現役Webライターによるいろいろな思い

【Webライターの副業体験談】引っ越し作業員のバイトって?キツい?

Webライターだけではなかなか安定しないこともあり、いくつか副業をした経験があります。
今回は短期・高収入バイトの定番「引っ越し作業員」についての体験記を紹介していきましょう。
引っ越し作業員のバイトは、引っ越し業者との直雇用ではなく派遣というスタイルでした。
そのため、引っ越し業者と直雇用する場合とはまたちょっと違う部分がある点はご了承ください。
あくまでも「Webライターの自分が体験した話」です。

引っ越し作業員のバイトの内容と辛かったこと

派遣バイトに登録して引っ越し作業員のバイトを何度か行いました。

肉体労働の代名詞的な存在ですが、やっぱり辛いなって思うこともあれば、楽だなって思うこともありました。ただし、どちらになるかは自分では選べない領域ですね。

本当に「運次第」です。

作業内容は多くの方がご存知のように、引っ越し作業をスタッフとしてお手伝いするものですが、当然、大切なことは作業員には任せないと言いますか。

バイトが行うのはあくまでも「運ぶ」って点だけでしたね。さらに言えば、引っ越し作業っ荷物を丁重に扱わなければならないんです。

段ボールはどれだけ汚れてもよいでしょうけど、中身は絶対に汚したり傷つけたりはダメなんです。

だからピアノとか高級そうな食器棚だとかバイトに任せないで社員さんたち、あるいは直雇用のバイトさんが担当していましたね。

基本的に、派遣バイト作業員は段ボールの運搬でした。ただ、その中でも辛いことがいくつかありました。

エレベーターがないアパートやマンション

おそらくこれは多くの人が思ったことでしょう。エレベーターが無いアパート・マンションの場合、階段を自力で上がらなければなりません。
そして、基本的に階段部分は派遣バイト担当です(笑)
階段というか、引っ越し作業の流れって

  1. 今住んでいる家から荷物をトラックに詰め込む
  2. 移動する
  3. トラックに積んである荷物をこれから住む荷物に降ろす

の流れですが、さらに細かく見ると、依頼者の住まいで梱包したり、あるいは引っ越し先では配置したりだとかは社員さんのお仕事なんです。

さらに、トラックの荷台で荷物を出し入れするのも社員さんです。

ここは直雇用のバイトさんのケースもありしたが、いずれにせよトラックの荷台とお客さんの家にそれぞれ1人ずつ必要で、ここはやっぱりある程度経験が必要なんですよね。

だから派遣バイトは未経験でもできる「トラックの荷台とお客の家の間」に配置されるんです。

このポジションはエレベーターがある場合、台車を使用できるので全然辛くないんです。

でもエレベーターがないと、階段を上り下りしなければならないのでかなり辛いです。学生時代の運動部での特訓を思い出しました(苦笑)

重いものをもって腕が上がらないって辛さは実はそこまでじゃなく、むしろ階段を何度も上り下りする辛さの方が断然辛かったですね。それこそ作業終了後は足が上がらないってケースも何度もありました。

引っ越し先が遠い

これは体力的な面ではなく金銭的な面でつらかったことですね。

派遣バイトだから、細かい行先だとかは伝えられていないんです。もしかしたら派遣先も聞いていないかもしれないですよね。

とりあえず集合場所に行く。そこで一日お世話になるスタッフの方々にご挨拶をする。

そして作業をするんですけど、その際に「今日の引っ越し先は○○だから」って教えてもらえるケースって、ほとんどありませんでしたね。

スタッフ同士の会話だったり、あるいは荷物を積み終わってお客さんと確認している時に「あ、○○に行くのか」って把握するケースがほとんどでした。別に引っ越し先が遠いからって作業そのものが辛くなる訳ではないんですけど、派遣だったので、基本的には現地解散だったんですよね。

当然、そこからは自腹です。

一番交通費がかかったのは、積み込みが湘南モノレースの湘南深沢駅。横浜市内に住んでいる身としては、ここに行くだけでもそれなりにかかったんですよね。

やっぱりモノレールとかってちょっと高いですし。そして降ろし場所がJRの松戸駅。松戸から横浜までそれなりにかかりましたよね(苦笑)

