現役Webライターによるいろいろな思い

阪東橋の住み心地は?住人としての忖度なしの本音

管理人は最寄り駅が横浜市営地下鉄・阪東橋駅で生活を送っています。

ただし、決して「生まれも育ちも阪東橋」ではなく、コロナ前にこの地での生活を始めた人間です。生粋の阪東橋っ子ではありませんが、だからこそ分かる部分もあります。

そこで「外から人間」として阪東橋についてさまざまな点からお伝えします。決してアフィリエイトではないので、忖度は一切ありません(笑)

阪東橋周辺でのお住いを考えている方の参考になれば幸いです。

阪東橋が実質的に「最寄り駅」となるエリア

日常生活の中で阪東橋駅を「最寄り駅」として利用するエリアは、実際にはかなり狭いんじゃないかなと思います。

まずは阪東橋駅周辺の地図を見てみましょう。

この界隈だけを見ると、京浜急行と並走しているんですね。さらには阪東橋の隣駅となる伊勢佐木長者町、吉野町もかなり近いんです。それらを踏まえ、実際に阪東橋を利用するエリアを赤線で囲ってみました。

もちろん行先次第で変わるとは思うんですけど、人から最寄り駅を問われた際に「阪東橋です」って告げるのはこのくらいなのでは…と予想します。もちろん管理人もこの赤枠内に住んでいます。

ただ、市営地下鉄よりも京浜急行の黄金町から乗る機会の方が圧倒的に多いです。例えば京浜急行・市営地下鉄のどちらでもアクセスできる横浜や上大岡駅には黄金町を利用しますね。

その理由として、

  • 京浜急行の方が安い
  • 阪東橋の「改札口」までアクセスが面倒

の2点が挙げられます。

まずは費用。こちらをご覧ください。

区間 片道運賃(IC) 所要時間 備考
阪東橋 → 横浜 210円 約10分 市営地下鉄
黄金町 → 横浜 136円 約6分 京急
阪東橋 → 上大岡 240円 約8分 市営地下鉄
黄金町 → 上大岡 170円 約11分 京急

料金は京急の方が断然安いですよね。時間も京急…と言いたいところなんですけど、上大岡に行く場合は南太田で待ち合わせが発生する可能性が高いんですよ(苦笑)

だから本当に急いでいるときには阪東橋から上大岡行きに乗るかもしれませんが、それでも精々数分程度と考えると、京急ですね。

そしてもう一つの理由が阪東橋駅の構造。

地下鉄だから地下に潜っていく構造なのは言うまでもありませんが、阪東橋駅にはエスカレーターがないんですよ。エレベーターはありますけど、4つある出口の1つのみに設置されています。さらにはエレベーターはあくまでも障がい者や階段が困難な方向けのものなので、あんまり大っぴらに使用するのは抵抗感がありますしね。

だから使い勝手が悪いんですよ。地図だけを見れば自宅は「阪東橋駅が最寄」ですけど、「改札まで」となると実は黄金町とさほど変わらないんです。

自分自身もここに引っ越すまでは「阪東橋をメインで」って思っていたんですけど、生活を送る中で、市営地下鉄ではなく京浜急行がメインとなっていますね。「出社」ってものがない在宅フリーランスって点も大きいとは思いますが。

阪東橋駅周辺の買い物事情

日常生活を支える買い物。町の利便性の一つとなる重要な部分だと思いますが、阪東橋「だけ」で考えるとマイバスケットだけですかね。

このように、マイバスケットだけで何店舗もあります。ただ、マイバスケットは店舗によってさほど差がないので、どれだけ多くとも「マイバスケットはマイバスケット」というんですかね。店舗によってラインナップが変わらないので、家の周りにどれだけ多くのマイバスケットがあっても、利便性はさほど変わらないです。

単身者で外食メインってことであればいいかもしれませんが、ファミリーで自炊をってなるとマイバスケットだけではちょっと不便なのも事実ですね。その点では阪東橋はファミリー向けの町ではなく「単身者向けの町」ってことなんでしょうけど。

ただ、「少し走ると」って条件を加えるといくつか選択肢が増えます。自分自身もそれらを利用する機会が多いです。そこで「自転車15分前後のスーパー」を、いくつか自分自身の使用感とともに紹介します。



サミットストア 横浜曙町店

なんだかんだで一番お世話になっているスーパーですね。品揃え、その日限りの割引品など総合的にポイントが高いというか。なんていうんでしょうね…突出して何かに優れているスーパーではなくて「全部が85点」というんでしょうか。とりあえず足を運べばある程度満足できる買い物があるスーパーですね。だから夕飯のメニューが決まっていないときなんかは重宝します。

それにここのサミットは建物内にハックドラッグとセリア、さらにはエディオンもあるので一か所でいろいろと用事を済ませることができる点や、それなりの台数の駐輪場が無料で提供されている点もメリットですかね。

