未だに問題が尾を引いている「ジュニアシャッフル」ですが、10月25日、またまた盛り上がりを見せてしまっています。
事の発端となったのはB&ZAIが出演していた舞台「ANDO」のカーテンコール&アフタートーク生配信での、元「7 MEN 侍」のメンバーたちの言葉です。
上記ポストはあくまでも要約で、かつ菅田君だけではなく本高君、矢花君も触れています。これらの細かいニュアンスや話の前後の言葉など「客観的な言葉」を確かめたい方はアーカイブ配信をご確認ください。むしろテキストだけでは判断できないことが多々あるので、実際にご覧になることをおすすめします。
今回はANDOでの元7MEN侍メンバーの言葉によるSNSの大論争を踏まえ、改めてジュニアシャッフルを時系列的に考えていこうかなと思います。

一連の既存ジュニアユニットシャッフル・再編成は、2023年夏頃から勃発した「ジャニーズ創業家問題」に端を発していると考えてよいでしょう。今更この問題に関してあれこれ言うつもりはありませんが、これを受け、いわば「芸能界の覇者」として君臨していたジャニーズ事務所が瓦解します。
この問題に関しては「どの角度から見るのか・論じるのか」でいろいろと意見がありますが、今回はあくまでも「ジュニア」について考えていきます。一連のジャニーズ事務所創業者問題に関して大きな影響を受けたのはAぇ!groupのデビュー取り消しでしょう。
ここで本人たちが語っているように、デビュー予定だったものの、取り消しになったことが週刊誌で報道されてしまいます。
これまで何度もあったように、バレーボールの国際大会のイメージキャラクターとしてAぇ!groupがデビュー予定だったものの、ジャニーズ問題が海外でも取り扱われていたことで、参加国から「そんな事務所のタレントが参加してよいのか」との意見があり、デビューどころかAぇ!groupの起用そのものも見送られました。
しかし動画で正門君が説明しているように、その後社長から説明があったと。おそらくここで「いずれデビューさせる」と説明されたんじゃないかなと。「ちょっとデビューそのものも白紙だからね」ではなく「今回はなくなっちゃったけど、必ずデビューさせる」と。
これは当時社長だった井ノ原さんの誠意・信念もさることながら、とにかくこの時はジャニーズ事務所に逆風が吹いていましたよね。これでAぇ!groupをデビューさせなかった場合、さらなる批判が来ることも簡単に予想できますよね。
みたいな。
Aぇ!groupとしてもいろいろな思いが去来した2023年の秋頃だと思いますが、ここでおそらく起きたのがHiHi Jetsの高橋君問題なのかなと。
現在では横浜バニラの経営者となった高橋優斗君がジャニーズ事務所を退所すると発表したのが2024年の9月19日です。その際、「1年以上話し合った」との談話も発表されています。つまるところ、2023年秋、もしくは夏頃から話し合いが行われていたことになりますね。
高橋君が退所を決意した理由は本人しか分かりませんが、やっぱりこれらの問題は多少は影響していると思うんですよ。端的に「いつデビューできるのか」という問題ですよね。
ジャニーズが揺れている。ジュニアはおろかデビュー組さえどうなるのか分からない状況
その中でとりあえずAぇ!groupはデビューしそう。
となると少なく見積もっても次のグループのデビューは2年後
新しく入ってくる人もいる中で2年後も「デビュー最右翼」とは限らない
デビューできないままグループを続けるのは思い描いていた未来じゃない
もちろんあくまでも想像ですが、経営者として第二のスタートを切ったことからも分かるように、高橋君は聡明な方なのでロジカル・冷静にいろいろと考えたんじゃないかな…と。
ただ、ここで一つの問題とシンクロするんです。それはジュニアシャッフルです。
ジュニアシャッフルも理由に含まれているのか、あるいは高橋君退所後、事務所が状況を考えてシャッフルすることになったのか。この点は不明なままです。

2024年9月30日、高橋君が事務所を退所します。この時点ではまだHiHi Jetsは4人体制で存続していました。
また、24年7月、つまりはまだ高橋君が在籍しているときに行われた井上瑞樹君、橋本君のサマーステーションにて、後輩に「HiHi Jetsのライブに来て」といったコメントを残しています。さらには猪狩君のコメントやブログ等を聞くと「4人でもなお、デビューを目指す」には変わりないように感じました。…もちろん優しい嘘の可能性もありますが。
しかし高橋君退所から間もなく、SNS上ではジュニアが解散・解体・シャッフルするなどの噂が錯綜することになります。
ジャニーズ事務所問題のゴタゴタが落ち着きつつあったものの、ジュニアに関しては未知数な点。ネットニュースでもあれこれ取り上げられるようになった点。さらには既存ユニットの仕事具合等から、ジュニアは解散するのではないか?との声が高まりました。
このような声に対し「噂は噂」だとする声もありました。2025年10月の現段階からみると、いろいろと「あぁ…なるほど」と思うことも多々ありますが、当時は我々ファンはおろか、ジュニア本人たちも将来がよく分かっていなかった状況でしょうね…。
しかもです。その翌月には美少年の金指一世君も10月いっぱいでの退所を発表。12月3日にTOBEへの入所が発表されると、とにかくジュニア界隈は大混乱状態に陥りました。
少々タイミングが前後しますが、実はこの時、ジュニアにちょっとした衝撃が走ります。
それはtimelesz PROJECT、通称「タイプロ」です。ここで菊池風磨さんが「ジュニアにも門戸を広げる」と発言。事務所未所属の一般参加者だけではなく、ジュニアからも募ると。ここでもさまざまな噂がありましたが、橋本涼君が参加するって噂もありましたね。
一方で、中村嶺亜君が参加するって噂もありましたね。
もちろんあくまでも噂ですが、結局ジュニアからの参加は見送り、「俳優部」だった寺西さん、原さん、今江君のみが参加する形となりました。
菊池風磨さんが「会社の都合」といったコメントを残していますが、このことからもジュニアがかなりバタバタ・ゴタゴタしているであろうことが伺えましたね…。
その後もSNSではさまざまな声があった一方で、これといった動きがなかったのも事実。そのため、どうしても「噂先行」になっていました。その中でのちょっとした動きは、アイドル雑誌やテレビ情報誌にユニット名が表示されなくなったことでしょうか。
「やっぱりシャッフルするんじゃないか」
って声もあれば「いや、噂だろ」など、いろいろな声がありましたが、2025年の1月31日、Lilかんさいの當間琉巧君退所のニュースが飛び込んできます。久しぶりの「ジュニアの衝撃ニュース」とあって、Lilかんさい以外のジュニアファンも衝撃だったでしょう。しかし、これが決してLilかんさいだけの問題ではないことも予感させました。
というのも、2025年に入ってからジュニアチャンネルの新作がステージ動画ばかりになっていました。関西ジュニアに関しては平常だったことから「関西ジュニア以外でシャッフルするんじゃないか」との声が高まっていた中で、SNS上にとあるリークが現れます。