しかもお金はもちろんですけど時間もかかるじゃないですか。

だからこの日の日給と家を出て帰宅するまでの時間を考えると、それこそ近所のスーパーでバイトした方が断然割が良いレベルでしたね(苦笑)

そもそも、降ろし場所が松戸って分かっていれば丁重にお断りしていました(苦笑)

さすがに松戸まで行ったことはそうそうないですけど、帰宅時の交通費が結構かかるケースはありますよね。それこそ乗り換えが含まれると、交通費はどうしても増えてしまいますしね。

必ず作業があるとは限らない

どれだけつらい作業ではあっても、お金を稼ぎたいって気持ちがある以上頑張れると思うんですけど、そもそも必ずお仕事があるとは限りませんでしたね。

これはタイミングもあると思います。

例えば年度末はいつも仕事がありましたけど、それ以外の季節では派遣に「この日仕事したいです」って申し込んでも「ごめんなさい、その日は仕事がありません」ってケースもありましたね。

直雇用の場合、このリスクは低いかもしれませんが派遣だったのもあってちょくちょくありました。

学生って立場であれば「休みになってラッキー」って思えるかもですけど、生活を背負ってお仕事をって思っている身としては、デメリットと言わざるを得ない部分ですね。

Webライターと引っ越し作業員のバイトの相性は?

引っ越し作業員のバイトの主なデメリットを挙げさせていただきました。
そこで、「Webライターとの相性」についてもお伝えします。
引っ越し作業員のバイトの内容については、調べればわかることだと思いますが、Webライターとの相性について、現役Webライターとして思った点をお伝えしていきましょう。

副業としては厳しい

どんな副業を求めているかにもよりますが、個人的には継続的な副業としてはちょっと厳しいかなと思いました。

というのも、やっぱり体力勝負なんですよね。エレベーターがあれば楽ではありますけど、そこら辺は運次第です。

毎回必ずエレベーター付き物件で台車を使うって保証があれば良いかもですけど、そんな甘い話は無いんです(苦笑)

いくら「壊さないようにマイペースでいいから」と言われても、その「マイペース」でさえ大きな負担を強いられます。

だから引っ越し作業員のバイトの後にWebライターのお仕事をこなすことはできませんでした。

作業前は「終わったら少しやっておこう」と思っていても、実際に作業が終わるとヘトヘトになってWebライターのお仕事が手につかない。

それどころか、次の日の朝まで疲れが残ってしまって、朝起きれなかったり、集中力が出なかったり。その点では、副業としては「ハード過ぎる」というのが本音ですね。

兼業が難しい

派遣経由だったのもありますが、引っ越し作業員のバイトは基本的に1日仕事なんですよね。

体力に自信のある人であれば体力的な面での負担は軽減されると思いますし、どういったスタイルの副業を目指しているかで違う部分だと思うんですよ。

自分のお話で言えば、理想の副業は「毎日ちょこちょこ」です。

9:00~18:00くらいまでWebライターとして働いて、晩御飯を食べて20:00くらいから数時間副業したいんですよね。

でも引っ越し作業員のバイトで「1日4時間」って基本的に無いですし、そもそも夜からの作業なんて無いというか(苦笑)

だから引っ越し作業員のバイトの副業で取り組む場合、1日作業になりますよね。

Webライターとして稼働しない日は引っ越し作業員のバイト。Webライターとして稼働する時はWebライターのみ。こういった形になると思います。

このスタイルを望んでいる人は、この点は別にデメリットにならないと思うんですけど、あくまでも「1日数時間のお仕事を週に3日前後の副業」が理想の自分にとっては、ちょっと相性があまり良くないお仕事ですね。

運動不足解消には?

お金や労働環境抜きに、運動不足の解消に役立つ部分もあると思いますが、体力に自信の無い自分にとっては明らかにオーバーワークになる時も多かったです(笑)

「ちょっとした運動不足解消」ではなく、拷問…は言い過ぎですけど、「健康のための軽い運動」の枠を超えていました。

運動不足解消+賃金って点では魅力かもしれませんが、自分にとっては「運動不足解消」って呼べるような生易しいものではありませんでした…(苦笑)

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