スポーツクラブやジムに通う目的は人それぞれでしょう。痩せたいという人もいれば、運動不足やストレス解消、あるいはスタジオレッスンであれば目当てのインストラクターがいたり、総合スポーツクラブであればお風呂こそ一番の目的という人もいることでしょう。
様々な目的で通える点もスポーツクラブやジムの良さですが、やはり多いのはダイエットなのではないでしょうか。
管理人もスポーツクラブで30㎏痩せましたが、自分の周りにもダイエット目的で通っている人は多いです。
痩せるために各々頑張っているものですが、個人的にある一つの結論に達しました。それは「頑張りすぎてはならない」です。
一体この言葉が何を意味しているのか、語っていきましょう。

スポーツクラブやジムにおいて、頑張るということは体力を消耗することだと考えてよいでしょう。
カロリーと言い換えても良いかもしれませんが、体力を消費することで体内に蓄積されているエネルギーが消費され、体重減少が期待できます。
その点ではスポーツクラブやジムで頑張ることは大切です。ただ思ったんです。スポーツクラブやジムで頑張りすぎると、結局は「反動」が来るなと。
自分自身が感じた反動は具体的には下記です。
詳しくお話させてください。
これ、結構大きいと思うんですよ。結局、頑張りすぎるとかえってお腹が空いたり、疲れて何かを食べたくなったり。そこで食欲をコントロールできればダイエット効果も高まることでしょう。
しかし食欲に負けてしまうと、かえって食べてしまいます。特に運動直後はく吸収率が高い状況なので、太りやすいんですよね。
でも運動後の食事とか、あるいは一杯って美味しいと思うんですよ。自分はお酒は飲みませんが炭酸飲料が大好きなんです。運動後の炭酸飲料の美味しさって格別ですよね(笑)
ただ、それが結局は太るんです。「運動したから大丈夫」ではなく、むしろ運動が太るためのアシストになってしまっているんですよね。
結局、「頑張りすぎるからお腹が減って食欲のコントロールができない」ってことなんです。
スポーツクラブやジムで頑張ると達成感・爽快感があるでしょう。しかし、あまりにも頑張りすぎるとそれらを超えて「体が重い」となります。
自分もそうでした。サラリーマンではありませんが、クライアントからは土日に連絡がこないこともあり、金曜日はちょっと頑張ろうかなって気になっちゃうんですよね。
土日は平日ほどの緊張感がないんですよ。
それもあって金曜日にはレッスンを複数受けたり、いつもより長めに走ったり筋トレしたりしていましたが、あまりにも疲れすぎると結局次の日、寝たきりというか、半日布団にくるまっていたり、机に向かったものの何となく疲労感から食欲が高まって物を食べたり。
それこそ疲れすぎたので次の日の昼ごはんをいつもより多めに…なんてケースも結構ありましたね。
運動は素晴らしいことです。ただ、限界ギリギリまで、それこそ無理をするような運動はモチベーションにも影響しますね。
あまりにも疲れた場合、運動に対して「辛い」「嫌だ」という気持ちになりかねません。
ダイエットは1日で終わるものではないんです。長期的に取り組むものだからこそ、続けることが大切です。過度な運動で無理をして運動が嫌いになったら元も子もありません。
もう一つは体力や怪我の問題ですね。自分自身、ランニングを頑張りすぎるとちょっと膝が痛くなる時もありました。そんな時に無理をしてもかえって体を壊すだけです。
つまり、ちょっと無理をしたことで違和感が改善されるまで休まなければならないんですよ。
そして安静にということでしばらく運動を控えると、運動そのもののモチベーションが低下するという流れですね。
自分でも実感していますけど、やっぱり年齢と共に疲労が抜けにくく、かつ怪我が治りにくくなるんです。
実はとあるスタジオレッスンで足を振った際、太ももから「ポキっ」って音がしたんです。
自分自身、骨が折れたんじゃないかと思ったんですよ。骨折経験がないので骨折がどういったものなのかが分からなかったんですよね。
ただ、伸ばすことはできなかったんですけど、膝を上げるできたんです。その状況から、インストラクターさんは「肉離れだろう」と。
その時は「肉離れか」くらいにしか思わなかったんですけど、結局太ももの裏から違和感が消えるまで半年以上かかりました。
あの日、あんなに無理をしなければ…と何度も思いましたね(苦笑)
結局、ありがちな言葉ではありますけど「無理をしない」ってことが大切なんですよ。

