2022年11月4日、「嵐の次の国民的グループ」と目されていたKing&Princeから2023年5月22日をもって平野紫耀さん・神宮寺勇太さん・岸優太さんの3人がグループからの脱退、ひいては当時のジャニーズ事務所からの退所が発表されました。平野紫耀さん・神宮寺勇太さんの2人は同日に事務所も退所。岸優太さんのみ秋の退所が発表されました。
その後先に事務所を退所した2人はTOBEへと移籍。そして後を追うように岸優太さんも退所後に合流すると、3人は「Number_i」として活動していくことを発表しました。
正直、平野紫耀さん・神宮寺勇太さんの2人はTOBEに移動した後、特に動きを見せなかったことから一部から「何をしたいのか」との声も上がりました。しかし岸優太さんが合流するとグループとして積極的に活動を展開していくことになります。
そんなNumber_iですが、批判的な記事も多いです。もちろん批判一色ではなく、Number_iの魅力を伝えるメディアもありますが、「Number_iの批判記事・下げ記事が多い」と感じている方も多いようです。そこでこの記事では、なぜNumber_iの批判記事・下げ記事が多いのかを考えてみるとしましょう。

Number_iに対する批判記事は珍しいものではありません。
いくつか集めてみました。
Number_iが「Mステ」で見せた“異変” テレビが連呼する「世界進出」がプレッシャーか
Number_i 海外での本当の評判…YouTube動画の検索主要国、台湾では“主役”交代も
「なにわ男子」道枝駿佑と「Number_i」平野紫耀 “明暗が分かれた”アジアでの現地対応
Number_i 元日の新曲リリースは不発 米音楽フェスの映像は“大幅カット” 描けぬ世界進出の見取り図
Number_i内で広がる格差、平野紫耀は単独仕事も絶好調だが、岸優太と神宮寺勇太は個人仕事ナシの現況
平野紫耀ら『Number_i』にNHK紅白“当確”報道も、ライブツアーチケットが転売サイトで「定価割れでも売れない」実態
少し調べただけでこれだけ出てくるんです。もっとみっちり探せばさらに増えそうですね(苦笑)
なぜこれだけNumber_iの批判記事・下げ記事が多いかといえば、単刀直入に「閲覧者が多い」からです。Number_iに敵対する事務所が下げ記事を依頼しているのでは?と勘繰る声もありますが、メディア側にとっては何よりも「アクセスが見込める記事」からです。
記事を見てもらうことで、記事内に掲載されている広告を見てもらえる機会が増え、広告主に良いアピールをできたり、あるいは広告枠を高く売れたり。視聴率のためなら手段を選ばないTV番組と同じ構造です。
裏を返せばそれだけNumber_iの注目度が高いからこそですが、なぜNumber_iの批判記事・下げ記事が多いのか、その理由をより詳しく探ってみました。
お伝えしましたが、Number_iは元々はジャニーズ事務所のトップアイドル達です。ジャニーズ事務所のアイドルは誰もが人気ですが、その中でもNumber_iの3人が在籍していたKing&Princeは「次期国民的アイドル」と目されていたように、とにかく高い人気でした。つまり、それだけ多くのファンを抱えていたことになりますが、さらにはNumber_iの3人がジャニーズ事務所を辞めることになった経緯が少々複雑な点も挙げられます。
本人たちの口から語られていないため、いずれも憶測の域を出ないものではありますが、一部報道によると平野紫耀さんと神宮寺勇太さんの2人がジャニーズ事務所側から「ゼロ契約」、つまりは解雇され、ジャニーズ事務所は現在のKing&Princeの2人+岸優太さんの3人での活動を想定していたとされていますが、この契約に憤った岸優太さんも退所を申し出て、3人で活動することになったとささやかれています。繰り返しになりますがこれは憶測の域を出ません。関係者とされるYouTuberからの情報ですが、仮にこの情報が真実であれば、平野紫耀さんと神宮寺勇太さんに対し「かわいそう」との感情を抱くのも頷けます。
特に退所を発表した時点ではまだまだジャニーズ事務所が芸能界で超超強力な権勢を誇っていた時期でした。ジャニーズ事務所を辞めたら二度とテレビに出ることができない時代で、かつて国民的アイドルとして高い人気を誇ったSMAPの香取慎吾さん、草彅剛さん、稲垣吾郎さんたちでさえ例外でなかったほど。
テレビに出れないとなれば出演できる媒体はWebのみ。一方で、WEBの場合閲覧数・視聴数など目に見える数字が出るなどファンとしても「貢献しやすい媒体」「貢献が目に見える媒体」であることから、ファンが「テレビに出れないんだから頑張って回す」と考えるのもよく分かる話です。その感情が高まって「守ってあげなければ」と感じているファンもいることでしょう。
結果、批判記事・下げ記事が出れば反論するために熱烈なファンが見る。結果、アクセスが増える。
このような構図が生まれているのでしょう。
熱烈なファンが多い一方で、いわば「熱烈なアンチ」が多いのも事実です。
「残された側」「出ていかれた側」となってしまった永瀬廉さん、高橋海人さんのファンの一部や、岸優太さんがTOBEに移籍+Number_i結成を発表した時期はジャニーズ事務所の性加害問題が社会的問題となっていたことから「都合の悪い事務所から逃げた」との思いでNumber_iに憎悪を向けている人もいるでしょう。
さらに、ジャニーズ事務所への向かい風はすさまじく、年末定番行事であるカウントダウンコンサートが中止となり、紅白歌合戦も出場見合わせ。他にも出演しているCMが終了となったり、TV番組が終了となったり出演が敬遠されたりなど、ジャニーズ事務所のアイドルたちは苦境に立たされることになります。
しかし、その中でNumber_iはメディア出演を増やします。CMやWEBメディアだけではなく、かつてであれば考えられなかったTV出演も果たします。
このようなNumber_iの快進撃に対して「こっちは大変なのにいい思いをして」と思ったジャニーズ事務所のファンもいることでしょう。このような「アンチNumber_i」からすれば、Number_iの批判記事・下げ記事は「留飲を下げる」ものになったことでしょう。結果、アクセスが増える。そのため、メディア側もこのような記事を増やす構図が生まれています。
Number_iを応援しているファン、さらにはアンチ。いずれもいわば「Number_iに大きな関心を寄せている」状態ですが、それらのファンの一部では争い状態となっています。SNSやニュースサイトのコメント欄で誹謗中傷合戦が繰り広げられています。
特にYahoo!ニュースに関してはコメントをする場合やコメントを確認する場合にも記事を見ることになる、つまりは「アクセス数」が増えます。ファンとアンチが喧嘩するとコメント欄を見る機会が増えます。結果、メディア側にとってはアクセス増加という嬉しい状況が生まれます。
お伝えしたように、WEBメディアにとって掲載している広告が収入源です。アクセス数を増やすためにいろいろな施策を講じていますが、争いがアクセス数増加をもたらすのであれば、WEBメディアは争いの火種となる記事をいくらでも配信するでしょう。結果、Number_iの批判記事・下げ記事が増えています。
平野紫耀さんがジャニーズ事務所を対処する際「できないと言われたら仕方ない」といったニュアンスの言葉をブログに残しました。これは海外でのチャレンジなんじゃないかとささやかれています。ジャニーズ事務所の後継事務所であるSTARTOEntertainmentは海外進出も行っていますが、かつてのジャニーズ事務所は海外進出に否定的とされていました。あくまでも「国内エンターテイメントのヒーロー」を目指す事務所と位置付けていたのでしょう。
Number_i自身は海外での活躍を夢見ているとされており、実際に海外のフェスに招待されるなどKing&Prince時代にはなかった動きがみられます。一方でその活動が「思ったほどではない」との声があります。むしろ招待されたフェスもあくまでも「ゲスト枠」的なもので、実力ではないとの批判もあります。このため「海外進出に苦戦している」といった記事が見受けられます。
さらにはジャニーズ事務所の衰退もあってか、国内のTV番組・メディアに出るケースが増えています。結果、「海外進出するんじゃないの?」といった批判記事もあります。

