現役Webライターによるいろいろな思い

Webライターは資格がなくてもできるお仕事!でも実際に無資格で稼げるの?

Webライターのお仕事は無資格でも取り組むことができます。
これは既に15年Webライターとして無資格というか、普通自動車免許のみで活動している自分自身が証明していますが、あった方が良い資格があるのも事実です。
特にWebライターの活動の中で「この資格があると仕事の幅が広がるな」と思った資格がいくつかあります。そこで、Webライターのお仕事の幅を広げる資格や、本当に資格が不要なのか、いろいろと紹介していきましょう。

Webライターのお仕事は無資格でも十分に稼げる

結論からお伝えすると、Webライターのお仕事は無資格でも自分次第で稼ぐことができます。

これは自分自身が無資格でお仕事をこなしている点が何よりの証拠でしょう。むしろ無資格でもすぐに取り組めるからこそ、Webライターは副業や主婦・主夫にマッチしているんじゃないかなと。

資格がなければ稼げないお仕事の場合「すぐに取り組む」の前に、資格取得しなければなりません。しかしWebライターのお仕事は資格不要なので、わざわざ「働くために資格取得しなければならない」お仕事ではありません。

ただし、じゃあ稼げるのかといえば、そこは資格の有無ではなく自分自身の力量次第としか言えません。

Webライター検定は必要?

実はWebライターに関連する資格が一つだけあります。それは「Webライター検定」です。1級まで用意されているこの資格は、クラウドソーシング大手「クラウドワークス」が提供している資格です。

もちろんこちらはあくまでも任意なので、Webライター検定資格を保有していなくとも、クラウドワークスでWebライターとして活動することはできます。

クラウドワークス側も資格を取得した方が有利になるとアナウンスしており、決して「資格がなければWebライターとして働くことはできません」とは言っていません。

そんなWebライター検定ですが、実際にSNSやnoteを見ると、Webライター検定の1級を取得したことで、効果を実感しているライターさんもいるようです。

ただし、あくまでもクラウドワークス内でのみ活きる資格なので、いろんな考え方があるかなと。

有名な資格であれば「あった方が良い」と断言できますが、クラウドソーシングでWebライターを求めているクライアント様で、Webライター検定資格があることをご存知の方がどれほどいるのか。

あくまでもクラウドワークスが設定したものなので、Lancersではさほど大きな影響力があるとは思えません。むしろ大きな影響力があったら、自分自身、ここまでLancersで稼げていないんじゃないかなと。

クラウドワークスは株式上場企業なので、「取得して無駄になる」「資格を取得させるビジネスなんじゃないか」といった懸念はありませんが、資格を取得することで大きな効果を発揮できるとは断言できないのも事実です。

クラウドワークス中心に活動するのであれば、取得していても良いかもしれませんが。

Webライターが保有していると仕事の幅が広がるであろう資格

一般論ではなく、自分自身がWebライターとして活動していて、もっと具体的に言えば案件で「こういった資格があるライターさん優遇します」をよく見かける資格を紹介します。

FP(ファイナンシャルプランナー)

実はFP(ファイナンシャルプランナー)の資格がある方募集ってWebライター案件、多いんですよ。

「FP資格がある方優遇」だけじゃなく「FP保有者のみ」とかもありますね。これは保険関連だけではなく、お金に関する記事を作成する際に記載されていることが多いですね。保険の比較だとか、あるいは節約、節税などのライフスタイル案件全般で見かけます。

資格が持つ意味合いっていろいろとあると思うんですけど、記事の最後に「この記事はFP資格保有者が書きました」って記載した方が説得力が高まるじゃないですか。

FPっていわばお金に関する資格になると思うんですよね。だからお金関連の案件ではよく見かけます。

不動産関連

宅建とか管理業務主任者とか、いわゆる不動産関連の資格があるライターさん歓迎って案件もちらほら見かけますね。

これもやっぱりFP同様、不動産案件で説得力を演出するためでしょうね。

Webライター案件の中で、不動産関連の案件って割と多いんですよね。

注文住宅とか不動産売買とかですね。あと不動産ローンに関する記事だと、不動産関連の資格だけじゃなくて、先に挙げたFPと併せてWebライターを募集している案件も見かけますね。

