Webライターを副業で始めたのが2009年くらい、そして本業としたのが2014年前後ですが、後悔したことは多々あります。
後悔の形もいろいろとあると思いますが、ここではWebライターを本業・専業にして後悔したことをいくつか紹介していきましょう。
副業として始めたWebライターを15年以上継続していることを考えると、それなりに自分にマッチしていたのかなとは思うんですけど、「後悔していることなんて何もない」とは胸を張って言えないですよね。
そこで、Webライターを本業にして後悔したことをいくつかご紹介します。
Webライターで生計を立てている以上、仕方ないことではありますが案件がないと本当に不安です。夜寝る時に「どうしよう…」みたいな不安に襲われることもありますよね(苦笑)
さらに言えば、副業として取り組んでいればこういった不安もなかったのにな…と後悔することもあります。
副業で取り組んでいた時であれば、Webライターとしての案件がないとしても「収入が減るだけ」ですよね。あくまでも本業で収入を得ていたんですから。
だから「収入ゼロ」にはならないんですけど、本業で取り組んでいる場合、Webライターとしてのお仕事がなければ収入ゼロになっちゃうんです。
案件が無いだけではなく、少ないときでも同様ですよね。
こういった時にはどうしても後悔する気持ちが出ちゃいますけど、ポジティブに考えるならこういった後悔をしないためにも、Webライターとして頑張らないとなって気持ちを持つというか(苦笑)
案件がなくならないよう、仕事が終わりそうなときには新しい仕事との出会いを期待したりとか、しっかりとマネージメントしないとなって思っています。
最近、賃上げのニュースが増えているじゃないですか。
あのニュースを目の当りにする度に「自分には関係ないしな」って思いと、「あのまま社員として働いていたら賃上げのメリットを受けれていたのかな」とか、「Webライター以外のお仕事なら賃上げしてもらえていたのかな」とか、いろいろと思う部分はありますね。
こればかりはどうしても「隣の芝生は青く見える」じゃないですけど、自分が享受できないことに対しては後悔の念を抱きやすい部分があるのは本音ですよね。
もちろん自分があくまでもWebライターに取り組んでいた場合でも、賃上げの恩恵を受けれたのかはわからないですけど、やっぱり単純に賃上げのニュースは羨ましいです。
正社員として働きつつ、副業でWebライターに取り組んでいた時は有給休暇がありました。
割と自由に取得できる企業だったのもあって、よく使用させてもらっていました。
でもWebライターには有給休暇なんてありません。
正社員とフリーランスでいろんな比較が行われていると思いますけど、有給休暇はやっぱり魅力的だと思うんですよね。
妻も一応正社員で働いているんですが、有給休暇を取得して休んだり、用事を済ませたりしているのを見ると羨ましさと後悔とでいろんな気持ちが錯綜しますよね(苦笑)
これは有給休暇だけではなくて、慶弔なんかもそうですね。
正社員の「休んでもお給料が変わらない」って、フリーランスのWebライターからすると物凄く羨ましい部分で、自分が手放してしまったことに対してものすごく大きな後悔がありますね。
これも後悔しましたね。
Webライターだけではなく、他のフリーランスの方もだと思うんですけど、体調不良で納期に間に合わない時って謝るしかできないんです。
さらに言えば、謝ったところでクライアント様にとっては「求めていたものが納品されない」なんですよね。
だから体調管理が大切なのはもちろんですけど、できる限り納期には余裕を持つようスケジューリングしています。
自分自身、何かと後回しにしてしまいがちな性格だったんですけど、一度体調不良になって後回しにしていた案件が間に合わなくなってしまったんですね。
その時には「体調不良になってしまって」って釈明しましたけど、以降、そのクライアント様からのご依頼はありませんでした。
これはもう仕方ないですよね。
仮に自分が仕事を依頼する側だとしても、やっぱりマイナス評価を下さざるを得ないと思いますし。
体調不良になってしまったことは仕方ないと思いますけど、クライアント様からすれば、本来手に入るものが入らなかったんです。
トラブルになってしまった可能性もあるので、こればかりは仕方ないですね。
いつまでも健康でいることが理想ではありますけど、体調不良っていつなるか分からないじゃないですか。
