Webライターのオワコン化は顕著です。「ハイレベルなWebライター以外は生き残れない」「気軽に副業で取り組める時代は終わった」とお伝えしていますが、Googleの検索エンジンの進化が並のWebライターをさらに窮地に立たせることになりました。
近年、ChatGPTなどの生成AIがいろいろと話題を集めていますが、実はAIそのものはいろいろなところで使われているんですよね。
だからAIそのものに今更驚くことはないんですけど、今回衝撃だったのがGoogleの検索エンジンです。
それはこちら。
それまで、検索したキーワードに対して一番上に表示されるのは広告、そこからSEOの評価の高い順で、語弊を恐れずに言えばWebライターのお仕事は検索エンジンの順位を上げるためのお手伝いです。
それがです。
AIになってしまったんですよ。これはもちろん誰かが作成した文章ではなく、検索キーワードに対してのアンサーをAIが考えたものですね。
「試験運用中」であり、かつ右側には既存サイトが掲載されていますが、既存サイトよりもむしろAIによる概要の方が大きいんです。つまり、Googleの検索エンジンにとって、キーワードに対して「既存サイトよりもAIの方が利用者の求める答えを出せる」って判断したってことですよね。
ただでさえWebライターのお仕事が減りつつある中で、ますます「人間の文章が不要」になっていく流れが加速してしまいますよね。
自分も含めてですが、Webライター一本で食べていこうとするのではなく、ましてや手軽な副業で取り組むとかでもなく、「選択肢の一つ」程度になってしまったことを自覚しなければならないんじゃないかなと。
例えば自分の場合ですが、Webライター専業で食べていくのはそろそろ潮時というか。
「もっと仕事が増える」「いつか転機が来る」なんて思わず、違うお仕事を探すのも手ですよね。むしろいつまでもオワコンにしがみついていても、貯金が目減りしていくだけでしかないんです。
一方で、AIによって新しいWebライターのお仕事が登場する気配もあるんですよね。
自分自身、こういった発想は一切ありませんでした。「人が読まない文章なんて」って思うかもしれませんが、結局今も人が読むよりも前に検索エンジンに読んでもらっている点を考えると、さほど変わらないんじゃないかなって気もするんですよね。
今後はもう、自分ごときでは読めない世界になるので、今ある現実を見ながら、自分でできることに取り組んで生きていくしかないのかなって気もしますね(苦笑)