綺麗ごと抜きに、やっぱりお仕事って生きていくための物だと思うんですけど、やりがいがあった方が良いのも事実だと思うんですよね。
「生きるために渋々頑張っています」「嫌で嫌で仕方ないけど背に腹は代えられない」より、楽しい・やりがいがあるって感じた方が良いのは言うまでもないとは思うんです。そこでです。Webライターにとってのやりがいについて、語っていきましょう。
結論からお伝えすると「あんまりない」です。
もちろんこれは自分自身の主観なので人によって異なると思うんですが、自分自身はWebライターにやりがいはあんまり感じないですね。もっと効率良く稼げるお仕事があればそれをこなしたいなって思います(苦笑)
ただ、やりがいはないけど向いていない訳ではないって点が本音でしょうか。
副業で初めて、いつしか本業となりましたが向いていないものであれば本業にしていないでしょうし、ここまで続いていないと思うんですよね。だから個人的には「やりがいがない=悪い・向いていない」とかではないと思うんです。
これはWebライターに限った話ではないと思うんですけど、仕事にやりがいがないとしても、プライベートで楽しい時間を過ごして充実した人生を送っている人もいると思うんですよ。…まぁ自分自身が充実した人生かは未知数ですが(苦笑)
だからやりがいはないと思いますけど、ただそれも人それぞれですよね。だから個人的には仕事として割り切って生活のために頑張っているってところでしょうか。
正直、Webライターでやりがいがあるなって思ったことはあまりないんですよね。
でもそれだとあまり参考にならないので、嬉しかったことだったりモチベーションが上がったことについてをいくつか紹介します。
もう本当にシンプルな話ですけど、やっぱり褒められたら嬉しいです(笑)
ましてやWebライターのお仕事ってあんまり褒められることがないんですよね。それもあって、褒められると尚更嬉しいですね。本当に些細なことで嬉しいんですよ。
「助かりました」「いつも頼りにしています」「社内で評判なのでご依頼させていただきました」とか、たとえそれが嘘ではあっても嬉しいですね(笑)
これもシンプルに嬉しいですね。やっぱり割り切っているとはいえ、校正が多いといろいろな気持ちが渦巻きますけど、校正が少なければ自分の武将がしっかりと認められているって認識できるというか。
校正ってダメ出しみたいに思えちゃう部分もあると思うんですよ。
自分自身、今ではもう「校正の人もお仕事」って割り切っていますし、校正を受けたところをしっかりと認識・自覚して次につなげればよいって思っていますけど、当初はやっぱり凹みましたよね。だからこそ、校正が少ない時には単純に嬉しいものです。
これも単純に嬉しいですよね。これまでのお付き合いを評価されての報酬アップは単純に嬉しいです。ただ、そうそうありません(苦笑)
まぁ稀にしかないからこそ嬉しいってのもあるかもしれませんが、やっぱり単純に嬉しいですよね。ましてやクラウドソーシングなんかだと、募集要項では「報酬アップを検討します」って文言が入っていても、実際に報酬アップされることなんてそうそうないですから。
この点に関しては別に報酬アップをしないクライント様が悪いとかではなくて、やっぱり外注Webライターを依頼するクライアント様にとって、「できれば安く抑えたい」って気持ちはよく分かりますし。だからこそ、報酬アップは素直に嬉しいんですよね。
ではなぜWebライターにやりがいを感じないのか。あくまでも個人的な理由ですが、いくつか考えてみました。
Webライターのお仕事ってクライアント様が求める文章の代筆業だってことはこれまでに何度もお伝えしていると思うんですけど、作成したテキストを出すまでがWebライターのお仕事であって、そのテキストがどうなるのかまではこちらの領域ではないんです。
つまり、そのテキストでの結果が見えにくいんですよね。
例えば「作成してもらった記事でアフィリエイト○万円分の利益が出ました」「作成してもらった記事でとにかく商品が売れています・サービス申し込み者が続出しています」といった結果をお伝えいただければ、やりがいも出てくるかもしれません。
「次はもっと」って気持ちが生まれるかもしれません。
あるいはそういった形での出来高払いみたいなシステムなら、自分の想定する以上の結果が出た時にやりがいを感じるかもしれません。
でも、実際にはテキストを出して終わりです。「テキストを出した後のこと」に関しては、こちらの領域ではないんですよね。
自分のお出ししたテキストでどうなっているのか分からない以上、やりがいを持てないのも致し方ない部分かなって気がします。
これは自分自身の環境がそうさせている部分ですけど、Webライターとしてのお仕事は自分にとっては「生活のため」です。だから単刀直入に「ギャランティ(報酬)のため」って割り切りがありますよね。
例えばこれが自分自身がWeb制作会社を運営していて、結果に一喜一憂するって立場であればまた違った感情を抱いていたと思うんです。
でも、先程も言いましたけど、Webライターとしての立場はあくまでも「テキストを出すだけ」で、さらにはそのお仕事の連続です。
自分が作成して入稿したテキストがどうなるのかまではノータッチです。
そもそも、結果如何で報酬が変わるのではなく、あくまでも「記事作成」がお仕事です。
そうすると、記事作成の都度やりがいを感じるのではなく、どうしても「お仕事」として消化していく形になってしまいますよね。
やりがいを感じない理由から考えるに、一つ一つの仕事に最後まで感情移入というか、テキスト作成で終わるのではなく、作成したテキストでもたらす結果に一喜一憂する環境であればやりがいも感じるんじゃないかなと思うんですけど、それはもうWebライターの領域じゃないと思うんですよね。
それこそサイト制作者だったり、あるいはアフィリエイターだったり。だからWebライターとしてやりがいを感じたい人は、そういったジャンルを自ら手掛けたら自ずとやりがいが出てくるんじゃないかなと。