それこそコロナ禍でもそうでしたけど、感染症とかは自分自身がどれだけ気を使っていても防げない部分もあるんです。
だから体調不良になりそうな時にはやっぱり後悔しますよね。
正社員の頃だったら、体調不良になったら休めたんです。
有給が余っていれば体調不良で休む際に有給をあてがってくれることもありました。でも今は、体調不良になったら収入はゼロ。
場合によっては信用を損ねてしまうって考えたら、やっぱり後悔は大きいですよね。
正社員のお仕事って、どんなことであれ一応はステップアップできるものですよね。
次第に仕事が増えていってできることが増えれば、出世や賃金アップだけではなく、転職って選択肢だって見えてきますよね。でもWebライターはスキルアップが難しいです。
その点はこちらでも語っているので併せてご覧ください。
特に転職って賃金アップの可能性を秘めているじゃないですか。
自分の周りでも転職して年収が増えた友人・知人は多いです。
でも、スキルアップが難しいWebライターにとっては、転職なんて夢のまた夢ですよね。
もしも副業でWebライターを継続していたのであれば、本業でスキルアップして転職ってできたかもしれませんが、Webライター本業の自分にとっては、「スキルアップしての転職」は現実的に難しいので、後悔だったり羨ましさだったりいろんな気持ちが錯綜していますね。
これは正社員のままでも感じていたかもしれないので何とも言えない部分なんですけど、Webライターをこのままいつまで続けるのか、続けたとして老後はどうなるのかとか、いろいろと不安はありますよね。
一応iDeCoには加入していますけど、それだけでやっていけるのか。
そもそも論ですが、iDeCoで貯めた分を受け取るまでに生活できるのかとか、まぁやっぱりいろいろと不安に思うことは多いですよね。
今のご時世、こういった不安はWebライター以外の方も抱えているとは思うんですけど、自分自身が下した決断とはいえ「正社員だったら」っていう後悔はどうしてもありますよね(苦笑)
これまで挙げた後悔は、Webライターっていう「立場」になったことへの後悔が多いですが、仕事での後悔もいくつかあります。
これらの点に関しては、後悔もありますが、自分自身がそれに気づくことができなかったって意味で、ビジネスマンとして自分自身の限界を感じている部分でもあるんですが(苦笑)
とりあえず、いくつかご紹介しましょう。
クラウドソーシングが登場する前、Webライターのお仕事は「Webライター案件募集掲示板」のようなところで見かけた募集に応募するって形が多かったんです。
そこでの案件、さらにはクラウドソーシングを利用するようになっても初期のころもですが、法人ではなく個人様からのご依頼も多かったんです。
ズバり、アフィリエイトサイトのお手伝いですね。
テキストが必要だからと引き受けていましたが、正直、自分自身アフィリエイトに対して懐疑的だったんです。「サイトのテキスト経由で物を買う人いるのかな?」みたいな。
でも、アフィリエイトで大きな利益を手にした人、多いですよね。
かといって今から始めてももう遅いでしょう(苦笑)
自分のまさに「目の前」を通っていたトピックに、手を出すことなく傍観していたことに後悔はありますね。
どれだけの収入を得られるのか未知数のアフィリエイトより、所得が確定しているWebライターの方が良いって思っていたんですけど、少しでもリスクを冒してアフィリエイトに取り組んでいたらな…と後悔することはありますね。
アフィリエイトをスルーしたことに似ていますが、Webライターとして活動している中で新しく生まれたサービスって多々あるんです。
クラウドソーシングもですけど、ココナラとかnoteとかですね。
あとはクラウドソーシング内でも例えばLancersであればパッケージとかですが、こういった新しいサービスに対して、何もせずにスルーしていたんですよね。
今思えば、こういった新しいサービスに対して興味を持って積極的に取り組むことって大切だったなって後悔しています。
新しいサービスに取り組んだからと大きな成功を収められるとは限らないですけど、Webライターって広い目で見ればフリーランスですよね。
フリーランスってやっぱりいろんなことに対して興味を持ってアクティブに活動することが求められると思うんです。
Webライターのお仕事が少なくなってきているって嘆いている自分ですが、結局新しいサービスを「スルー」してきたツケが回ってきているのかなって気もしますしね。