現役Webライターによるいろいろな思い

初心者Webライターが記事作成で心がけるべきポイントとは?

Webライターを始めたばかりの初心者は、意識すべき点が多々あります。
副業として始める人、スクールを受けて満を持してWebライターとしての一歩を踏み出す人、何となく稼げる副業を探していてWebライターにたどり着いた人など、Webライター開始に至るプロセスは人それぞれかと思いますが、どんな立場であれ、Webライターのお仕事を始めたばかりの初心者が意識すべき点を、あくまでも自分自身の経験からいくつかレクチャーさせていただきます。

Webライターの初心者が意識すべきポイント

まずはWebライターの初心者が意識しておくべきポイントをいくつか紹介します。

「仕事」であること

これは大前提ですが、Webライターとしての活動は基本的に「引き受けた仕事」です。

自分でブログやnoteを書く、アフィリエイトサイトを作成することは仕事として取り組んでいるとしても、自分自身の自由です。

しかし、Webライターのお仕事を「引き受けた」ら、お仕事です。

クラウドソーシングだと、あっさり仕事が決まるケースもありますが、どのような形で決まった依頼も、仕事です。責任感を持って最後までやり遂げることが何よりも重要です。

だからこそ、仕事が決まる前の段階でしっかりと仕事の内容を聞いておくことも大切です。

クラウドソーシング上で仕事が決まってから内容を見て「やっぱりこれはできません」「思っていたものと違ったので取り消したい」は、不可能ではありませんが自分自身の信頼を損ねます。

Webライターのお仕事はスキルもさることながら、信頼性も重要です。

自分自身、これまで副業・本業合わせると15年以上Webライターのお仕事に取り組んでいますが、その中で納期を超えて出してしまったことは一度もないんです。

でもこれは決して「威張ること」「誇ること」ではなく、当たり前だとおもうんですよね。

クラウドソーシングではあっても、あるいは他のインターネット上の方法ではあっても仕事である点を踏まえ、責任を持って仕事に取り組むことは本当に重要だなって思います。

正解は「クライアントの指示」

Webライターとして引き受けた案件の「正解」は、クライアント様の指示です。

「?」と思うかもしれませんが、Webライターのお仕事は自分の思っていることを文章にするのではなく、クライアント様が求める記事を書くことです。

決してジャーナリストではないんです。

さらに、記事作成のルールはクライアント様が求めるものです。

例えばスクールで習ったライティングスキルと全く違う指示が出たとします。

この場合、どちらが正解なのかといえば「クライアントの指示」です。

クライアントに「指示ではこうありますけど、スクールで習ったことと微妙に違うんですけど」と伝えたところで、煙たがられるだけでしかありません。

仮に「そちらからのご指示では○○でしたけど、自分のスクールでは△△と習ったのでそのようにして記事を作成しました」と告げて記事を出しても「お伝えしたマニュアルに沿って修正してください」と言われるだけでしょう。

これはスクールでの話だけではありません。

「前回のクライアント様ではこう言われました」「他のクライアント様からは◇◇と言われていたのでそのようにしておきました」も、「他のクライアント様は知りません。マニュアルに沿って修正して下さい」となるのがオチです。

