これまでWebライター専業で15年以上活動してきた自分ですが、元々は副業で開始したことは、これまで何度かお伝えさせていただきました。
ただ、今から副業を始めるのであれば、おそらく選んでいないかなって思っています。その理由はWebライターのお仕事が全体的に減少傾向にある点です。
クラウドソーシングを見ると顕著です。ただ、PCを使って何らかの副業をと考えている人にとっては、Webライターにこだわる必要はないはずです。そこで、これまでの経験から、パソコンでできる副業について、自分なりの考えを紹介していきましょう。
自分自身が本業として取り組んでいるWebライターですけど、今から副業をと考えたら、Webライター以外の方が良いんじゃないかなと(苦笑)
文章を書いてお金を稼ぎたいって人も、その方法ってWebライターだけに限った話じゃないんですよね。
自分が副業として開始した2010年前後は、まだまだ「文章を書いてお金を稼ぐ」がWebライターかアフィリエイトしかなかったんです。
しかも、当時のアフィリエイトって始めるための敷居が高かったんですよね。
今でこそnoteやはてなブログのように、文章「だけ」でもアフィリエイトを開始できる土壌が出来上がっていますけど、2010年当時はアフィリエイトをと思ったら、無料ブログレンタルサービスでは難しかったので、自分でサーバーをレンタルして、さらにはサイトを構築しなければならなかったんです。
既にWordpressもあったんですけど、今のように「弄っていればそれなりの形になる」ようなものではなく、それなりに知識がなければ形にならないというか。
その点ではWordpressも進歩しているなって思いますね。
いずれにせよ、当時はアフィリエイトのハードルが高かったので、「文章を書いてお金にする」の選択肢がWebライターしかなかったんです。
ただ、今は他にもいろんな方法があります。むしろ可能性という点では、Webライター以上のものが多々ありますよね。
例えばX(旧twitter)。
有料化すると、インプレッションで収入が発生します。
さらにはサブスクリプションで月額で固定費用を稼ぐこともできますね。アフィリエイトだってSNSと連動させることもできますし、それこそYouTubeだって別に顔を出してバラエティ企画を行わなくとも、テキストだけのものもありますよね。
いろんな選択肢があるからこそ、Webライターだけに固執する必要はないんじゃないかなと思うんです。
もしも友人や知人から「パソコンでできる副業を探している」と相談を受けたら、まずはその人の副業の理想を聞いて考えるので、一概にWebライターをおすすめするとかしないとは言えないですよね。
スマートフォンだけでは難しいですが、パソコンを使えばできる副業は多々あります。
だから、「今から」って考えた時、よほどのこだわりがない限りはWebライターに固執する必要ないんじゃないかなと思うんですよね。
パっと思い浮かぶのでこういったものでしょうかね。
もちろんまだまだ他にもいろいろとありますけど、「Webライターと比べてどうなのか」って点から紹介していきましょう。
アフィリエイトは、自分が宣伝した物が売れたら成果報酬を得られるシステムです。
かつては「自分のホームページを作る」のハードルが高かったので、アフィリエイトのハードルも高かったものの、今ではSNSでもできるのでハードルは低くなっています。
ただし、ハードルが低くなって競合が増えたので、稼ぐためにはそれなりの知識が必要ですね。
アフィリエイトに関しては、物を売るための文才も大切ではありますが、それ以上に「集客」が重要です。それに、成果報酬なので必ずしも報酬を得られるとは限りません。
頑張ったけど、結局あまり稼げなくて辞めてしまったって人も多いですしね。
これは副業で簡単になれるものじゃない…って思うかもしれませんが、長期的展望に立ち、かつ自分自身が有名になりたいって考えている人には結構マッチしていると思いますよ。
ただ、アフィリエイト同様でどれだけの報酬を獲得できるかは未知数です。
