現役Webライターによるいろいろな思い

Lancers(ランサーズ)はオワコン?現役Webライターの見解!

Webライターにとって、クラウドソーシングの存在はとても心強いものです。
むしろクラウドソーシングがなければ、フリーランスのWebライターとしての活動はかなり幅が狭まるんじゃないかなと思うんです。
そんなクラウドソーシングの「両巨頭」といえばクラウドワークスとLancers(ランサーズ)です。
自分自身、初めに登録したのがLancersだったのでLancersにはかなりお世話になっていますし、このサイト名にあるように、Lancersでの総獲得収入は1500万円を超えています。本当にLancers様様ですが、一方でLancersのWebライターの募集案件は減少傾向です。
そのため「Lancers(ランサーズ)はオワコン」との声も聞こえてきていますが、実際のところはどうなのか、現役のWebライターとして思ったことを述べていきます。

Lancers(ランサーズ)がオワコンではなくWebライターがオワコン?

個人的に思うのは、LancersではなくWebライターがオワコンなのでは…と(苦笑)

そもそもLancersって株式上場しているんですよね。

Webライターのカテゴリーを見ると、かつてと比べるとお仕事は減少傾向ですが、その他のお仕事に関しては分からないので比較できないんですよね。

他の業種も全般的にお仕事が減っているとすれば「Lancersはオワコン」って評価も分からなくはないんですけど、仕事に対して多くの応募者がいる現状を踏まえると、オワコンって評価は違うかな…と。どのカテゴリーでも仕事もなければ応募者もいない。

そんな状況ならまさに「オワコン」なんでしょう。実際、名前は出しませんが、そういった状況に陥っている、かつてお世話になっていたサービスはあります。だからLancersも決して対岸の火事ではないのかもしれませんが、少なくとも「オワコン」ではないかなと。

Lancersがオワコンと言われているその理由とは?Webライターの考察

実際にはLancersはオワコンではないと思っていますが、なぜLancersがオワコンと囁かれているのか、その理由をいくつかWebライターとして考察してみました。

なかなか仕事が取れない

これは自分自身もそうですけど、なかなか仕事が取れなくなってきていますね。

その理由は自分自身のスキルの問題もあると思いますが、それ以上に需要と供給のバランスですね。

具体的には、仕事の案件に対して応募するWebライターが多いです。

そうすると、仕事を取れない側としては悔しさとか諦めとかいろんな気持ちが錯綜すると思うんですよ。

その捨て台詞的に「Lancersはオワコン」って吹聴している方もいるかもしれません。

一度だけならともかく、何度応募してもなかなか選ばれないとなれば、さらにはWebライターの案件そのものが減少傾向にあるとなれば、オワコンだって言いたくなる気持ちも分からなくはありませんが…。

タスク作業でライティング案件がほぼない

クラウドワークスにもLancersにもそれぞれ「タスク」と呼ばれているカテゴリーがありますね。

こちらは応募して選ばれるのではなくて、早い者順で仕事ができるシステムです。

Webライターのライティング案件同様、タスク案件のライティング案件もかなり減少しているなと実感していますので、タスク案件をメインでこなしていたWebライターさんからすると、「オワコン」に感じるのも不思議ではないかなと。

タスク案件のメリットは、やっぱり「早い者順で仕事を受けることができる」点にあると思うんですよ。

プロジェクト案件だと応募分を記載して、申し込んで選ばれるのを待つしかありません。でもタスクならそれこそ実績なんて関係ありません。

まぁ多くのタスクが「タスク実績95%」にしていると思うんですけど、これはそこまで難しいものではないですしね。

それこそ登録したばかりでも、アンケートのタスク案件を1件こなして認められれば100%ですしね。

それこそクラウドワークスにせよLancersにせよスマートフォンのアプリの通知をONにして、通知がきたらすぐに見てタスクに申し込めばとりあえず仕事は「受注」となりますよね。

自分自身も昔はもう少し作業する余力があるとか、もうちょい稼ぎたいなって時にお世話になっていましたけど、今ではもうタスク案件をこなすことはなくなりましたね。

それはいろいろな理由がありますけど、やっぱり単純にタスク作業のライティング案件が少なくなっているので、仕事を探すだけでも時間がかかるってのがあります。

だからタスク作業を見て「Lancersはオワコン」って言う人の気持ちは分からなくはないですね。

クラウドワークスとの比較

かつてはいろいろとあったクラウドソーシングですが、今現在、Webライターとして活用しているのはもうクラウドワークスとLancersの二つです。

それ以外のサービスこそオワコンのような状況となってしまっていますが、健在の二つは何かと比較されやすいと思うんですよね。

他の案件は分かりませんが、Webライターの案件だけを見れば、クラウドワークスの方が多いのは事実です。

同一業種だとどうしても比較されるので、「クラウドワークスと比較して」Lancersがオワコンだって思われている部分はあるのかもしれないですね。

ただ、クラウドワークスの方が案件だけじゃなく、応募も多いです(苦笑)

その点では、よほどハイスキル・ハイスペックのWebライターさん以外の「選ばれにくさ」はあんまり変わらないんじゃないかなと思いますが。

WebライターとしてLancersで稼ぐためには?

WebライターとしてLancersで稼ぐためには禅問答的な答えですが「クライアント様が求めるスキルを持つ」に尽きるんですよね。結局のところ、Webライターってクライアント様の「代筆業」なんです。

自分自身の思っていることを伝えるジャーナリストではないんです。だからクライアント様に「選ばれること」が大切ですよね。

じゃあ選ばれる理由は何かって言ったら、そこはもうWebライターってだけではなくてフリーランスというか、ビジネス全般に言えますけど自分自身のスキルも大切ですし、運もありますよね。

それこそ応募を掛けた際、自分自身が一番クライアント様の理想に近いWebライターであれば選ばれますけど、他にもっと素晴らしいスキルを持つWebライターがいればそちらが選ばれるでしょうし。

結局、定期的に案件をチェックし、自分自身が書けそうなものであれば応募要件を満たせるように応募するってことでしょうね。

あまり厳選というか、「100%合致するものじゃないと応募しない」ではなく、ある程度できそうなものは積極的に応募した方が良いと思うんですよ。

というのも、先ほども言いましたけど結局は運の要素もあるんです。

自分自身のスキルは絶対的に評価されるものではなくて、相対的というか、「他の応募者との比較」になるので、例え自分自身がそこまで自信を持っているジャンルではないとしても、それこそ他に応募者がいない、あるいは自分自身がそのジャンルの知見を最も持つと判断されたのであれば選ばれるんですよね。

だからこの点に関しては「こうすれば選ばれる」ってのはなかなか言えないというか。

結局「振らなきゃ当たらない」なので、「どうせ応募したところで選ばれないから、応募文を考える時間の無駄」みたいに考えてしまう人もいるかもしれませんが、リピートは別として、応募しなければよほど高名なWebライターではない限り、クライアント様からいきなり「仕事をしてください」と頼まれることはないんです。

であれば、結局「応募を続ける」しかないのがWebライターの実情なんじゃないかなと。

応募が面倒だけど、でも文章作成で稼ぎたいってことであればWebライターよりもアフィリエイトの方が向いていると思いますよ。

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