

それこそChat GPIに聞けばそれっぽいことを瞬時に教えてくれます(笑)

でも、仕事を募集しているクライアント様としてはそういった「ちょっと調べるとわかること」ではなく、ある程度業界に詳しい人をと考えています。

だから募集案件への実績が無い人は、なかなか選ばれないんじゃないかなと。

それこそ実績が豊富ではあっても、強みの無いWebライターはなかなか仕事に恵まれないんじゃないですかね。

何でも良いので「これは調べることなく分かっています」みたいなジャンルがあれば、そのジャンルのお仕事があれば選ばれる可能性はあると思うんです。

でも、「SEOライターとしていろんなジャンルの記事作成をしました」だけでは、ちょっとパンチに欠けるんじゃないですかね。

「10年SEOライターをやっています」と「2年その業界で働いているけどWebライターの経験はあんまりないです」の場合、どちらに依頼したくなるか?って話ですよね。

確かにWebライターであれば、Web上にあるコンテンツからそつなくまとめてくれると思います。

でも、2年業界で働いている人であればネットにはないリアリティのある情報を持っている可能性もありますよね。

今の時代ネット上にない情報があるのかって部分なので、どちらが良いってことではないと思いますけど、結局Webライターが優れているのは「調べて書く」なので、どうしても表面をかじった文章になりがちですよね。

それを嫌うクライアント様もいるでしょうね。

Webライターとして仕事を獲得するためのコツはある?

Webライターとしてなかなか仕事が獲得できない場合、おそらく今のままではなかなか仕事獲得はできないんじゃないかなと。

そこで仕事を獲得するためのコツというか、心がけるべき点を紹介します。
個人的には

  • 募集要項に合わせて応募する
  • 強みを持つ
  • 実績を積み重ねる

の3点かなと思いますが、それぞれ詳しく紹介しましょう。

募集要項に合わせて応募する

これは今すぐにでも改善できる点だと思います。

募集要項を見て、募集要項に合わせた応募をすること。

クライアント様の中には募集で質問していたり、「見たらこれをして」みたいなリアクションを求めているケースもあります。

そういったことができていなければ、当然相手からすれば「話を聞いていない」になりますよね。

実際に顔を合わせるお仕事であれば注意もできますけど、Webライターって顔を合わせないお仕事なので、やっぱり仕事そのものでコミュニケーションを取るというか。

「見ない」「聞かない」みたいな人よりは、しっかりと「見ている」「聞いている」人と仕事したいんじゃないですかね。

募集にリソースを割きたくない気持ちはよく分かるんですよ。

ただ、応募文だって相手からすれば判断材料の一つです。

例えばこれまでの実績の部分みたいにコピペでも良い部分もあれば、応募案件に合わせるべき部分もあるんです。

そこら辺はしっかりと意識すべきというか、リソースを割きたくないって言っても仕事そのものを獲得できなければリソースだって余っちゃうんじゃないですかね。

強みを持つ

やっぱりこれに尽きると思うんですよね。

仕事に応募するってことは、端的に「自分を選んでもらう」ってことじゃないですか。

自分だけしか応募していないのであれば選ばれる可能性は高いですけど、他にも多くの人が応募しているのであれば、他の人よりも自分にって思わせる何か、つまりは強みが必要ですよね。

でもこれは決して業界への経験だけってことではないんです。

  • スピード感
  • 何度でも修正します
  • WordPress弄れます
  • 有料画像フリーサイトに登録しているので画像は用意します
  • フォロワー〇〇人いるSNS、あるいは〇〇viewのサイトで宣伝します

といった強みがあれば、その点に魅力を感じて「是非お仕事を」と考えるクライアント様もいるんじゃないかなと。

実績を積み重ねる

これはすぐにできるって訳ではないですけど、実績も多少は指標となる以上、実績を積み重ねることも大切ですよね。

それこそ倍率の低い低額案件のお仕事を、実績を積む目的のためにこなすのも必要かもしれません。

やっぱりお代だって無視できない要素なので、安い案件はタイムパフォーマンスを落とします。

できれば避けたいって思うかもしれませんが、そもそも仕事を引き受けなければタイムパフォーマンスって価値観に至りませんよね。何せお金を稼げないんですから(苦笑)

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