現役Webライターによるいろいろな思い

ACEes、B&ZAI、KEY TO LITのステージを見て、改めてデビューに近いグループを考える

ようやくACEes、KEY TO LIT、B&ZAIの各グループの動画が出揃いましたね。この3組の中からどこがデビューするのかは、おそらく多くのジュニアファンがいろんな思いを抱いているかと思います。管理人も気になる部分ですが、一方ではやはりジャニーズ系アイドルとしてはステージを見てこそですよね。

そのため、各グループのステージを見てから、改めて「どこがデビューに近いのか」を考えようと思っていたんですけど佐々木大光君に続き、岩崎大昇君まで怪我してしまったことから、KEY TO LITのステージが他と比べるとちょっと遅れてしまいましたね。

それでもようやく多くの人が閲覧できるようになったので、この3組のステージの比較、そして改めて「どこのグループがデビューに近いのか」についていろいろと考えてみるとしましょう。ただし、いつもお伝えしていますが筆者は業界関係者ではありません。あくまでも「1アイドルファンの戯言」でしかありませんのでその点はご了承ください。

ACEesのステージ

シャッフルで生まれた3グループの中で最も早くツアーを行ったACEesは、YouTubeにも最も早くステージ動画がアップロードされました。むしろバラエティ企画よりも先にステージの動画が配信された点から、ACEesの「勝負するフィールドはステージだ」との強い決意を感じさせましたね。

いわゆる「ジャニーズの王道」的な、キラキラ感溢れるステージは「最も事務所が推している」と囁かれているのも納得というか。一方では、おそらく管理人だけではなく多くの人にとって「予想の範囲内」でもあったんじゃないかなと。これは別に悪い意味ではなく、グループ発表時のジャケ写で既に「ジャニーズの王道」的な佇まいだったことから、ステージもそうなるだろうと。

良い悪いとかそういった意味じゃなく、ジャニーズのアイドル的存在感が好きな層に向けたグループってことですよね。

B&ZAIのステージ

管理人的にもっとも衝撃を受けたのがB&ZAIでした。というのも、シャッフルされた3グループの中で最も「どうなるのか分からない」感っていうんですかね。Bandスタイルってことは分かりましたけど、8人でどんなスタイルのBandを見せるのか。

そう思っていたんですけど、決してBandオンリーって訳ではないんですよね。楽器抜きに、8人で踊るステージもあったり。その点では管理人的に最も「予想外のステージ」を見せられたのがB&ZAIでした。各々の知名度という点ではシャッフルされた3つのグループの中でどうしても見劣りしてしまうかもしれませんが、可能性という点では最も無限大というか。

それこそ8人っていう大人数を活かしていろいろなことができますよね。その点では最も印象に残りました。

KEY TO LITのステージ

KEY TO LITに関しても予想通りというか、「きっとこんな形になるんじゃないかな」って思っていた形ですかね。ジャニーズで言えばSixtonesが最も近いスタイルというか。ジャニーズ・アイドルって型にハマらない放埓なステージングは、ある意味では予想通りですけど、予想以上というか。

なんとなく「こんな感じだろうな」って思い描けていた方向性にて、ダイナミックさだったり表現って点では「予想以上」に感じた人も多いんじゃないかなと。

改めて、管理人が感じた3つのグループの印象

各グループのステージが出揃ったところで、改めて3つのグループの印象について語っていきましょう。良い面だけではなく、ちょっと気になった点も合わせて忖度なしにお伝えします。

ACEesの印象

ACEesは当初の印象とあんまり変わっていないです。ステージ上の「キラキラ感」は、往年のジャニーズが好きだった人にとってはもう「待ってました」なんじゃないかなと。トークスキルって点ではKEY TO LITに劣るかもしれません。ただ、それは彼らがダメってことではなく、KEY TO LITが強いってことですよね。

むしろ一番後輩となる深田君に対し、話を振ったり積極的に輪に入れようとしたりなど、「新しい5人で進んでいく」って姿が見えたりと、彼らに対しては好印象です。やっぱりどうしても「新しい組織」になった時って、元々同じ組織だった人間同士でくっつきがちじゃないですか。

ACEesに関しては美少年が3人いるので、その3人で固まりやすくなっちゃうのも仕方ないとは思うんですけど、それでも作間君や深田君も輪に入れてて。あくまでも「ACEesだぞ」っていう意識を5人から感じますね。

ただ、HiHi時代の作間君の個性が消えているのも事実というか。HiHi時代の作間君って、管理人的には「自由気まま」というか、グループ内では末っ子的な立場だったのでマイペースだったと思うんですよね。その中で他の人にはない発言や佇まいで個性を出していた印象ですけど、ACEesではまとめ役的な位置なんでしょうかね。あんまり「自由放埓」って感じがしない点が気になりました。

