現役Webライターによるいろいろな思い

Webライターのお仕事が主夫・主婦向けって言われている理由は?

Webライターのお仕事は、「主夫・主婦向け」として紹介されるケースも多いです。もちろん主婦だけではなく、資格不要で取り組める仕事なので主夫・主婦だけではなく、誰もが取り組めるお仕事ではありますが、自分自身でも主夫・主婦向けだなと思うことは多々あります。

むしろ妻がフルタイムで外で働いているため、気付けば主夫になっていました。ここでは経験談として、なぜWebライターが主夫・主婦向けなのかを語っていこうと思います。

Webライターが主婦・主夫向けとされている理由

巷で言われているように、Webライターは主婦・主夫のライフスタイルとマッチしているなと思います。
自分自身もほぼ主夫のような状況となっているので尚更思います。なぜそう思うのか、その具体的な理由を紹介していきましょう。

家事との両立ができる

家事が大変な理由はいくつかありますけど、家を離れることができないって点があると思うんですよね。

自分は子どもはいませんが、例えば料理する時、火を使うものだと長時間外に出るのは危険ですよね。でもWebライターなら、例えば一つのセクションを作成する毎に「ちょっと家事」ができるんです。

300文字作成する毎にキッチンと往復したり、あるいはなかなか思うような文章が出てこない時、ちょっと煮詰まっている時には掃除機かけたり、洗濯物を取り込んだり。

落ち込んでいる時には気分転換に献立の買い物に出かけたり(笑)

こういった主夫・主婦の日常生活に、Webライターの仕事を落とし込みやすいんですよね。

もちろん子どもがいればまた状況も変わるとは思いますが、「長時間家を空けることができない」立場の人間にとって、Webライターのお仕事は何かと都合が良いなって思いますね。

クライアントの多くは平日昼に稼働している

Webライターのお仕事は、自由に取り組める点が特徴ではあるんですけど、Webライターに仕事をくれるクライアント様の多くは平日昼間に稼働しているんですよね。

自分の場合で言えば、ほぼすべてが平日昼間に稼働しています。だから連絡が来るのは平日の昼間ですし、問い合わせに反応してくれるのも平日の昼間です。

テキスト作成「だけ」であれば、クライアント様の営業時間を気にする必要はありません。

ただ、問い合わせだったり、それこそ案件の相談がきたりはやっぱり平日の昼間です。そういった時、いち早く反応できるんじゃないですかね。

副業の場合、「平日の夜と土日だけWebライターのお仕事をする」になってしまうと思いますが、この場合、自分が稼働している時間に問い合わせのメッセージを送ることができても、クライアント様からの返事は次の日の昼、土日に問い合わせたら週明けになっちゃうんですよね。

勿論納期の範囲内であれば問い合わせに時間がかかっても悪いことではないんですけど、ただスピーディーにやり取り出来た方が仕事の効率も高まるので、クライアント様と平日の昼間に連絡を取ることができる環境にある主婦・主夫とWebライターのお仕事の相性は良いんじゃないかなと。

必要なものは「PCのみ」

家でできるお仕事ではあっても、初期費用がかかるものだとやっぱり抵抗感があると思うんですよ。

でもWebライターのお仕事ってパソコンさえあれば開始できるので、一般的な主婦・主夫でも取り組めるんじゃないかなと。

細かい話をすれば、あると便利なツールも多々ありますけど、ただそれはパソコンっていう大前提あってこそで、パソコンそのものがなければ入手できないですしね。それにパソコンもそこまでハイスペックなものである必要ないと思うんですよ。

実際、自分が使っているパソコンは調べたら2014年に購入したものなんですよね。

確かにブラウザを何ページも開くとちょっと重くなりますけど、Webライターのお仕事で使用している限りでは不便だなって思ったことはないんですよね。

だからもしも「Webライターのお仕事に興味はあるけど、でもパソコンがない」って方は、中古で2014年のパソコンを購入しても取り組めるんじゃないかなと(笑)