Number_iの批判記事・下げ記事なんて見たくないと思っている人も多いことでしょう。
しかし実際記事になると気になるのも事実。それがファンというものです。だからこそメディア側でNumber_i批判記事・下げ記事を控えて欲しいと思うものですが、実際にメディアにNumber_iの批判記事・下げ記事を辞めてもらう方法としては2つの方法が考えられます。
それぞれ詳しく紹介していきましょう。
とにかくこれに尽きるでしょう。繰り返しになりますが、メディアはNumber_iを批判したいというよりは「アクセス数を稼ぎたい」のです。人に見てもらえないテーマの記事など世に出しません。そのため、Number_iの批判記事・下げ記事を見ないことを徹底し、メディアに「Number_iの批判記事・下げ記事を出しても旨味が無い」と思わせることが大切です。
アンチは見続けることでしょう。しかしファンが見ないことを徹底するだけで、単純にアクセス数は半減できるはずです。
そしてNumber_iに関する良い記事だけを見れば、メディア側も「Number_iは良い記事を出した方がアクセスが良い」となり、ポジティブな記事が増える可能性があります。
ファンとしては悪口も気になるものですが、とにかく見ないことを徹底することが重要です。
Number_iのファン「iLYs」は団結力があると思うんですよ。だからこそ批判記事・下げ記事ばかりを書いているメディアをリストアップして「見ないように」と周知徹底すれば、やがてはNumber_iの批判記事・下げ記事は減るんじゃないかなと。
Webメディアの広告は広告主がそのWebメディアと直接交渉しているのではなく、広告代理店的な存在である「ASP」が広告をまとめています。例えば下記。

週刊女性PRIMEのコンテンツです。JALカードとエクスペディアの広告が掲載していますが、これはそれぞれと直接取引しているのではなく、JALカードやエクスペディアが広告掲載を依頼した会社のプログラムを使ったものです。
そのため、JALカードやエクスペディアにクレームを入れても無意味です。むしろこの広告を配信している元、この広告の場合はRTB Houseですね。
ここに「広告配信規約に違反しているのではないか。精査して欲しい」と意見を出した方がよいでしょう。これによって広告配信が停止された場合、Webメディアは収益が減少することになります。
結局、Number_iはメディア側にとっても「取り上げればお金になる存在」ということです。
そのため、今後も批判記事・下げ記事は多々見受けられることでしょう。しかしそこで「気になるから」と何度も何度もアクセスすることは、メディア側の思うつぼです。
そのような記事を見かけても敢えて無視する。アクセス数を増やさず「Number_iの批判記事・下げ記事はアクセスを集められない」とメディア側に思わせることが大切です。
個人的に、管理人はまだまだジャニーズ事務所が絶頂期の頃に抜け出した彼らを応援しています。海外であれ国内であれ、大手事務所を飛び出して自分たちのやりたいことをやっている彼らは尊敬の対象です。今後ももっともっと活躍してもらいたいですね。