これも「資格がなければ記事を書いてはいけない」ってことではないので、無ければ無いで案件を獲得することもできますけど、あると強みになるってことですね。

Webライターのために資格取得の必要はないけど武器にはなる

Webライターとして働くために資格を取得する必要性はありません。

ただ、どんな資格であれ、何かしら役立つ可能性を秘めています。

FPと不動産関連の資格があるライター大歓迎の案件は比較的見かける機会がありますけど、一度でも見たことがある資格であれば、いろいろとあるんです。

弁護士や保育士、フィットネスインストラクター、鑑定士、探偵、看護師。まだまだ他にもいろいろとありますね。

Webライターのお仕事ってクライアント様次第なので、何が活きるかは、本当に未知数。

特に近年は単純なアフィリエイトサイトではなく、独自の商材を販売したい方が増えているので、案件のバリエーションは豊富ですよね。

でもそれは、裏を返せば「この資格さえあれば安定する」って断言できる資格がないんですよね。

クラウドワークスだけで考えたらWebライター検定はそういった性質のものだと思うんですよ。

他のジャンルではなく、あくまでも「Webライターとしてのスキル」を持っていることを証明できる資格なので。

ちなみにWebライター検定3級は無料でいつでも受験可能です。50問の設問が用意されていますが制限時間はないので、じっくりと取り組むことができます。ちなみに2級になると受験料が10,000円です。

資格がなくても稼げるWebライターになるためには?

自分自身、普通自動車免許以外の資格はありません。それでもLancersでの層獲得収入が1,500万円を超えているのは、資格よりもクライアントとのコミュニケーション力だったり、あるいはスピード感だったりが大切なんじゃないかなと。特にポイントになりそうな点をいくつか、あくまでも自分の主観ではありますが紹介します。

コミュニケーション

別に急にフランクに話せってことではなくて、分からないことは何度も聞くことですね。

自己解釈で進めて「違います」になるのは、クライアント様からの信頼を損ねるとともに、自分自身にとっても時間の無駄になってしまうと思うんですよね。

質問する文章を作成するのなんてそれこそ数分もかからないじゃないですか。その数分、さらには返事までの時間を惜しんで何時間も無駄にするのは勿体ないんじゃないかなと。

スピード感

資格っていわば「強みの一つ」だと思うんですよね。

だから資格以外に強みを持つことも大切だと思うんです。その点ではスピード感は武器になるんじゃないかなと。

例えば「30日納期です」と言われたら、30日に出すんじゃなくてそれよりも早く出すとか。クライアント様からの問い合わせにはできる限り早く返事するとか。Webライターのお仕事っていつでも取り組めますけど、クライアント様の場合、9:00~17:00に稼働しているケースが多いので、その時間内の問い合わせには極力早く返信するとか。

実際、Webライターのお仕事をしているとレスポンスが早ければ、すぐに終わることも多いんですよね。

例えばちょっとした修正指示は、指示が来て「後でやります」ではなく、指示が来てすぐに修正して「終わってます」と告げれば、それで終了ですよね。

何時間も後に「分かりました」と返事をして作業をするよりも、ささっと終えた方がクライアント様としても助かるんじゃないのかなって思いますしね。

柔軟性

「私はこうです」じゃなくて、クライアント様の声に耳を傾け「分かりました、やりましょう」っていう、柔軟な姿勢を見せることも大切かなって。

「言われてないのでやりません」「当初の予定になりのでそちらで対応してください」より、「一ににやっておきましょうか?」と提案する。どちらの方がクライアント様にとって「仕事を依頼したくなるWebライターなのか」ってことですよね。

自分のスタイルを持つことを否定はしませんが、自分のように特にこれといって取柄もないWebライターは、こういった柔軟性も強みとして活かすしかないなって思っています。