そこで「なるほど!そうだったんですね!ではそうしてください」となるケースって、ほぼ有り得ないです。

これは他の記事でもお伝えしましたが、SEOに関して、検索エンジン側からの正式なアナウンスがないからです。

検索エンジンの表示から独自に分析し、それぞれ答えを出しています。

そのため、他と違って当然なんです。

むしろ「他はこうでした」は、自分たちの分析とは違うことを告げてきているだけの「ありがた迷惑」でしかありません。

Webライターのお仕事は「自分の思っていること」ではなく、クライアント様の求める記事を作成することです。この大前提を忘れないよう、気を付けましょう。

少々語弊があるかもしれませんが、クライアント様にとっては「自分たちが正解」なんです。

WordPressで余計なことをしない

これはWordpressに入稿するタイプの案件での話ですが、Wordpressで記事の入稿以外の余計なことは控えましょう。

ライターが記事作成以外できないよう機能を制限しているクライアント様もいますが、いろいろと操作できてしまうクライアント様もいます。

WordPressはクライアント様にとって生命線です。

少し弄るだけで、それまでの努力が水の泡となってしまうこともあります。

何かをしてしまい「すみません、間違えました」と謝っても取り返しのつかないこともあるんです。だからWordpressでは記事作成に関する操作以外は控えましょう。

「WordpressのIDとPASSを教えてもらった」は、記事を直接入稿するためであって、WordPress内の全ての権限を与えてもらったわけではありません。

記事作成以外で初心者Webライターが控えるべきアクション・言動

記事作成時の注意点をいくつか紹介しましたが、記事作成以外でもいくつか気を付けるべき点があります。

「次」を主張しない

これは初心者Webライターだけではなく、自分自身今でも注意するようにしています。

正社員Webライターとかであれば話は別ですが、フリーランスのWebライターであれば、専業・副業を問わずに、案件毎の業務委託契約です。

そのため、「申し訳ありませんでした。次は気を付けます」は、ともすれば失礼なんです。

なぜなら、「次」を決めるのはWebライター側ではなく、クライアント様サイドだからです。

つまり、「次はちゃんとやります」は、クライアント様とすれば「そもそもなんで次があるって決めてるの?」って話なんですよね。

些細なことかもしれませんが、この点は自分自身でも気を付けています。

仮に修正するほどではないミスを指摘された場合、「大変申し訳ございませんでした。もしも再度このような機会を設けて下さった時には留意します」みたいな形ですかね。

正社員であれば当たり前の「次の機会」は、フリーランスのWebライターにとっては当たり前ではないんです。

この点は初心者の方は気を付けた方が良いかなと。

クライアント様からの印象だけではなく、自分自身の意識として「フリーランスのWebライターは、安易に次があると思わない」って自覚することも大切ですし。

自己解釈する

これは自分自身も慣れていない時はやりがちでした(苦笑)

マニュアルだったり指示書を見て、「分からない」ってほどではないものの、ちょっと分かりにくい、あるいは紛らわしい。

そういった時、自己解釈で記事作成を進めてしまったこともありましたが、これは控えた方が良いです。

「確実」「絶対にそうだ」と自分自身で確信を持てること以外は、面倒ではあってもクライアント様に直接問い合わせましょう。

問い合わせると、返事を待つまで時間がかかるので面倒、あるいはタイパが落ちるので嫌だって人もいると思います。

その気持ちは物凄く分かるんです。

Webライターってお仕事は、どれだけ効率よく記事を作るかが収入に直結する部分なのでできればスピード感を持って記事作成を進めたいって気持ちは本当によく分かります。

ただ、曖昧な解釈のまま記事作成を行って自分の解釈が間違っていた場合、やり直しです。それこそタイパが悪化します。

クライアント様とすればこちらが間違えたことなんて関係ありません。

求めているのは記事だけです。

結局は時間の無駄になってしまうので、自己解釈は絶対に控えましょう。

音楽を聴きながらの作業

これは個人差がある部分だと思うんですけど、個人的にはあんまり推奨できないですね。

BGMだけであればまだ良いかもしれませんが、歌詞が入っているものは、BGMとしては集中力が落ちたり聞き込んでしまうと、タイピングではなく「聴く」に力が入ってしまうんですよね。

それにWebライターの記事作成のお仕事って自分自身の頭の中でもいろいろと文字を思い浮かべるじゃないですか。

だから歌詞入りの音楽を聴いていると紛らわしくなるというか(苦笑)

これは本当に個人差のある部分なので、「BGMある方が筆が進む」って人もいるとは思いますが、個人的には初心者はおろか、今でも控えていますね。

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