さらにはこの「②」のグループのアーティスト宣材写真もリークされます。
結果は言うまでもないでしょう。このリーク通りの人選によるユニットが発表されました。ただし、このリークに対してのフォロー的なリークもあります。

1個目のリーク画像では猪狩君が動いてシャッフルされたかのような印象を抱かせてしまいますが、そうではないと。
ただ、これらのリークが嘘なのか本当なのかはわかりません。「メンバー構成は事実だった」ですが、それ以外は真実なのか嘘なのか、ファンである我々が確かめる術はありません。

ここまでは基本的に客観的な情報と言いますか、世の中に出ている情報を時系列で紹介しました。
ここからは管理人の独断・予想となりますが、高橋君の退所→シャッフルと考えるのが妥当かなと。その理由は高橋君脱退直後やその直前の猪狩君、井上君の言葉からHiHi Jetsが終わることが確定していたとは考えにくいんですよね。
もちろん優しい嘘の可能性もありますけど、優しい嘘ならもう少し違う表現をするんじゃないかな…と。「僕たちについてきてください」とか「応援してもらえるように頑張ります」みたいな、抽象的だけど、でも前向きに聞こえる言葉というか。
実際、高橋君脱退後も2024年内は4人のHiHi JetsとしてYouTube動画を配信していますしね。
その後、事務所が「ジャニーズ色払拭」としてジュニアシャッフルを考えたのではないか…と。もっと言えば、美少年のテコ入れなんじゃないかな…と。
ACEesが推されていることからも分かるように、事務所として「次は王道で」みたいな思いがあったんじゃないかなと。かといってイメージ的に「美少年」は難しいと。ということで、テコ入れとして美少年メンバーを主体にした王道スタイルのグループをと考えたのではないか…と。
いつだったか、ジュニアの誰かが「事務所からやりたいことを聞かれた」みたいなことを言っていた記憶があるんですよね。一斉ヒアリングのような形ですけど、そこら辺から事務所としては「次」を模索していたのかもしれませんね。
リーク一枚目にあるような、「猪狩君が動いて新ユニットを作ったから事務所がACEesを作った」は考えにくいかな…と。才能溢れる猪狩君ではあっても、さすがにそこまでの権限はないでしょう。
現実的には事務所がACEesのメンバーを設定したことで、残されたメンバーとして「動いた」の方がしっくりきますよね。その際、ある程度メンバーを選ぶ権限はあったのかもしれません。ただ、それも「決めていいよ」じゃなく「この面子でやりたい」みたいな原案程度かなと。
そこに、中村嶺亜君と佐々木大光君が含まれていて、事務所が「この面子面白そう」ってことで呼び出す。そこにお互いがいたので「部屋にいて安心した」っていう言葉が生まれ、かつその後に中村君と佐々木君が残りの7MEN侍メンバーに状況を伝える…とかであれば辻褄は合うかなと。
岩崎大昇君の「自分がユニットに選ばれた」って発言。
この発言に関しては、猪狩君的にはもっとメンバーを入れていたのか、あるいは自分が出した原案に「もっと加えるかも」と事務所から言われていたのかもしれないですね。
中村君に関してはあくまでも自分の話なので他の状況なんて分からないでしょう。岩崎君からすればACEesに自分が入っていなかったものの、その次の候補に入っていたことからの言葉なんじゃないかなと。
こういった状況を受けて、残された7MEN侍メンバーと橋本君が合流を決め、かつ忍者から3名も…って流れでしょうかね。
ここら辺が同意見ですね。
改めて思うのは、今回の菅田君、本高君、矢花君の発言を受けてジュニアのシャッフルが再びあれこれ議論されるのは、まだまだ消化していない人、納得していない人、真実を知りたいって人が多いってことでしょうね。
結局事務所から何もアナウンスされていない以上、想像で埋めるしかないのも事実なんですよね。
まぁ事務所側も言えること・言えないことがあるとは思いますけどもう少し応援しているファンの気持ちに寄り添ってもいいんじゃないかなと。
そして思ったのは、この一連のゴダゴダに巻き込まれたジュニアには幸せが訪れて欲しいなと。