Webライター専業として生計を立てている身ではありますが、個人的には専業よりも副業に向いているお仕事だなって思っています。自分自身が専業としてWebライターに取り組んでいる理由はまた別の機会でお話させていただくとして、実際に専業でWebライターに取り組むメリットはあるのか、今回はこの点を自分自身の主観で語っていきましょう。
あくまでも「自分自身が感じた」Webライターに専業で取り組むメリットを紹介します。
全てのクライアント様って訳ではないんですけど、募集の際に副業か専業かの設問がある時、当然「専業」と記載しますが、その場合のリアクションは結構良いんですよね。
仕事を依頼するクライアント様からすると、専業の方がリアクションが良かったり責任感が強かったりってことみたいですね。ちょっとお付き合いのあるクライアント様から聞くのは、「無断で連絡取れなくなる人が多い」と。
個人的には、専任でも急に連絡取れなくなる人はいるんじゃないかなと思いますが(苦笑)
ただ、そういった点は抜きに「専業だから責任感がある」「専業だからいつでも連絡が取れる」って思ってもらえるって点はメリットなんじゃないかなと。
これも専業で取り組んでいるメリットといえばメリットですね。
この点に関してはいずれもっと詳しく、掘り下げてお伝えしようとは思いますけど、Webライター専任ってことで大阪文化芸能国民組合への加入資格があったんですよね。
おかげで国民健康保険の料金はかなり抑えられています。むしろこれに加入していなかったら生活できないんじゃないかってレベルですよね(苦笑)
それまで月額60,000円くらいで10回支払うから、年間にするとおよそ60万円くらいだった国民健康保険が、月額25,000円。ただしこちらは通年で支払うので30万円くらいですか。
ほぼ半額になっている計算ですね。
ただ、これはWebライター専業である点に加えて、住んでいる地域にも条件があるんです。
「大阪文化芸能国民組合」って名称なので大阪だけって思うかもしれませんけど、大阪や関西圏に加えて、いくつかのエリアが対象なんです。
例えば東京だと全域ですね。神奈川の場合、横浜、鎌倉、相模原、千葉だと浦安。静岡だと函南町のみ。選定基準はよく分かりませんが、自分は横浜に住んでいるので対象区域だったんです。
ここら辺に関しては、詳しい話は大阪文化芸能国民組合の公式ホームページを見てもらうとして、加入できたことは本当にメリットです。ただ、もしも自分が大阪文化芸能国民組合の対象地域に住んでいなかった場合、当然ですけどこれはメリットとしては挙げられないですよね。
これも「自分にとって」ですけど、副業で取り組んでいた時は、やっぱり「あくまでも副業」の意識があったんです。でも本業になったら甘えは許されない…は大げさですけど、仕事というよりも仕事獲得に本腰を入れるようになりましたよね。
本業の時はあくまでも「本業の傍ら」で良かったんです。
極論ですけど、Webライターとしてのお仕事がなくなってしまったとしても収入はある程度あったんです。でもWebライターを本業にしてからは、Webライターとして仕事を確保できなければ収入が発生しないんです。その点ではもう必死ですよね(苦笑)
自分自身、夏休みの宿題は「後で後で」を繰り返してギリギリになってやるタイプだったので、専業となって尻に火がついて必死になれた部分はありますよね。
ただ、これは別に計画的な人や仕事への意欲が高い人であれば副業の時から実践できることなのかなとも思いますが(苦笑)
Webライターに専業で取り組むメリットは、大阪文化芸能国民組合加入以外はそこまで大きなものではないと思うんですよね。むしろ最後に紹介した意欲の問題は、副業であっても発揮した方が良いものだと思うんですよ(苦笑)
実際、自分自身Webライターを本業としたことで思ったのは、やっぱりWebライターは副業の方が丁度良いなってことなんですよね。この点に関してはいくつか理由があるんですが、単純にスキルアップが難しい点や仕事が不安定な点ですよね。
その点はこちらでも語らせていただいています。
不安定さはフリーランスであれば誰もが感じるデメリットだとは思うんですけど、仕事によってはスキルアップできると思うんですよ。
でもWebライターのお仕事って、正直あんまりスキルアップの道がないんですよね。
つまり、どれだけWebライターをこなしても、Webライター以外の道が見えにくいんです。この点は詳しくはこちらで詳しく語っているので興味のある方はこちらもご覧ください。
いずれにせよ、やっぱり副業で取り組むくらいが丁度良いんじゃないかなって思います。
個人的にはWebライターは副業ってスタイルが適しているお仕事かなって思っていますが、それでも本業でWebライターに取り組みたい人もいるのではないでしょうか。
その場合、何が必要になるのか、個人的に「これは大切だな」って点をいくつかご紹介しましょう。
Webライター以外での収入は、これからWebライターを本業・専業にって考えているなら必須かなって思っています。これは生活のためってのもありますけど、他の収入源があった方が余裕を持ってWebライターのお仕事に取り組めると思うんですよね。
自分自身、結局Webライターだけで頑張ってきましたが、仕事が多い時はいいんです。でも、仕事が少ない時にはどうしても不安に襲われます。
さらには生活がかかっている・仕事がないってことで、これまで引き受けてこなかったジャンルのお仕事に申し込んで、結局思うような評価を得られなかったってケースもあります。
だから余裕を損なわないためにも、何でも良いのでWebライター以外での収入源があった方が良いかなと思いますね。
今から専業・本業としてWebライターに取り組むなら必須なんじゃないかなと思います。
クラウドソーシングのWebライター案件が減少傾向にあるんです。
かつてのように「クラウドソーシングに登録して、ひたすら案件をチェックする」だけでは、なかなかお仕事にありつけないですよね。
だからこそ、X(旧twitter)やnoteにアカウントを作成したり、それこそYouTubeでもいいですよね。
実際XでWebライターのお仕事を募集している人もいますし、Xで知名度を獲得することで、強みとなってWebライターのお仕事を取りやすくなる可能性もあります。
それにXやYouTubeって収益化も可能ですよね。YouTubeは今更説明する必要ありませんが、Xも有料アカウントにすることで収益化を狙えます。
ここら辺はWebライターとして仕事獲得の幅を広げるってだけではなくて、収益にも直結する部分なので、必要になってくる部分なんじゃないかなと思いますね。
正直、Webライターのお仕事が今後増えるって可能性は低いんじゃないかなって思っているんです。全くなくなることはないとしても、かつてのように自分程度のWebライターでも生活に困らないくらいの仕事を確保するのは難しいんじゃないかなと。
だからWebライターだけに固執するんじゃなくて、いろんなお仕事を視野に入れるというか、Webライターに取り組みつつ、時代のトレンドを見極めて自分にマッチしそうなものや興味のあるものには積極的に取り組んでみるアクティブな姿勢も大切になるんじゃないかなって。
「何が何でもWebライター!」じゃなくて、視野を広げると言いますか。もちろんこれは自分自身にも当てはまりますけど、将来的な展望もある程度は見据えてWebライターに取り組んだ方が良いんじゃないかなと。
既に「斜陽」である点は間違いないと思うので、その点を踏まえて、Webライターとしてどう向き合うのか。これが大きなテーマになってくるんじゃないかなと。