副業としてWebライターに取り組みたい人、増えているようですね。
確かにWebライターはインターネット環境さえあれば手軽に取り組めるお仕事ですけど、「取り組める」と「稼げる」は厳密には別問題です。自分自身、副業から初めて専業Webライターとなりましたが、一攫千金を獲得できるようなお仕事ではないですね(苦笑)
ここでは現役の専業Webライターとお金の話をします。なぜ儲からないのか、その理由が見えてくるはずです。
働いてどれだけの収入を得たいかは人それぞれだと思いますが、Webライターは残念ながら「一攫千金」は難しいです。
Webライターで月収100万円をかせぐことは、正直難しいでしょう。
自分自身の最高月収は60万円くらいですが、その時は睡眠時間を惜しみました。さらには、あくまでも「瞬間最大風速」であって、この月収を何カ月も維持できた訳ではないんですよね(苦笑)
それに、Webライターのお仕事って自分自身が頑張るだけではなく、仕事の量あってこそです。
どれだけやる気があっても仕事がなければ頑張りようがないですよね。
つまり、どれだけ仕事を獲得できるかが大切です。Webライターのお仕事は基本的には文字単価です。
1文字1円で3,000文字とかであれば、3,000円。クラウドソーシングの場合、ここからクラウドソーシング手数料が引かれるので実際に自分が手にできる金額はもう少し下がりますね。
一般的に、速い人で10分1,000文字打てるとのことですが、調べたり気を使ったりなので実際に3,000文字の記事を作るとなれば2時間前後はかかりますかね。
初めてのクライアント様の場合、いろいろと慎重に進める必要があるので、もう少し時間がかかる可能性もありますね。
そうすると、仮に2時間で3,000円のお仕事に取り組むとすれば、時給にすると1,500円。3時間なら時給1,000円。2時間以内で作成できれば一般的には「高時給」ですけど、時間がかかればかかるほど、「高収入」から離れていきますね。
さらにいえば、あくまでも現実的ですよね。それこそ「1日で数万円」とかは、はっきり言って不可能です。
Webライターの魅力って、インターネット環境さえあれば取り組めるので自宅でも可能な点や、マイペースに取り組める点であって、収入面に関してはそこまで魅力的とは言えないかなと思っています。
WebライターはYoutuberやアフィリエイトのように「当たれば儲かる」といった一攫千金を獲得できるお仕事ではなく、地道・コツコツといった形のお仕事です。
さらに、地道・コツコツのお仕事を求めている人ではあっても効率が悪ければ儲からないお仕事となってしまいます。
そこで、Webライターのお仕事で効率よく働き、収入を増やすためのポイントをこれまでWebライターとして働いてきた自分の主観ではありますが、いくつかご紹介しましょう。
これはもう一般論であり、自分自身も感じていますけどタイピング速度は速いに越したことはありません。
さっき一例を紹介しましたけど、タイピング速度で変わりますよね。特にWebライターのお仕事は、慣れてくるとスピード感が出てきます。
初めてのクライアント様の場合、レギュレーション・マニュアルをしっかりと読み込み、記事作成に落とし込む必要があるのでタイピング以外の部分で時間がかかりますけど、お付き合いが続くとレギュレーションも自然に覚えるので、タイピングで収入効率が変わります。
ただ、この点はある程度慣れるだけで良いかなって気もしますね。
「極限まで速さを追求する」ではなく、ある程度速ければよいというか。
いくらクライアント様とのお付き合いが長くなって、ある程度タイピング勝負になるとはいっても、多少は考えながら記事作成する必要がありますし。
個人的に、この点がWebライターで稼ぐために大切な点かなって思っています。
自分のお話をさせていただくと、昼から夕方にかけては比較的集中力が高いんです。
一方、朝はまだまだ体も頭も起きていないというか(苦笑)
さらに、夕ご飯を食べた後にもう一度集中力を高めるのは難しいんですね。
こういった自分の性格・生活のリズムを「変えて頑張ろう」じゃなくて、そこに効率性を落とし込むというんですかね。
具体的には、朝一で取り掛かるお仕事は慣れているクライアント様のお仕事ですね。頭を使わなくとも、ある程度作成できる記事。
そして昼過ぎから夕方にかけては集中力が高まるので初めてのクライアント様だったり、レギュレーションが細かいものを作成します。
晩御飯の後は実はあんまり仕事をしないんですけど、仕事をする必要がある時には集中力を高めなくても良いもの、具体的にはWordpressへの入稿か、クラウドソーシング等でのお仕事探しですね。
これらは「集中力を高めて頭の中を回転させてタイピングする」必要はないんです。
もちろんこれはあくまでも自分の方法なので、副業で取り組む場合は本業との兼ね合い、休日、残っている体力だとか仕事環境など人それぞれだと思うので、「自分のスタイル」を見つけることが効率よく稼ぐためのポイントですね。
案件の獲得では、クラウドソーシングのアプリが役立っています。
クラウドワークスもLancersもそれぞれアプリが用意されています。
使い心地という点においてはPC版の方が断然良いんです。それは間違いないんですけど、ただスマホのアプリだと好きな時に操作できるんですよね。
だから自分の場合、晩御飯の後はスポーツクラブに行くことが多いんですけど、その時にバイクマシンを漕ぎながら案件探したり。
そこではあんまり深くチェックするんじゃなくて、何となく良さそうなものはお気に入りに入れて、帰宅してからじっくりチェック・応募する流れですね。
これはちょっと分かりにくい部分で、かつWordpressに入稿する時の話になります。
Webライターのお仕事の中で、Wordpressに入稿するまでって案件も多いんですが、Wordpressに入稿する時には記事を書いて入稿、記事を書いて入稿って形ではなく、まずは記事だけを書いて、そのあとまとめてWordpressにって形ですね。
同じページで中身だけ違うってコンテンツを作る場合にはこの方法で効率化できています。
クラシックエディターの場合、同じタグを使うことになるので、1ページずつタグを作成するより、1つのタグでページの数の分だけ作った方が効率的ですね。