Webライターは誰でもすぐに取り組めるお仕事です。
自宅にいながらにして取り組むこともできるというか、インターネット環境さえあれば場所を問わないので副業としても人気ですね。実際、自分自身も開始当初は副業でした。
資格も不要ですし、誰もが取り組みやすいものです。そんなWebライターですが、自分自身が「これがなければできないな」と思う物、つまり「これがあればWebライターを始めることができる」と感じているものがあります。今回は、Webライターとツールについてお話していきましょう。
結論からお伝えすると、WebライターはGoogleアカウントさえあればとりあえず仕事を開始できるんじゃないかなと思います。
Webライターのお仕事を手助けしてくれるツールは多々ありますが、それらは「あると便利」であって、「無ければ仕事ができない」ものではないんです。
もちろん便利なツールを上手く活用することで、業務効率化となりますが、「仕事を始める」ためにはGoogleアカウントかなと。その理由をいくつか紹介しましょう。
Googleアカウントを開設すると、Gメールを取得できます。このGメールアドレスがあれば、クラウドソーシングに登録できます。
Webライターとして、どう活動するのかは人それぞれだと思いますが、やっぱりまずはクラウドソーシングへの登録は重要かなと。クラウドソーシング、LancersのいずれもGメールで登録できるので、まずはこの2つのクラウドソーシングに登録して、プロフィールを充実させたりお仕事を探したりって流れですよね。
Googleアカウントを取得すると、Googleが用意している様々なサービスの利用が可能になりますが、Webライターとしてよく利用するのはGoogleドキュメントとGoogleスプレッドシートですね。Webライターのお仕事で、この2つは「必須」なんじゃないかなと。
Googleドキュメントに記載して納品ってケースは結構多いですし、記事の管理をスプレッドシートで行っているケースも多いですね。
有料のものだと不安って人もいると思うんですよ。収入を得る前にお金を払うことに抵抗がある人もいるでしょうね。でもドキュメントもスプレッドシートもGoogleアカウントがあれば無料で活用できます。
Googleアカウント以外でとなると、どんな案件を引き受けるか次第ですね。
クライアント様側から「社内の円滑な連絡のためにslackを導入してほしい」とか「連絡はChatworkを使います」といったように、個別に指定されるケースも多いです。
そこで、これまでの15年のWebライター歴の中で、クライアント様からよく名前の挙がるツールをいくつか紹介しましょう。
連絡ツールですね。クラウドソーシングって伝手とかこれまでのキャリアとか関係なしに、いろんな仕事を探せる点はとっても魅力的ですし、そもそもクラウドソーシングってサービスがあるから、Webライターが「始めやすいお仕事」になっていると思うんです。
ただ、クラウドソーシングはクラウドワークスにせよLancersにせよ、メッセージ機能がちょっと不便というか(苦笑)
基本的には個別のやりとりになるので、複数のライターさんを管理しなければならないクライアント様にとっては不便でしょうね。
その点、Chatworkは個別でもグループも可能ですし、メッセージの検索が可能なので、過去ログをスクロールする必要もありません。
大切なメッセージを残したり、さらには引用やタスク化とかいろいろとできるんですよね。ただ、Chatworkは無料で利用できる範囲が決まっている点には注意が必要ですね。
機能に違いはないんですけど、無料版やり取りできる相手の数に上限が決まっているんですね。だからWebライターとしてのキャリアが長くなってくると無料では厳しくなってくると思うんです。
実際、自分も無料ではなく有料版を使用していますが、始めた当初であれば無料版でも問題ないですね。
こちらもChatwork同様、連絡ツールですね。
ChatworkよりSlackの方がいろいろとできることが多い印象ですね。
slackの強みは複数の人間でやり取りしやすい点ですね。クライアント様と個別に話すだけであれば、slackはちょっとオーバースペックかなと思うんですよね。
多くの人がプロジェクトに参加して、さらにはクライアント様にも「校正担当」「構成案作成者」「ディレクター」とかいろいろな方が参加するような場合には、Chatworkよりslackですね。
この二つは優劣ではなく特性の違いですが、Webライターとしては両方入れて使いこなせるようにしておいた方が良いなと思いますね。
クライアント様に「言われたらから入れる」よりも「既に導入済みです」の方が良い印象を与えると思いますし。