動画編集だとさすがに厳しいスペックだと思いますが、Webライターであればそれでもいいんじゃないかなと思いますけどね。

主婦・主夫とマッチしているけどデメリットもある

Webライターのお仕事は主婦・主夫のライフスタイルに落とし込みやすいとは思います。
ただ、決してデメリットがない訳ではないんですよね。ここでは主婦・主夫がWebライターに取り組むうえでのデメリットをいくつかご紹介します。

タイパがいいとは限らない

Webライターのお仕事も多種多様なので一概に言えない部分もありますけど、タイパが良いものばかりとは限らないですよね。ライフスタイルに合致するので、主婦・主夫として家事や育児を優先したい場合、相性抜群ですけど時給換算したら外で働いた方が良いんじゃないかってお仕事もありますよね。

特に開始初期は、どうしても単価の低いお仕事で実績を積むしかないので、時給換算すれば、外で働いた方が良いケースも出てくるでしょうね。

この点は「お金を稼ぐ」か「家事」のどちらを優先するかだとは思いますけど、ある程度稼ぎたいって思っている場合には、デメリットになってしまう部分かなと。

外に出なくなる

これは「外に出なくても全く気にならない」って人にとってはデメリットではないと思いますけど、自分はデメリットかなって思っています。

その点を補うために、リフレッシュもかねて近くのスーパーに買い物に行ったりしていますけど、長時間外出ができない状況ではあっても、ずっと家の中にいると閉塞感が出てくるかなと。

この点は自分自身の行動次第でいくらでも改善できるものではありますけど、個人的にはデメリットに感じる部分なんですよね。それこそ仕事が多い時には、何日も家にこもるってケースもありますけど、時には外の空気を吸わないとストレスになっていくんですよね。

世相に疎くなる

これも「気にならない」って人もいるかもしれませんが、外に出ない・人と接しないで、次第に世相から疎くなると言いますか(苦笑)

別に流行の芸能人とか人気のアイドルとかってことだけじゃなくて、やっぱり身内以外の人間と接することで、いろんなことを知れるじゃないですか。

もちろんネットで知ることもできますけど、SNSの情報って玉石混交ですしね。

それに、ネットにはいろんな情報がありますけど、自分の興味のある情報ばかりが目に入るじゃないですか。

自分の興味の無い情報ってあんまり目に入らないですし、敢えて調べようとも思わないですよね。でも外で人と喋っていると、興味の無いことも耳に入ってきたりするんです。

そういったことが、自分の世界を広げたり、それこそWebライターとしてだけではなく、ビジネスのヒントになるケースだってあるかもしれないですよね。

そういった「外との接触機会」がなくなる点は、主婦・主夫がWebライターに取り組むデメリットかなって。副業だと本業でいくらでも他の人との接点が持てますしね。

ライフスタイルが乱れやすい

副業でWebライターに取り組んでいる場合、本業ありきだと思うんですよ。本業を疎かにしてまでWebライターのお仕事に取り組むって人はあんまりいないと思うんですよね。

ちょっと夜更かししてWebライターのお仕事に取り組んだとしても、次の日がお仕事なら朝早く起きて出社すると思うんです。

でも、主婦・主夫がWebライターになると早起きの必要がなくなってくるんですよね(苦笑)

実際、自分もどうしても夜更かししやすいです。

クライアント様が平日昼に稼働しているとお伝えしましたけど、朝一で連絡をいただくことってあんまりないんですよ。

そうすると、「早起きする必要がない」になるんですよね。平日昼間に稼働することで、クライアント様とスピーティーなコミュニケーションを取れる点はメリットです。この点は間違いないんですけど、そこまで頻繁に連絡が来るタイプではないクライアント様もいます。

そうすると、仕事そのものは好きな時にできるので、「早起きしなくても良い」気持ちが、夜更かしをさせてしまうんですよね…。

しかも夜更かししている時って不思議なもので、時間が経つのが早いですよね(苦笑)

寝る前にちょっとYouTubeをなんて思ったら、いつの間にか何時間も経っていて…なんてケースは多々あるので、夜更かししないようにって強く意識しての生活を心がけています。