Webライターを本業にしている自分ではありますが、正直、Webライターは副業で取り組むのが良いものだと思っています。
Web上で好きな時間に取り組めるという点ではとても有意義だと思いますが、そこまで高額報酬を見込めるお仕事ではないですし、安定性も高いとは言えないですしね。
そういった事情はさておき、Webライターと同じようにWeb上にて好きな時に取り組める副業として知られているのがアフィリエイトです。
果たしてWebライターとアフィリエイト、副業で取り組むならどちらの方が良いのかをWebライターを本業にしている自分の主観でいろいろと語ってみました。
Webライターとアフィリエイト、「今から」であればアフィリエイトをおすすめします。
正直、アフィリエイトもかつてと比較するとなかなか簡単に稼げる時代ではなくなっていますけど、Webライターよりは「まだ」可能性があるんじゃないかなと。
さらに、Webライターと違ってストレスがないですよね。
あくまでも自分のペースで、さらには自分が書いたテキストにあれこれ言ってくる人間もいなければ、納期に迫られることもありません。
一昔前であれば「確実性ならWebライター、可能性ならアフィリエイト」だったと思うんですよ。
というのも、それぞれテキストを作成するって点は同じですけど、テキスト作成の対価を受け取るWebライターに対し、アフィリエイトは成果次第。
だから即金希望ならWebライターの方が良いですけど、より大きな可能性を求めるならアフィリエイトの方が良かったでしょうね。
でも今は「Webライターで即金」のハードルが高くなりすぎてしまっています。
一方、アフィリエイトのハードルは下がってきているんですよね。
かつてアフィリエイトを始めようと思ったら、自分でWebサイトを構築しなければなりませんでした。レンタルサーバーではできなかったからですね。
だからアフィリエイトを始めるためにはそれなりのWebスキルが必要でした。
サイト構築もある程度HTMLの知識が求められましたし、そもそもHTML程度で構築できるシンプルなWebサイトでは、アフィリエイトで成果を出すのは難しかったので、結局「ハードルの高い副業」だったんですけど、今の時代はアフィリエイトってSNSでもできますから。
それこそX(旧twitter)のアカウントさえあれば、そこにアフィリエイトアドレスを張るだけで今すぐにでもアフィリエイトはできますしね。
何かの拍子でSNSがバズればアクセスも増えて、そこからアフィリエイトの成果報酬を得られる可能性もあります。
ただ、これはWebライターにも言えますけど倍率が高いです。同じことを考えている人が多いので、SNSはアフィリエイトと思われる宣伝ポストが多いですよね。
結局の所、Webライターにせよアフィリエイトにせよ競合が増えすぎています。
YouTuberなんかもそうでしょうけど、取り組む人が多ければ多い程、勝ち筋は見えにくくなりますよね。
それこそ強みがあれば別ですけど、極々一般市民が取り組んでも、なかなか自分のアフィリエイトサイトに集客はできませんし、Webライターとして仕事を獲得することも難しいです。
自分自身、これまでの実績という「先行者特典」のようなものがあるので多少は仕事にありつけますが、「今からWebライターで食べれるようになるまで頑張れ」って言われても今のように仕事を獲得する自信はないです。
だからそれぞれが手軽に取り組める「副業」って形の方が良いんじゃないかなと思うんですよね。
本業だと生活かかるじゃないですか(苦笑)
自分もそうですけど、なかなか仕事にありつけない時や仕事に空白期間ができてしまうと、やっぱり焦るんですよ。その焦りがネガティブループというか。
それよりは、「別に取り組まなくてもいいんだけど、ちょっとお小遣いが欲しいから」くらいの理由で取り組んだ方が焦らずにできるんじゃないかなと。
まぁ生活かかっている方が真剣に取り組めるってメリットもあるかもしれませんが、そういった感情論抜きに、やっぱり今から取り組むとなれば厳しい状況となっていますよね。
Webライターのお仕事って本当にいろいろなんですよ。
企業様・法人様からのご依頼もあれば、個人からもあります。
個人様からはまさにアフィリエイトサイトですよね。
自分でテキスト作成するのが面倒なのでWebライターに依頼するんです。もちろん別に何ら違法行為ではありませんし、それこそWebライターに依頼した金額よりも稼げるなら「利益」になりますよね。
実際、一昔前、それこそ5~10年くらい前は個人様からのご依頼も多かったんですが、最近はそこまで見かけないですかね。
その理由として、やっぱり「稼げなくなっている」があるんじゃないですかね。
稼げているのであれば、もっと利益をってことで外注を辞めないんじゃないですかね。アフィリエイトはある程度の継続性も必要ですし。
サイト作成当初はそれなりに数がいるので外注に、ある程度コンテンツが揃ってきたら自分でってことか、あるいは既に信頼できるWebライターを確保しているので外注する必要がないってことかもしれませんが、利益が出るならそこも外注にすれば自分自身の手間をほとんどかけることなく利益だけを得ることができますよね。
