本業であれ副業であれ、Webライターが稼げなくなっている理由としてWebライターの数と仕事のバランスが合っていない点が挙げられます。
Webライターが足りていない状況であれば、Webライターは稼げます。でもこれまでもお伝えしたように、Webライターの募集案件には、とにかく多くのWebライターが応募します。一つの案件に対し、数十人ものWebライターが応募しているような案件もあります。
こういった状況を目の当りにすると、Webライターで稼げる時代は終わったなと思う一方で、つまりはWebライターを「使う側」に回ることがビジネスチャンスに繋がるのかなとは思いますよね。
Webライターを使う側とはWebライターに案件を依頼する側です。その方法としては
などいろいろとありますけど、一つの案件に対して多くのWebライターが応募するという事実は、Webライターがあまり仕事がないことを意味していますよね。
それに、多くのWebライターが応募するってことは、その案件の報酬がWebライターにとって「高い」と判断されていることなので、もう少し安くすることもできちゃうんです。それが相場の生まれ方ではありますよね。
クライアント様の中には、優秀なWebライターを確保するって狙いもあると思いますが、単純に「Webライターに仕事を任せたい」と思うのであれば、Webライターが飽和状態にある以上、Webライターへの報酬はもう少し抑えることが出来ると考えることもできます。
ではWebライターを使う側に回るとして、果たしてwebサイトで収益化が可能なのかという話ですが、現実的に「ハードルが高い」と言わざるを得ないんじゃないかなと。大前提として、儲かる話には追随者が続出するものです。
実際、過去には個人のアフィリエイター、あるいは個人が法人化したであろう方からの依頼も多々ありました。
その頃は個人のアフィリエイターによるwebサイト運営でも利益を出せていたということなのでしょう。でも、これまで何人の方のお手伝いをしたかは分かりませんが、現在もアフィリエイターとして継続している方、あまりいません(苦笑)
儲かるものであれば誰もが続けると思うんですよ。でも続いていないっていう事実こそ、個人で稼ぐことが難しい何よりの理由なんじゃないかなと。
つまり、Webライターに依頼しても黒字にならないと。かつてはある程度軌道に乗ったらWebライターに外注して自動化するってのがセオリーってされていましたよね。
でも今はそもそも個人が軌道に乗せることが難しいというか、アフィリエイトも個人サイトではなくSNSを使用するものになったりと、形・トレンドが変わりつつあるんです。
そういった状況を踏まえると、やっぱり「Webライター」ってお仕事そのものが斜陽産業と言いますか、あまり必要とされなくなってきているのかなとは思いますし、業界の動向を踏まえると、Webライター一本で食べるのではなく、副業だったり、あるいは自分自身が持つ収益化の方法の一つ程度に抑えておくべきで、本業にしてしまった自分の浅はかさが浮き彫りになりますね(苦笑)
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そもそも論として、これまでWebライターに多くのお仕事があったのは、検索エンジンで上位に表示させるための施策の一環でした。
いわゆる「SEO」ですが、SEOの重要性も変わりつつありますよね。というのも、「ググる」と言う言葉もありましたけど、かつては何かわからない事があれば「Googleで調べる」が当たり前の時代でした。
でも今は何か分からないこと・調べたいことがあった時、決してGoogle一択ではないですよね。
例えばリアルタイムでの情報が欲しい時にはGoogleよりもニュースサイトだったりSNSの方が断然早いです。それこそ「今日の大谷どうなったのかな」って調べる時には、わざわざGoogleで「大谷翔平 今日の成績」って入れるよりも、スポーツの速報サイトやSNSの方が求めている情報が出ますよね。
結局何が言いたいかというと、Webライターを使う側に回っても、テキストコンテンツで利益を上げるのは簡単ではないってことですね(苦笑)
これは資本主義の宿命でもありますけど、既に個人で勝負できる時代は終わりを告げたんじゃないかなと思いますよね。
例えばWebライターの大切な仕事獲得手段の一つ、クラウドソーシングの最大手であるクラウドワークスの「ライティング」の案件を見ても、かつてのようなテキストコンテンツを作成するWebライターの募集はかなり少ないです。
その代わりに増えているのがYoutubeやTiktokの台本ですよね。結局テキストコンテンツでは大手にかなわないんです。
資本力というか、例えばSEOにしても個人での施策とはけた違いの施策を行っていますから。
でも、YoutubeとかTiktokとかのX(旧Twitter)もそうですけど、そこには資本力はさほど影響しないんですよね。
例えばYoutubeの場合、その動画の中身次第でいくらでも注目を集めることができるんです。
一方、大企業が宣伝目的で作成した動画が必ずしもバズるとは限らないですよね。その点では、動画コンテンツに関しては「動画の中身での勝負」って点では資本力がさほど関係ないというか、それこそ低予算高クオリティの動画も多々ありますよね。
テキストコンテンツの場合、テキストコンテンツの中身も重要ではありますけど、それ以外のサイトパワーというか。例えばリンクを受けている数だったり、コンテンツの数だったり。こういった点は、個人と企業では太刀打ちできないですよね。
そうすると、個人で勝負したいってことならテキストコンテンツよりもYouTubeとかTikTokとか、Xもですけど資本力のSEOの影響力の弱い所なんですよね。つまるところ、そういったところはWebライターは必要ないんです(苦笑)
もはやこれからの時代、これまでの自分のように「記事書いてました」だけでは通用しないですよね。プラスアルファというか、記事を書くことが目的なんじゃなくて、記事を書いて「クライアント様になにをもたらしたのか」ですよね。
極論ですけど、文才がなくとも「自分が記事を書いたってアナウンスすれば数万人のフォロワーがその記事を見ますよ」ってくらいマンパワーに優れているWebライターであれば、仕事も多々舞い込んでくると思いますよ。
テキストコンテンツはあくまでも「目的達成のための施策」だった訳です。でも今は「見てもらう」がGoogleの検索エンジンだけではなく、SNSやYouTubeとか、多様化しているんです。
「書くだけ」のWebライターでは生き残れないですよね(苦笑)
だからこれからWebライターとして活動したいって方は、「書く」だけじゃなくて、「書いて何をもたらすのか」まで意識することが大切なのかなって気がします。
…まぁそれができずに時代に取り残されつつある自分が言うのは本当におこがましいんですが、「Webライター=テキストを書く」って時代は終わったんでしょうね。
その点ではWebライターっいうか、「コンテンツクリエイター」「コンテンツエディター」みたいな肩書でテキストも書けるし動画も作れるしSEOのアドバイスもできるしとか、「Webコンテンツに関していろいろとできます」って人になれば、時代の流れについていけるのかなとも思いますが、そのためには新しい技術に対してのアンテナが重要ですよね。
それこそ卑下する訳ではないですが、自分のようにただただ「毎日依頼されたお仕事をこなしています」では難しいですよね。
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