Webライターとして働くなら覚悟しておくべきこと

Webライターって響きは格好良いかもしれませんが、実際には他のお仕事同様、辛い・大変なことも多いです。
そこで、実際にWebライターとして15年活動している自分自身が思っている、Webライターとして働くうえで覚悟しておかなければならないことを紹介します。

Webライターとして働くにあたって覚悟しておくべきこと

Webライターは「文章書いてお金をもらえて羨ましい・格好良い」といった声も聞こえてきますが、実際には他のお仕事同様、お仕事としての責任感と向き合わなければならないもので、決して格好良いお仕事ではありません。

むしろ覚悟しておかなければならないことも多いです。

そこで、ここではWebライターとして覚悟しておくべき点をいくつかご紹介していきましょう。これからWebライターにと考えている人の参考になれば幸いです。

「一攫千金」はほぼ無理

残念ながら、Webライターとして働いて一攫千金を獲得するのは現実的ではありません。

自分自身が本業として取り組んでいるように、ギリギリの生活を送ることは可能かもしれませんが、「タワーマンションの上層階に住む」とか「世界に数台しかないような高級車を乗り回す」といったことは、無理でしょうね（苦笑）

Webライターとして貯めたお金で勝負に出るとかであれば話は変わりますけど、Webライターとして獲得する報酬は一攫千金と呼べるようなものではありません。

ただ、一攫千金ってリスクを取らなければならないこともあると思うんですよ。投資がまさにその代表ですけど、Webライターのお仕事そのものにはリスクはないので、「コツコツ稼ぐ」には向いているのかなとは思いますよ。

やりがい・仕事の喜びは次第に減少していく

「仕事なんてどれもそうだ」って声も聞こえてきそうですが、これまでWebライターのお仕事をこなしていく中で、やりがいや仕事の喜びはあんまりないですね（苦笑）

もちろん初めは嬉しかったですよ。

自分が書いた文章がWebサイトに掲載されているのを見た時には、既にSNS時代で簡単にインターネット上に自分の文章を発表できる時代ではあっても、感慨深いものがありました。ただ、それが当たり前になっていくとやっぱり感動は薄れていくじゃないですか。

ましてやWebライターはあくまでも「代筆」であって、自らで戦略を立てるとかではないんです。

あくまでも「指示通りに文章を書く」お仕事なので、やりがいとか喜びって点ではアフィリエイトとかの方が断然大きいと思いますよ（苦笑）

それに、人から喜ばれるようなお仕事でもないです。だから仕事にやりがいを求めている人、いろんな人から感謝されるようなお仕事・必要とされるお仕事をって考えている人にはWebライターは向いていないですね。

人とのコミュニケーションが希薄

基本的に、Webライターのお仕事って自分一人で完結できてしまうんですよね。

もちろん業態にもよるとは思うんですよ。

最近では正社員のWebライターも増えていますけど、フリーランスのWebライターの場合、他人とのコミュニケーションの機会は希薄ですよね。この点は「それがメリット」だと感じる人もいると思うんですよね。

できれば自分のペースで仕事をしたい、喋るのが面倒、コミュニケーションが得意ではない…とか、そういったタイプの人にとってはWebライターのお仕事は向いていると思いますけど、ただそれが当たり前になってくると、自分自身で他人とのコミュニケーション機会を意識して設けないと、本当に一人です。

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仕事は永遠ではない

これはWebライターというか、フリーランスとして覚悟しておかなければならないことですね。正社員の場合、一つの仕事の終了は次の仕事の始まりを意味しますけど、フリーランスのWebライターの場合、一つのお仕事の終了は文字通り「終了」です。次があるとは限りません。

質の高い文章を納品できたとしても、そもそも相手が外注する必要のない状況であれば継続はありません。それこそ「継続だったらラッキー」くらいに思っていた方が精神的には楽ですよね。

この点は自分自身の実力だけではなく、いろんな要素が絡んでくるのでどうしても「終了」ってものがあるんです。その点も覚悟しなければならないですよね。それこそ「今日一日何もやることがない」って日だって出てくるでしょうし。

何があっても納期を守らなければ次はない

Webライターも人間です。いろいろな事情があるとは思いますけど、それでも一度決まった納期は絶対厳守です。どんな事情があっても納期を過ぎてしまった場合、次はもうないでしょうね。

正社員であれば「事情があるなら仕方ないよね」で許されるかもしれません。

少し怒られるかもしれませんが、それでも「次」が待っていると思うんですよ。

でもフリーランスってそうじゃないんです。あくまでも「即戦力」として求められているのであって、「このフリーランスのWebライターを育てない」って思ってフリーのWebライターに依頼するクライアント様なんてそうそうないと思いますよ（苦笑）

ましてや何度もお伝えしていますけど、Webライターは余っているんです。自分も含めてですけど「代わりはいくらでもいる」状況なんです。

どんな事情であれ「すみません遅れました」は、通用しないですよね。Webライターとして活動するのであれば、副業であれ本業であれとにかく納期を厳守する覚悟は必須ですね。

だからこそ、納期ギリギリで着手するんじゃなくて納期ギリギリで何が起きても良いよう、余裕を持った行動が必要になるってことですが。

視力低下を含めた体調不良

これはもう職業病なんじゃないですかね（苦笑）

自分自身、かなり視力が低下しています。昔は目が良い方でしたけど、今では免許も眼鏡着用です。それもそのはず、一日ずっとPCの画面と向き合っているんです。目に良い訳がないんですよね。

それに視力だけじゃなくて肩や首、腰なんかもやっぱり疲れが出るというか。寝る前にストレッチをするようになったのもそのためですね。背中を伸ばしたり、肩・首を回したり。視力が良くなるとされるツボを押したり（笑）

こういった体調の悪化は覚悟しなければならないでしょうね。副業で取り組むとしてもある程度はPCと向き合うことになるので、やっぱりそれなりに体に負担がかかると思うんですよね。

運動不足もそうですよね。Webライターのお仕事ってPCと向き合っていればできるものではありますけど、裏を返せば体を動かす必要が無いので意識しなければ運動不足が加速していくんです。

ただ、こういった体調の変化に関しては自分自身で対策を立てることができる部分ではありますよね。

自分自身は寝る前にストレッチしたり、スポーツクラブに通って運動不足対策をしていますけど、SNSを見ていると朝散歩・ランニングしているってWebライターもいるみたいですし、やっぱり「自発的に」運動する姿勢が大切ですよね。

それこそ通勤している社員の皆さんは、毎日の通勤っていう「運動」をこなしているんですし。

つぶしがきかないお仕事

Webライターのお仕事って、自分自身で思うのが「このキャリアを活かして他のお仕事に」ってのが難しいんじゃないかなと。

自分自身のいよくしだいなのかもしれませんが、例えば今から転職ってのは難しいでしょうね。とりあえず下記でもちょっと触れているので参考にしてください。

副業として取り組んでいるのであればまだしも、本業になってしまったら、他に道がないのも事実というか。

ここは本当に自分次第だと思いますけど、ただWebライターのお仕事をこなしているだけでは何も膨らまないのも事実というか。その点もあるから副業を推奨しているんですが…。

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