ってことは、冷静に考えたら稼げなくなった、あるいは「アフィリエイトで儲けよう」みたいな情報商材を購入して、外部のWebライターに記事を依頼したものの、結局稼げなくなってしまった…ってケースなんじゃないかなと。
その証拠に、ご依頼を受けていた個人様のサイトを覗くと更新が止まって至り、あるいはサーバー契約を解除したのかサイトが閲覧できない状況になっているケースが多いです。
サイト移転ならサイト移転のお知らせだったり、自動で飛べるように設定すると思うんですよ。でもそれをしていない。
その事実こそ、「アフィリイトが稼げないから労力を割くのが面倒になった」ってことじゃんじゃないかなと。
なんでもそうだと思うんですけど、結果が出ている時はモチベーションって勝手に高まるじゃないですか。良い記録が出るのが楽しいですから(笑)
でも、思うような結果がでなければモチベーションは下がりますよね。
だからランサーズにせよクラウドワークスにせよ、個人でアフィリエイトに取り組んでいる人からの依頼ってあんまりみないですよね。
それこそ昔はその手の依頼、たくさんありましたから。
そう考えると、やっぱりアフィリエイトも簡単には稼げないってことなんじゃないですかね。
Webライターとアフィリエイトを比較した時、「即金かレバレッジか」が判断の分かれ目ですが、何か好きなジャンルがある人であれば、アフィリエイトの方が良いんじゃないかなと。
というのも、アフィリエイトはやっぱり「長期戦」なんです。だから日払いなんてことはまずあり得ないというか。
そうすると、どうしても継続力が重要になるんですよね。だから「お金のため」だと、お金にならない期間での継続が難しいんです。
その点、何か好きなものがあってそのジャンルのアフィリエイトを行う場合、お金にならないとしても自分のためになるというか。
例えばバイクが好きな人であれば、自分のツーリング記録をコンテンツにしたり、あるいはバイク情報を発信したりは、お金のためだけではなく情報を発信することでバイク業界を盛り上げたいとか、バイクが好きな人に役立ててもらいたいとか。
自分の趣味に関することであればお金以外の目的で続けることができると思うんですけど、まったく無縁の、それこそ「お金のために選んだジャンル」では、お金にならない期間まで続けられなかったり、あるいは途中で収益が悪くなった時に「面倒」になっちゃうんじゃないかなと。
アフィリエイトは決して怪しいものではありません。
悪徳情報商材業者がアフィリエイトをネタにした商材を乱発していたので、アフィリエイトそのもののイメージまで悪くなってしまっていますが、アフィリエイトそのものは違法性はありませんし、今ではWeb上のビジネスの一つとして認知されています。
普通の企業が自社の商品を広めてもらうためにアフィリエイトを展開したり、そもそも「宣伝して商品を購入してもらう」は、決しておかしなものではありません。
だからアフィリエイトに取り組んで罪に問われるとかってことはないんですけど、一つだけ注意しなければならないジャンルがあります。それはオンラインカジノです。
オンラインカジノの是非はここでは割愛するとして、実はWebライターのお仕事でオンラインカジノ関連は案外多いです。
それはずばり、オンラインカジノのアフィリエイトです。オンラインカジノのアフィリエイトが多い理由として、アフィリイト報酬が高い点が挙げられます。
一般的なアフィリエイト報酬は商品販売額からの割合です。例えば2,000円の商品でアフィリエイト報酬が20%の場合、アフィリエイトの成功報酬は400円ですね。
だからアフィリエイト単価の高いものを狙うか、あるいは低いもので数を稼ぐかもアフィリエイトの戦略の一つではあるんですが、オンラインカジノの場合、アフィリエイト報酬は新規登録者の入金額からも発生するんです。
新規登録時だけではなく、その後もオンラインカジノを楽しむ毎に報酬が入る仕組みなんですね。
だからアフィリエイト報酬の中では特殊というか、それこそヘビーユーザーを獲得できれば永続的に報酬が得られるシステムなんです。
ただ、このシステムの是非は置いておいて、オンラインカジノは日本では「犯罪」となりました。
オンラインカジノは、海外の事業者が合法的に運営しているものであれば、日本国内で、個人的にこれを利用しても犯罪にならないと考えていませんか?
海外で合法的に運営されているオンラインカジノであっても、日本国内から接続して賭博を行うことは犯罪です。
引用元:警察庁
かつてオンラインカジノは「日本ではギャンブルは違法だけど、でもサーバーの置いてある国では合法だから問題なし」といった解釈が主流だったんですけど、警察が「オンラインカジノは違法」だと断言したんですよね。
この点に関してはいろんな解釈があるんですけど、それはさておき、このような事情からオンラインカジノのアフィリエイトは「犯罪行為の助長」になってしまうんですよね。
アフィリエイターまで逮捕の手は伸びないと思っている人も多いようですけど、「日本から楽しめる」といった文言を入れず、あくまでも「合法の国で楽しんで」的に、逃げ道を用意してアフィリエイトを展開しているケースもあります。
リスクをと考えるなら、オンラインカジノのアフィリエイトは控えた方が良いんじゃないかなと思いますよ。