現役Webライターによるいろいろな思い

【一般論ではなく経験談】Webライターで良かったこと・メリットって?

Webライター専業となってかれこれ15年以上は経過していますが、ここまで続けられているのは自分に合っていたからかなと思います。そこで、今回はWebライターのメリットを一般論ではなく、あくまでも「自分視点」でご紹介します。

Webライターのメリット

Webライターのメリットと言われて即答できるものをいくつか挙げてみます。繰り返しになりますが、あくまでも自分視点なので、必ずしも多くのWebライターに当てはまる訳ではないと思います。

Webライターのメリットその1:一人での作業

分からない点を問い合わせたり、指示をもらったり連絡を入れたりといったことはありますけど、作業そのものは基本的に一人なんですよね。

他のお仕事のように「ここはこっちがやるから、そこは貴方が」といったことはなく、あくまでも自分だけなんです。

1つのサイトを制作するにあたって、例えば40個コンテンツを作るとして、20個ずつ分担してってケースはありますけど、他人が作成した文章に肉付けしたりとかってことはないですよね。

あくまでも個人のお仕事って点は、自分に合っているかなって思っています。

複数の人間で共同で作成するってお仕事ではなく、あくまでも自分の領域は個人でってお仕事は、Webライターだけって訳ではないとは思いますけど、Webライターで取り組んでいる中でのお仕事かなとは思います。

もしもこれがいろんな人が絡んで、記事作成の都度いろんな人の手を経由する…ってお仕事だったら、正直ここまでWebライターとして長続きしていないんじゃないかなって思いますね。

Webライターのメリットその2:自分のペースでのお仕事

これはWebライターというか、フリーランス全般に当てはまるのかもしれませんが、Webライターのお仕事は受注した後は問い合わせか納品かなんです。

だから自分のペースでお仕事できますよね。

例えば1日じっくりお仕事に取り組むこともあれば、午前中は出かけて午後からお仕事、あるいは午前中にお仕事をして午後から出かけるとかもできます。

やっぱり生きていくうえで、どうしても仕事中心の生活になるのは仕方ないと思うんです。そもそも「出社する」って行為が自分の時間を削っているって考えることもできますしね。

でも、あくまでも自宅なので、それこそ仕事の合間に晩御飯の買い物や支度をすることもできます。洗濯物を取り込んだりとか、まさに主夫ですよね(笑)

こういった点は自分にとっては結構大きなメリットだなって感じています。

Webライターのメリットその3:人との会話が楽しい

これはちょっと抽象的というか、分かりにくいかもしれませんが、Webライターのお仕事って一人でのお仕事です。

ましてやだれかと喋ることも対面やオンラインでの打合せ以外ではありませんし、そもそもそういった打ち合わせの機会も少ないです。

だから仕事中に「喋る」って行為がほぼないんですよね。

だからこそ、プライベートでの他人とのお喋りが楽しいんですよね(笑)

別に自分自身、無口な方ではないですけど、きっとお仕事でずっと喋らなければならない場合、お仕事以外の場面くらい喋りたくないって思っちゃうんじゃないですかね?

そうすると、プライベートもちょっとまた違ってくると思うんですけど、仕事で誰とも喋らないのでプライベートでは他人との他愛のない会話が楽しいんですよ。

それは妻とはもちろんですけど、スポーツクラブの知り合いもそうですね。

一応自分自身の認識としては夫婦円満なので、それはWebライターのお仕事のおかげなのかもしれないですね。

もしももっと喋らなければならないお仕事だったら、そこでストレスを抱えて「喋る」って行為が「お仕事」みたいに思っていた可能性もありますし。

Webライターのメリットその4:嫌ではないお仕事

自分自身、副業から始めたWebライターですが、Webライターのお仕事が「嫌だな」って思ったことはないんです。

物凄く向いているお仕事なのかって言われると自信を持って「YES!」とは言えませんが、ただ前のお仕事のように「行くのが憂鬱」「自分にはこのお仕事は向いていないな」とか感じることはないんですよね。

もちろんちょっとしたことで「嫌だな」とか「なんでだ」とか思うことはありますけど、それこそ寝て起きても忘れられない嫌な思いとかはないんです。

前のお仕事の時とかは、それこそ休み明けの出社が本当に嫌だなって思ったり、失敗した後や何らかの職場トラブルが起きた後は足が重かったりとかもあったんですよ。

だからそういった感情にならないってことは、自分にとってはメリットなのかなって思いますね。

かつてはメリットだったけど今はそうでもなくなってしまった部分

こんなことを話しても仕方ないかもしれませんが、Webライターのお仕事で「前はよかった」って思う部分は結構あるんです。だから「かつてのメリット」と、今はそうではなくなってしまった部分についても紹介しましょう。

お仕事の難易度

以前もお伝えしましたけど、Google検索エンジンの進化に伴ってWebライターのお仕事も難易度が高くなっているんですよね。

まぁ以前が簡単すぎたった話かもしれませんが、おかげでかつては移動しながらオフラインのノートパソコンでお仕事できましたけど、今は無理ですね。

だからかつては青春18切符で旅をしながらとか、ちょっと電車にのって外出しながらとかお仕事していたんですよ。

青春18切符のシーズンは100名城スタンプラリーのために日帰りしたり、あるいは夜行バスで現地に朝到着してスタンプ押してから1日かけて帰ってきたり(笑)

でも今はオフラインのノートパソコンではほぼお仕事ができないので、こういった機会も減ってしまいましたね。

仕事量

何度か「Webライターのお仕事は減少傾向」だとお伝えしましたけど、以前はお仕事が多かったんです。結局続けられた要因ってそこだと思うんですよね。

それこそ仕事を選ばなければある程度安定していたんですけど、いろいろな理由があって最近はちょっと仕事量が減少傾向ですね。仕事量が減っていると、やっぱり「次、次」って思えないんですよね。

以前はちょっと嫌だなと思ったり、割に合わないなって思ったクライアント様とは一度お仕事をして終わりってこともできましたけど、今ではWebライターのお仕事そのものがとっても貴重なものなので、嫌だなって思うクライアント様とか割に合わないなって思うお仕事でもかなりの妥協を強いられるんですよね。

これは世の中のビジネスマンの多くが感じているであろう部分だと思いますが、裏を返せばそれまでこういった妥協とは無縁だった点こそ、Webライターのメリットだったのかなって思いますね。

選ばれやすかった

かつてはWebライターのお仕事そのものが多かったので、クラウドソーシングでもWebライターのお仕事がたくさんあったんですよ。

その中で、特にランサーズでは始めたのが早かったのもあって、先行者特典的に評価もどんどん増えていったんですよね。それが好循環というか、

多くの評価がある→選ばれやすい→評価が増える→選ばれやすくなる

といった良いサイクルができていたんです。

だからちょっとお仕事が少なくなったなって思ったらランサーズを見て、気になるお仕事に申し込めば、仕事が決まって。

これまであんまり仕事が途切れるってことはなかったんですよね。昔を懐かしがってばかりはいられませんが、昔の業界の仕事量とWebライターの人数のバランスから、選ばれやすかった点はメリットだったなって思いますね。

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