繁華街にあるからなのか、22:00閉店なので夜の買い物には注意が必要です。かなり早くに閉店してしまいますが、「繁華街なのに」ではなく「繁華街だからこそ」なのかなと。夜遅くまで営業していたらいろいろと大変そうですしねぇ…。

  • 営業時間:9:00~22:00
  • 住所:横浜市中区曙町3丁目39-1 ボーノタウンアケボノ 地下1階
  • 電話番号:045-250-0305

マックスバリュエクスプレス横浜吉野町店

通称「マクバリュ」ですね。こちらのスーパーのメリットは25:00まで営業している点ですね。ただ、価格としては全体的にちょっと高めかな…と。だからか、遠くはないんですけど深夜帯に買い物するときくらいしか利用しないですね。

それに駐輪場がないだけじゃなく、敷地内に駐輪場置いちゃいけないルールがあるらしいんですよね。

こうして歩道に置かないといけないんですよ。そこが注意点ですかね。まぁ自分にとってはメイン使いではありませんけど、深夜まで営業してくれているのでいざという時に助かります。

  • 営業時間:9:00~25:00
  • 住所:横浜市南区吉野町1丁目2
  • 電話番号:045-232-8160

FUJI 横浜南店

ここは南太田駅の目の前ですね。だから「阪東橋のスーパー」ではないんですけど、自転車で行ける範囲かなと。地下にはセリアがって、2Fにはパシオスとマクドナルドがあります。

ここは総菜パンの品揃えがいいのと日曜日にアイスが割引になるのでお世話になっています。あと同じ建物ではありませんが、ハックドラッグが隣接しているので、それぞれに用事があって「ついでに」利用することもあります。全体的な相場としては「やや高い」ですけど、時々かなり値引きした価格で出しているので広告は要チェックですね。

  • 営業時間:9:00~25:00
  • 住所:横浜市南区南太田1丁目21-6
  • 電話番号:045-713-5111

いなげや横浜東蒔田店

最寄り駅だと吉野町なんですかね。だから「阪東橋のスーパー」ではありませんけど、自転車ならアクセスできるんじゃないかなと。駐輪場もそれなりに大きいのでアクセスしやすいですし、よく足を運んでいました。

ただ、ちょっと自分の中で需要が低下している部分はありますね。というのも、いなげやの問題というよりも近隣環境ですね。ヤオコー、さらには阪東橋からとなるとさすがにちょっと距離があるのでここには掲載しませんがLIFEの蒔田店など近隣環境が変化しているので、いなげやそのものに足を運ぶ機会が減ってしまっていますね。

焼くだけのハンバーグ、鶏肉とか結構メニューは多いんですけど、近隣に新しいスーパーができたりリニューアルされたりで押されているのか、かつてと比較して総菜やパンの種類が少なくなっているのが寂しくて…。

  • 営業時間:10:00~21:00
  • 住所:横浜市南区東蒔田町3-15
  • 電話番号:045-742-4011

業務スーパー 黄金町店

京浜急行のガードレール下に位置しているので、電車が通ると振動が凄いです(笑)

でもさすがに業務スーパーとあって価格は安いですね。特にアイスやお菓子で重宝しています。ただ、利用頻度はさほど多くはないです。その理由は21:00閉店だからですね。かなり早くに閉店することもあって、スポーツクラブの帰りだともう閉まっているんです。それにアイスでお世話になることが多いので自ずと夏に利用するケースが多いですね。

  • 営業時間:9:00~21:00
  • 住所:横浜市南区白金町2丁目 24番先
  • 電話番号:045-262-1711

業務スーパー 伊勢佐木モール店

こちらの業務スーパーは24時間営業なんですよ。実はこの界隈で24時間営業しているスーパーってあんまりないんですよね。だから夜の買い物に重宝しています。ただ店内がさほど広くはないので、レジで長蛇の列ができているケースもあれば、その長蛇の列のおかげで買い物がちょっと窮屈だったりってケースがあるのは注意が必要ですかね。

  • 営業時間:24時間営業
  • 住所:横浜市中区伊勢佐木町6丁目136-1 Doors 伊勢佐木
  • 電話番号:045-232-8850

ヤオコー 横浜天神橋店

ここは記載するか迷ったんですよね。というのも、阪東橋側からアクセスする場合、自転車だとちょっと不便なんですよね。距離もさることながら歩道が狭いんですよ。

ただお魚のラインナップが豊富なのでお魚目当ての時にはヤオコーに行くケースが多いです。それにここも広告の品は安いですね。時にはサミット以上に「攻めた」価格設定するものもあるので店頭で見かけて驚くこともあります。「毎日行け」って言われるとちょっと負担になるアクセスなんですけど、たまに行く程度ならいいかなと。選択肢としてあるのはありがたいなって思いますし。

  • 営業時間:9:00~21:45
  • 住所:横浜市南区堀ノ内町1丁目102番地1
  • 電話番号:045-315-3111

横浜橋商店街は?