自分自身が思った事ですが、スポーツクラブやジムもいわば「ダイエットの選択肢の一つ」でしかないかなと。
もちろん痩せるために大切なことではありますが、じゃあ運動だけしていれば良いのかっていえば、それは違うんですよね。
ありきたりな言葉ですけど、結局は運動と食事のバランスなんです。ハードな運動で自分を追い詰めることは悪い事ではありません。仮にそれでも食事の量を抑えることができれば、運動量の方が上回るので痩せていくでしょう。
しかし、運動量を増やして食事の量まで増えてしまうようでは意味がありません。むしろ運動して吸収率の良い状況を作ってしまうため、かえって太ってしまうケースもあります。
限界ギリギリまで鍛えて自分の能力を高めるアスリートであれば別ですけど、あくまでも痩せるだけの「ダイエッター」にとっては、そこまで鍛える必要はない…というか、極限まで鍛えて食べてを繰り返すくらいなら、食事制限頑張った方が体重は落ちるでしょうね。
もちろん運動も大切ではあるので、下記も参考にしてみてください。
ダイエットで痩せない・効果が出ない・やる気がない人はどうする?

自分の場合、スポーツクラブやジムは一回につき2時間程度でしょうかね。スタジオレッスンやランニングマシンで運動していますけど、この「2時間」って数字、冷静に考えると一日の中で24分の2なんです。
もちろん運動しないよりはした方がよいんですけど、結局のところ運動していない時間の方が圧倒的に長いんです。
であれば、スポーツクラブやジムにいない時間の過ごし方の方が断然重要だってことに気付かされるんじゃないでしょうか?
偉そうなことを言っていますけど、実はこれ、自分もとあるインフルエンサーに気付かされました。
SNSを見ていたら自己啓発系っていうんですかね。こちらに語り掛けてきたんですよ。
「まさかスポーツクラブで2時間ばかり運動しただけで痩せるとおもっていないよな?」
「24分の2時間頑張る。素晴らしいことだ。だがそれ以外の22時間をどうす過ごすのかの方が大事だと思わないか?」
みたいな(笑)
ちょっと極論というか、エンターテイメントに振っている部分があるのも事実ですけど、ただ言っていることは割と的を射ているんじゃないかなと。
やっぱり繰り返しになりますけど、運動だけでは痩せないんですよね。運動と食事のバランスこそ、ダイエット成功の鍵なんです。
ダイエットを頑張りたい人にとっては「スポーツクラブで頑張ったから食べても良い」は通用しないんですよ。
むしろスポーツクラブで頑張った後、家でも食欲のコントロールを頑張ることが求められるんです。
運動も大切ですけど、運動以上に食事の方が大切だと実感しています。
だから食欲のコントロールができなくなるような過度な運動はあまり良いものではないなと。運動すると「頑張っている感」があるのは事実です。
自分で自分を褒めたくなるものなんですけど、ダイエットが目的であれば運動だけではまだ目的達成率は半分なんです。運動した後、食欲を抑えて栄養バランスの良い食事を心がける。ここまで頑張ってこそ、体重は減るんです。
「スポーツクラブで頑張ってるから好きなだけで食べても痩せちゃうんです」
なんてことは、現実的には有り得ないんじゃないかなと。少なくとも、自分はどれだけスポーツクラブで頑張ったとしてもちょっと食べ過ぎたなって思った時には体重は減っていませんでした。
でも、運動しつつ、食事を抑える。これを徹底できると体重は落ちていきましたね。

個人的に思うのは、やっぱりダイエットはモチベショーン次第なんです。やる気があれば誰に何を言われなくても前向きになれるんです。
じゃあそのモチベーションはどうするのかっていえば、そこはもう個人差ですよね。
自分の場合、毎朝体重を計測していたんですが、数値が減少しているとやっぱり嬉しかったですから。それがモチベーションになりましたね。
逆に体重が減らなくなるとモチベーションは落ちましたね。「頑張っているのに減らない」が、次第にスポーツクラブから足を遠ざけるというか(苦笑)
体重が減少していた時には週に5日くらい足を運んでいましたけど、減らなくなってからは週に2~3日です。
結局、ダイエットは誰かの成功体験談を鵜呑みにして真似るのではなく、いろんな人の成功体験談を自分に落とし込んで「自分のペース」を作り上げることなんでしょうね。