これは時間が解決するのか、あるいは作間君の新しい決意なのか分からないので今後の作間君を見守るしかありませんね。

あともう一つ気になったのは彼らじゃなくてスタッフさん。YouTubeの編集スタッフさんたちって、ちょっとピントがずれている…は言い過ぎかもですけど、ACEesって素材を上手く生かし切れていないというか。

特に個人的に撮影で引っかかったのが、お店選びの際、二択で一方には断りを入れるって下り。

…なんで演者に断りの連絡を入れさせるのかよく分からないんですよね。

2つの店舗に「行くかもしれない、でも断るかもしれない」って連絡を入れている訳です。連絡を入れられた側は「かも」ではあっても用意せざるを得ないじゃないですか。

でも実際には1つのお店にしか行けないんです。その断りの連絡をACEesにさせる。…これの意味がよく分からないんですよね。何を意図した演出なのか。「しっかり自分たちでやる大人なんだよ」ってアピールなんでしょうか?ともすれば炎上リスクのあるシーンだと思うんですよ。

https://twitter.com/sbnnsnks/status/1977361120370307262
https://twitter.com/j_2002a/status/1977169201849905236

「行くって告げていたのに来ない」って。そりゃ行く「かも」ではあっても、お店側からすれば「行く『かも』だから用意しなくっていいか」にはならないですよね。きっと選ばれなかった側も、ある程度準備しておいたと思うんですよ。だからここ、二択にする必要あったのかなって。最初から一つのお店でいいんじゃない?って。

仮にですけど、これで炎上したら叩かれるのはACEesじゃないですか。そこらへん、もっとスタッフさんが「アイドル」って職業や近年の炎上リスクを今一度理解した方がよいんじゃないかな…と。

B&ZAIの印象

B&ZAIは管理人的に一番可能性を秘めていると思っています。それは「誰も予想できない」って点というか、8人だからこそ、アイディア次第でいろんなことができるじゃないですか。そもそも、Bandしながらアクロバットってのもなかなか見かけないものですよね。

それこそBand+ローラースケートとかもできるんです。その点ではACEes、KEY TO LITよりも「ワクワク感」があるんですよね、個人的に。

ただ、どうしても気になることが一つだけあります。

それは橋本涼さんです。

嫌いとかじゃなくて、どうしても他のメンバーとの壁というか。難しい部分もあると思うんですよ。キャリアが一番長いけど、でも年上じゃないっていう。きっと橋本涼さんは「自分がやらなきゃ」って意識が物凄く強まっていると思うんですよ。実際、知名度で考えると一番でしょうしね。

仲は悪くないんでしょう。ただ、先輩である以上気を遣っているというか。年齢に関しては菅田君が一番上なんですよね。というか、今野君とか本高君も橋本君の年上なんですよね。でも敬語っていう。まぁここは年齢知らない人が見れば違和感がないかもしれませんし、入所順での上下関係はジャニーズの不文律ではありますが、ただどうしても距離を感じさせるというか。

さらにYouTubeの撮影の都合上、仕方ない部分ではあるんですけどおそらくまだまだ結成初期であろう段階で撮影したシェハウスでの共同生活。これ、結局10本くらい動画として出ているんですよね。

週に一度の更新で、10回、つまりはおよそ2か月「同じ日に撮影した動画」を配信していたんです。この点は別にいいんですけど、ただ初期のまだまだちょっと距離のある感じを2か月見せられてしまったというか。ただ、あくまでも「橋本君と他の7人」なんですよね。

橋本君だけはどうしても「先輩」というか。ただ、ちょっと縮まっているのも事実ですよね。

これなんかは当初と比べるとかなり縮まっています。

単刀直入に「橋本君以外の7人」は当初から割と距離感が近いなと感じました。だから7人と橋本君が打ち解けられるかが問題だと思っていたんですけど、上記のYouTubeを見るに、徐々にではありますが、距離が縮まっていますよね。

あくまでも個人的な印象ですが、橋本君と7人が完全に打ち解けた時こそ、B&ZAIのポテンシャルが発揮される時なんじゃないかなと。敬語・敬語じゃないとかじゃなく、橋本君のちょっと天然なところに他のメンバーが突っ込めるか。これですね。実際、橋本君って矢花君に突っ込まれるとめっちゃ嬉しそうじゃないですか(笑)

これが他の6人もそれなりに突っ込めるようになったら、B&ZAIはめっちゃ面白いグループになると思います。

それに、B&ZAIの強みって彼らの個性だけじゃなく「競合がいない」って点もあると思うんですよ。

それこそACEesは事務所の先輩がライバルになっちゃいますし、後述するKEY TO LITは同じ事務所ならSixtonesで、さらには世間には数多くの競合がいますよね。