阪東橋といえば横浜橋商店街って即答する人もいるかもしれませんね。横浜市の中でも比較的有名な商店街です。

知名度もあれば活気もありますけど、ただ実はあんまり利用していないです。その理由はやっぱりこういった商店街よりも、それこそ先程紹介したサミットとかフジスーパーみたいに一か所で買い物できる店舗の方が便利ですよね。確かに横浜橋商店街にはいろんなお店がありますけど、「やっぱりあっちのお店で買うのでこれいりません」とか言いにくいじゃないですか(苦笑)

あと、横浜橋商店街は時代を現すといいますか、最近はキムチ屋とかベトナム料理とかが多い印象ですかね。辛いものが苦手な自分からするとあんまり足を運ぶ理由がないんです。裏を返せば、キムチが好きとかベトナム料理が好きって人にはかなり魅力的な商店街なんじゃないかなと。

画像からも分かるようにアーケードなので雨が降っていても傘を差さずに買い物できるんですが、自転車が結構危ないです(苦笑)

一応商店街側は「自転車はおりて」って看板でアナウンスしていますけど、お構いなしに結構なスピードで走ってる自転車も多いですしね。そんなこんなで、自宅からかなり近い位置にある商店街ではありますけどあんまり足を運ばないですね…。

阪東橋の治安

おそらく、阪東橋への居住を検討している人の多くが気になっているのがずばり「治安」なんじゃないですかね。繁華街から近いエリアとあって治安が気になる方が多いのもよく分かります。

ただ、繁華街から「近い」であって繁華街ではないので暴力事件に巻き込まれたとか、喧嘩を見かけたとかはないですね。そもそもなんですけど、阪東橋って単身者向けのマンションが急増しているんですよね。だからあんまり「町で騒いでいる人」って見かけないんですよ。阪東橋で何かをするんじゃなくて、「寝に帰ってくる街」というか。

高速道路が近くて、かつ鎌倉街道だけじゃなく割と大きな道路があるので夜でもそれなりに交通量があるおかげでベッドタウン程静かな街だとは言いませんけど、怖い人に絡まれた、あるいは怖い人が善良な市民に絡んでいるとか、喧嘩している場面に遭遇したりってことは今まで一度もないですね。

温かみのある街だとは言いませんけど、「治安の悪い街だな」と思ったこともないんですよね。

阪東橋に住んでよかったこと

これ、自分で項目作ってみたもののあんまり浮かばなかったんですよ(苦笑)

ただ一つだけ言えるのは「坂道がない」ですかね。横浜って本当に坂道ばっかりじゃないですか。それこそ平坦な場所の方が珍しいというか、駅から自宅までだけじゃなく、それこそスーパーとか日常生活の中で「坂道と無縁」って横浜市民、あんまりいないんじゃないですかね?

阪東橋に引っ越す際も不動産屋さんから紹介されたのは坂道ばかり。それはもう予算の問題もあると思うんです。結局平坦なところは人気だから高くなるっていう。それを踏まえると、阪東橋は「平坦な割にはお得」って感じかなと。

さっきスーパーを紹介しましたけど、全部平坦ですから。

だから自転車さえあれば割といろんなところに行けるんですよ。しかも自転車はレンタルの物が多々ありますしね。

レンタルで思い出しましたが、やっぱり横浜の中枢に近いとあってサービスは充実しているんじゃないですかね。例えば車なんかはカーシェアリングを利用しています。家の近隣だけでも多々あります。

中心部に近いので手軽にアクセスできる点なども含め、やっぱり「それなりに賑わいのあるエリア」に住んでいるからこそのメリットはありますよね。

阪東橋に住んで気になったこと

特に不満らしい不満もないんですけど、一つ気になるのは「騒音」ですかね。これは決して人間が騒いでいるものではなくて、ずばり「救急車」なんです。市大病院が近くにあるので救急車が鳴り響くケースがあります(苦笑)

しかも救急車が高速道路を使うと、高速道路で戻ってくるときにサイレンが聞こえて、出口の方に行って少し音が小さくなったな…と思ったらまた病院に近づいてきてサイレンが鳴るってケースもあります。

ましてや救急車のサイレンって夜中でもボリューム下げるとかしないんですよね。してくれているのかもですけど、夜中だとさすがにかなり迫力あります。それこそ夜中の3時、4時に救急車がサイレン鳴らすときもあります。

まぁ敷いてあげればその程度なので、そこまで不便ってほどの町ではないですね。ただ、お金持ちになって家賃とか気にせずに支払える立場だったら阪東橋には住まないと思いますが(笑)

まとめ

ということであくまでも「自分の主観」で阪東橋について語らせていただきました。

人それぞれのライフスタイルや価値観次第な面はありますが、阪東橋のことを知りたがっている人の参考になれば幸いです。