何かのきっかけで大きな知名度を獲得できればWebライターとは比べ物にならない報酬を手にできますが、なかなか上手くいかなければ、それこそ「取り組んだものの、1円も稼げなかった」で終わってしまう可能性もあります。
ただ、自分自身がこだわりを持っているジャンルや、他の人よりも強みだなって思う部分があれば、取り組んでみるのも面白いんじゃないかなと。
これはテキストを書くだけではなくて、動画編集能力も必要ではありますが、動画編集の勉強を兼ねてチャレンジしてみるのも良いんじゃないですかね。
動画編集ができるようになれば、Webライターだけではなく、動画編集のお仕事を引き受けることもできるじゃないですか。
自分自身で収益を目指して動画を作るだけではなくて選択肢が増えるって点、さらにはクラウドソーシング等で動画編集のお仕事を引き受けた場合、Webライター同様「確定報酬」を手にできます。
仮にですけど、自分でチャレンジしたYouTubeがそこまで稼げないとしても、スキルを手に入れることができるって割り切れますよね。
テキストコンテンツよりも動画コンテンツの方が主流となっている点、さらには今後も動画の重要性が低下する可能性が低いことを考えると「スキル習得」って点を含めてもおすすめの方法ですね。
これは他とは違って初期費用が必要です。
有料会員でなければスタートラインに立つことができませんし、有料会員になった後、フォロワー500人、3ヶ月以内の投稿インプレッションが500万を突破することです。
これだけですと決行厳しい条件に思うかもしれませんが、Xってパソコンではなくスマートフォンでもできますよね。
例えば投稿だけであれば通勤時だってできるんです。
それに、Xのユーザーが多いのは22:00~深夜2:00って言われていますね。この時間の方が多くのユーザーが動いているので、多くの人の目に触れやすいと。
副業であればこの時間に稼働できる人もいるんじゃないですかね?それに収益化だけではなく、Xを上手く活用して、例えば自分のYouTubeやアフィリエイトサイトに誘導したりって形で活用することもできますね。
これはX以上に初期費用が必要になりますね。
それに、定期的に転売で利益を得るためには、決して難しくないとはいえ古物商の認可を取得する必要があります。
ただし、波に乗れば稼げるのも事実なんですよ。
ただ、転売で稼ぐためにはそれなりの情報収集が必要です。むしろ情報収集の方が時間がかかると思いますよ。
もちろん売れたら梱包・発送といった作業も必要になりますし、パソコン作業以外で、ある程度リアルに手間がかかります。
在庫管理だとかいろいろとありますけど、「仕入れたものがどれだけ売れるのか」といったゲーム感覚もあるので、副業で取り組むには良いんじゃないかなと。
いくつかの副業をしょうかいさせていただきましたが、それらの副業と比較してWebライターが優れている点は「堅実性」「確実性」かなと思います。
今回紹介したパソコンでできる副業の多くが、成果報酬的なものばかりなんです。
でもWebライターだけは、クライアント様からご依頼を受け、文章を作成してお出しする。
これで「完結」なんです。
クライアント様がWebライターに依頼を出すのは、その文章で「何か」をするからです。
でも、Webライターはその成果までは無関係です。
例えばアフィリエイトの記事のご依頼を受けて、自分の記事で多くの売り上げを記録しても、逆にまったく売り上げにならなかったとしても、Webライターは定められた金額を受け取ることができます。
「売れたら報酬を支払います」「アクセス増えたら報酬を支払います」ではないんです。
だからこそ、堅実・確実だと思います。
他の方法は、Webライターとして得られる報酬よりも大きな報酬を獲得できる可能性を秘めています。
それこそYouTubeがバズったら、Webライターの何万文字分もの報酬を得ることができるんです。ただ、それはあくまでも「可能性」ですよね。
Webライターが手にできるのは、結果云々ではなく、あくまでも契約した文字単価分の原稿料のみです。
だから副業を考えている人は、コツコツ確実に稼ぐか、それとも大きな可能性に賭けるかって点から考える必要がありますね。