現役Webライターによるいろいろな思い

ミズノ マキシマイザーのランニング・スタジオでの使用感を徹底レビュー!

どんな運動であれ、なくてはならないアイテムの一つが「シューズ」です。履き心地・機能性、さらには価格などシューズ選びではいろんな価値観が求められますが、その中に「口コミ・評判」も挙げられます。他人の感想が必ずしも自分に当てはまるとは限りませんが、それでも参考になることもあるのではないでしょうか。

そこで今回は管理人がスポーツクラブで一時期履いていたミズノ・マキシマイザーについて忖度のない感想を紹介していこうと思います。マキシマイザーに興味を持っている人の参考になれば幸いです。

マキシマイザーを履いて運動した率直な感想!

スポーツクラブで1ヶ月弱、マキシマイザーを履いて運動しました。

ランニングだけではなく、スタジオレッスンでも履いていたので、さまざまなシチュエーション毎に、マキシマイザーの感想を述べていきたいなと。

ランニングでマキシマイザーを履いた感想

一口にランニングといっても人それぞれだと思うので、自分の毎日のペースである「1kmを10km/hで走るペースのランナー」の声として聴いていただければ幸いです。

正直にお伝えすると、ちょっと物足りないというかクッションが薄いなと思いました。軽さに関しては申し分ないんですけど、軽いからこそ薄いというか、衝撃吸収という点はそこまでのものではありませんでした。価格帯を考えると十分って考え方もあるかもしれませんが、実際に走っている際には値段なんて関係ないですしね。

3~4kmくらいであれば全然問題ないんですが、7km~から「ちょっと痛いかも」みたいな感覚でしたかね。自分の10km/hってスピードは、ランニングガチ勢ってよりかは「ちょっと走りに慣れてきた人のスピード」程度なんですよね。そんなスピードでかかる足への負担でも吸収しきれていないかな…と。

エアロビクスやズンバでマキシマイザーを履いた感想

エアロビクスやズンバなどのダンス系のスタジオレッスンではマキシマイザーの軽さが良かったですね。重い靴の場合、足を上げた際に疲れるというか、「頑張ってあげている感」が出ちゃうんですけど、軽い靴なので自然に足を上げたりステップできたり。ただ、サイドステップが多い場合はちょっと足に力が必要でしたね。

決してグリップ力が物凄く強い靴って訳ではないのでステップの多いレッスンの場合、ちょっと足の裏とか膝が痛いなって感じることもありました。これもエアロビクスに何を求めるか次第だと思うんですよね。

自分が参加したエアロビクスのクラスは初級・中級でしたが、上級の場合きっともっと激しいと思うんです。その時にどう感じるのかは人それぞれかな…と。

ファイティング系スタジオレッスンでマキシマイザーを履いた感想

実はレッスンの中で一番「悪くない」と思ったのはファイティング系のスタジオレッスンでした。エアロビクスやズンバと比較して、そこまで飛んだり跳ねたりがないのであんまり靴の影響を感じなかったですね。

この点はファイティング系レッスンの良さというか、振りを覚える必要性も低ければ、ウェアも選ばないで気軽に参加できるレッスンの面目躍如といったところでしょうか。

マキシマイザーを履いて分かった「マキシマイザーをおすすめできる人」とは?

マキシマイザーのシチュエーション毎の感想を紹介させていただきました。

この底面からも分かるように、そこまで減っていません。正直に言うと個人的にはフィットしなかったというよりも「物足りなかった」が実感でしょうか。裏を返せば、自分自身で「こういった人にとってはマキシマイザーがマッチするんじゃないかな」ってタイプも見えてきました。

そのタイプとして

  • あくまでも「運動不足解消」を目的にしている人
  • まずは初心者として短い距離から走りたい人
  • 幅広の靴を探している人

ですね。

あくまでも「運動不足解消」を目的にしている人

スポーツクラブや日頃の運動の目的は人それぞれだと思うんですけど、「ガンガン運動してダイエットしたい」とか「競技を目指して自分を追い込みたい」とかではなく、あくまでも日々の運動不足解消で軽く運動をしたいって人にとっては悪くない選択肢なんじゃないかなと。

1回数km走る程度、スタジオレッスンもあまりでない、あるいは初心者クラス程度って人は管理人が感じたマキシマイザーの物足りなさを覚えることもなく、快適なんじゃないかなと。

まずは「とりあえず」運動を始めたい人

スポーツクラブに通い始める、あるいは自発的にランニングやウォーキングを始めてみようと考えているなど、「とりあえず運動する靴が欲しい」と思っている人にもマッチしているかなと。

マキシマイザーの魅力って価格帯だと思うんですよ。「軽く運動を」って人が、いきなり靴に1万円以上も出すのは抵抗があると思うんですよね。そもそも、運動が続くのかや、いつまで運動するかが分からないんです。そんな中でいきなり本格的で1万円以上の靴を買っちゃうって人は、なかなかいないのでは…と。

でもマキシマイザーって1万円でもお釣りがくるし、軽い運動には申し分ないのでまずはこの靴で運動を開始して、「物足りない」って感じるくらいになれば、ワンランク上の靴を購入するって形でいいんじゃないかなと。

幅広の靴を探している人

自分自身がなぜマキシマイザーを購入したかといえば3E、4Eまで展開しているからですね。自分は4Eを購入しましたが、サイズの面ではジャストフィットでした。自分自身、2Eの靴では横幅がパンパンになってしまいがちなんですよ。長さとしては27.0くらいで問題ないんですけど、2Eだと横がパツパツで、ちょっと激しい運動したら破れてしまうんじゃないかとか、窮屈感が半端ないってタイプなんですけど、マキシマイザーではそういったことはなかったですね。

履いている限りはフィット感がかなり強かったので、幅広の靴を探している人にもマッチしているかなと。

ミズノ マキシマイザー総評

ここまでマキシマイザーの使用感をお話させていただきましたが、靴って価格が出るものなんですよね。

それを踏まえると、マキシマイザーの価値って「抜群のフィット感」「グリップ感」「軽量感」とかではなく、コストパフォーマンスだと思うんですよ。

1万円以上する本格的なシューズと比較したら、機能面で劣るのは当然といえば当然なんですよね。でも、ある程度のクオリティを1万円でもしっかりお釣りがくるレベルで仕上げてるって点がマキシマイザーの魅力だと思うんですよ。

だからコストパフォーマンスを求めている人向けのシューズなんじゃないかなと。