でもB&ZAIのライバルっていないですよね。バンドスタイルって点ではSuper eightとかAぇ!groupも々ではありますけど、でもどうやらB&ZAIってバンド一辺倒って訳でもなさそうじゃないですか。

そうなると、Band+8人っていう大人数でのステージングは、事務所どころか世間を見渡してもあんまり競合がいないんじゃないかなと。

その点では、「デビューさえすれば」世間に個性をアピールしやすいんじゃないかなと。

KEY TO LITの印象

KEY TO LITはステージを見てもさほど印象が変わらないというか。これは決してネガティブな意味ではないです。「多くの人の予想を裏切りたい」だけであれば、それこそ王道路線すればいいんです。でもそれをしないってところに、KEY TO LITから「自分たちのスタイル」へのこだわりを感じさせるというか。

ただの「やんちゃ感のあるボーイズグループ」じゃなく「ジャニーズのちょっとやんちゃなグループ」である誇りというか。

ただ、この路線ってある意味激戦区ですよね。それこそ先輩であるSixtonesもライバルとなりますよね。

むしろジャニーズのことをあまり知らない人が見たら「Sixtonesの真似?」みたいに思われてしまう可能性もゼロではないですよね。

さらにはSTARTO Entertainment社以外にもボーイズグループってたくさんあるじゃないですか。YouTubeの再生回数に関してはジュニア随一なのは事実です。「ジュニア内競争」という点では勝機があっても、戦いのフィールドがより広がった時、ACEesやB&ZAI以上の激戦区に殴り込みに行くことになるんです。

ちょっと手厳しい言い方になってしまって恐縮ですけど「ジャニーズとしては珍しいけど、一般世間では珍しくない」スタイルなんですよね。果たしてそれでどこまで勝負できるのかってところですよね。その点ではACEesなんかは競合があんまりいないですから。

デビューは!?

3つのグループの動画が出揃ったところで、改めて次のデビューはどのグループなのか。

こちらでも結構語らせていただきましたが、

次にデビューするのは?旧ジャニーズで注目のジュニアグループを徹底予想!

あれから4か月。管理人の個人的な心情とすれば少年忍者やAmBitious、Boys Beを含めて「全部デビューさせてあげろ」ではあるんですけど、どのグループがデビューすることになっても、やっぱり「満場一致・文句なし」にはならないと思うんですよね。

例えばACEesがデビューとなれば「結局事務所のゴリ推しグループじゃないとデビューできないのか」って声が出てくることでしょう。KEY TO LITとなれば「もう王道ユニットはいらないのか」になりますし、B&ZAIだと「YouTubeだとかの数字なんて一切関係ないってことか」って声が出てくるのは火を見るより明らかですよね。

それを踏まえて、本当に個人的な意見ですけど「3組同時デビュー」するんじゃないかなと。かつてSnow ManとSixtonesが同時デビューした際にいろいろな声があったのはまだまだ記憶に新しいですけど、結果として両グループともSTARTO Entertainment社を代表するグループになったじゃないですか。

特にSnow Manに至っては嵐の後継者的な「国民的グループ」の立ち位置にいますよね。つまるところ、同時デビューは結果論としては「間違いじゃなかった」と。

となると、今後2組同時デビューもあり得ない話じゃないと思うんですけど、2組だと「またか」「同じじゃん」って声が出てくるのも確実な訳で。ってことで、2組同時デビューを超えるという意味でも3組同時デビューもあるんじゃないかなと。

むしろそのくらいしないと、ジュニア大シャッフルのネガティブイメージ払拭できないんじゃないですかね?それこそ従来通りの2年に1組ペースだと、これから3回目にデビューするグループは6年後ですよ?ましてや他にもまだまだ若いジュニアは多数いるんです。ジャニーズ事務所からSTARTO Entertainment社へと変わる際、多くの離脱者が生まれました。さらに、その後解散を発表したり、実際に解散したグループもあります。

上も手薄になっていますし、3組同時デビュー、どうでしょう?

きっとジュニアの皆さんは「デビューに向けて頑張っている」と思うんです。でも、この3組に限らず、さらに言えば芸能界って世界そのものがデビューってゴールではなくスタートですよね。会社のゴダゴダに巻き込まれ、かつファンを置き去りにした事務所によるシャッフル。

こういった過酷な運命をたどった彼らは、せめてスタートラインくらいに立たせてあげてもいいんじゃないですかね?デビューした後だって戦いは続くんです。それなら「ジュニア」って枠で戦ってもらうより、デビューして「対世間」に向けて戦ってもらった方がいいんじゃないか…は、だめでしょうか?