Webライターにとって何よりもありがたい継続案件ですが、当然、永遠続く訳ではありません。
Webライターとしては永遠続いても大歓迎ですが、クライアント様としてもいろいろと事情があります。
そもそも、永遠に必要であれば外注ではなく内製化すると思うので、「継続案件です」と言われても、いつかは終わりが来るものだと覚悟しておかなければなりません。
そんな継続案件ですが、あくまでも個人的に、終わるタイミングがいくつかあるなと。もちろん個人的な感想なので、他の人には全く当てはまらない可能性もあるので、あくまでも参考程度にお聞きいただけますと幸いです。
いわゆる世間の長期休日の際は、継続案件が終了しやすいですね。
「ゴールデンウィーク後にまたご依頼します」「お盆明けにご依頼します」「年始明けたらまた相談します」と伝えられたものの、何もなくなるってパターンは個人的に多いです。
…もしかしたら切るタイミングを伺っていたってだけなのかもしれませんが(苦笑)
Webライターへの依頼の必要性がなくなったら、どれだけ長いお付き合いの外注ではあってもそこで関係は終了です。
長期休暇を挟むと、何となくそのままフェードアウト…みたいなクライアント様はこれまでも多かったですね。だからお休み前が納期だとちょっと覚悟します。
お休み後が納期の場合、そのままお付き合いが継続しますけど、お休み前が納期だと、お休み前に入稿して、そのままフェードアウトって感じがありますね。
これは割と多い気がします。
月末っていろいろと締めるじゃないですか。
だから月末で「今回で終わりです」といった形で予め最後であることをアナウンスしてくれるケースは結構多いですね。
もちろんそのままフェードアウトケースも多いです。
困るのは「来月分を用意しておくのでお待ちください」っておっしゃってくださったのに何も連絡が来なくなるケースですね。
この場合、嬉しいお言葉であるとともに、来月も同じくご依頼をいただけるのであればそれなりにリソースを確保しておこうって話になるじゃないですか。
特に大きなご案件であればあるほど、それなりにリソースも必要になりますよね。
結局Webライターに大切なスキルって仕事量の調節を含めたマネジメント能力だと思うんです。
だから「来月分を用意しておく」と言われたら備えるのは当然だと思うんですが、なしのつぶて。これは正直困りますね(苦笑)
継続終了も、それはそれで全然構わないんです。
Webライターというか、外部委託のフリーランスはあくまでも「必要な時に頼る存在」だと思いますし。
ただ、これはさすがに困りました。
てっきり仕事が来ると思っていたので、それを念頭にスケジューリングをと思ったら、なかなかご依頼が来なかったんですよね。
それでクライアント様のクラウドソーシングのアカウントを見たら同じ案件で募集をかけていたんです。それまで3ヶ月くらい継続していたご案件だったんですけど、「来月分用意しておく」との言葉を信じて待っていたら、既に募集をかけていたんです。
この時ばかりはさすがに何とも言えない気持ちになりましたが、それもまぁフリーランスの宿命の一つでしょうしね。
これはもう月末だとか長期休日前だとかではなく、連絡した際ですね。
継続案件の場合、定期的に連絡を取ることになりますが、その時に「今回で終了です」「来月はありません」とか、依頼の際に「当面これが最後です」といった形で告げられるケースですね。
連絡の際に、そこで…って感じでしょうかね。
「気づいたらフェードアウト」ではないので、個人的には特に悪感情を抱くことはないですね。
直接言われたり、あるいは気付いたらフェードアウトだったりと継続案件が終了するパターンもいろいろですが、それまでのやり取りだったりちょっとしたことから継続案件が終了するんだろうなと感じる瞬間もいくつかあります。
この点もあくまでも自分の主観ですが、いくつかご紹介しましょう。
これは割と分かりやすいですよね。
自分への信頼が低下している可能性もあれば、必要なコンテンツが揃ってきているので徐々に数が減っていくってパターンも割と多いですよね。
ここはWebライターの安定性が低い点と繋がっていますけど、コンテンツ制作ってスタートダッシュ時は案件が多いような気がするんですよね。
「新規オープンで1記事しかない」よりは、一気に数を増やしたいってことだと思うんですよね。
だから当初は多くの記事をご依頼いただいていたものの、次第に減っていく。
そうすると、こちらとすれば「そろそろ終わりかな」って気持ちになりますね。
これまでとちょっと返事が異なる場合、もう終わりだなって覚悟しますね。
例えばそれまでは「ありがとうございました。またご依頼させていただきますのでお待ちくださいね」とかだったのに「ありがとうございました。」だけだったり。
これは推測ですが「もういいや」と思われた場合の返答のような気がしますね。というのも、このケースの場合、こちらもちょっとイラっとしているケースが多いんです(苦笑)
「何を言っているんだろう」「ちょっと解釈が難しいな」とか、それこそ「この案件はこれで最後でいいかも」って思うと、その思いが伝わっているかのように手短に「ありがとうございました。」だけっていう(苦笑)
それまではすぐにリターンしてくれていたものが、返事が遅くなってくると、「そろそろ終わりかな」って気持ちになりますね。
これはきっと外注Webライターの重要度が低下しているんじゃないかなと。
先にもお伝えしましたけど、多くのコンテンツが必要で多くの記事をご依頼いただいている時は、「すぐに記事が欲しい」から返事もスピード感があると思うんです。
でも徐々に記事が揃ってくると、ご依頼いただける記事数も少なくなるし、かつ「とにかくすぐに」って気持ちも薄れていくので、返事が遅くなるのかなと。
これは本当に感覚的なものではあるんですけど、修正依頼にそれまでのような気遣いや配慮がなく、それこそ「もう関係が終わるからとことん言ってやろう」みたいな空気と言いますか(苦笑)
この点に関しては、こちらの失態がそうさせている部分もあると思うので一概に「クライアント様が勝手に怒っている」とは言えない部分ですね。
これは何回かあるんですが、それまでとは全く質の異なる修正指示に、正直ちょっとビビりました。そして修正した後、「また依頼する時には声を掛けます」的な返答。
これだけは人為的なミスと言いますか、こちらの過失なんだろうなって思っています…。
Webライターにとって継続案件は本当にありがたいものですけど、それはWebライター側ではなく、あくまでもご依頼してくださるクライアント様側の都合ですよね。
だから運次第なんじゃないかなと。もちろん運を手繰り寄せるだけのスキルも必要だとは思いますけど、どれだけ質の高い記事を作成できるWebライターではあっても、そもそもクライアント側が想定している依頼数が揃ったらそれで終了になると思うんですよね。
だから継続案件が終了したからといって、「Webライターとしてスキルが低いのか」とか「必要とされていないのか」とか落ち込む必要はないんじゃないかなと思いますよ。
むしろ「次」って気持ちを持つことの方が大切かなって。