【保存版】ジムに通う前に知っておきたい注意点まとめ

ジムに通い始めると、理想の体づくりや健康維持にぐっと近づく一方で、意外な落とし穴も待ち受けています。
「やる気は十分だったのに、続かなかった」「周囲の迷惑になってしまった」「怪我をしてしまった」──そんな失敗談も少なくありません。

特に、ジム初心者にとっては、知っているか知らないかで結果が大きく変わるポイントが数多く存在します。
単にトレーニングを始めるだけでなく、事前の準備・マナー・スケジュール管理・怪我防止のコツまで、幅広い視点で押さえておくことが、ジム通い成功への近道です。

この記事では、【保存版】として、ジムに通う前に知っておきたい注意点を徹底的にまとめました。
これからジムデビューを考えている方、過去に挫折した経験がある方、ジム通いをもっと充実させたい方まで、必ず役立つ内容になっています。

ぜひ最後まで読んで、安心して、そして楽しくジムライフをスタートさせましょう！

ジムに通い始める前に準備しておくこと

ジムに通うことを決めたら、いきなり本格的なトレーニングを始める前に、いくつか大切な準備があります。

• 目的を明確にすること
• ジムの雰囲気を体験すること
• そして必要なアイテムを揃えること

この3つをしっかり押さえておくことで、後悔やトラブルを未然に防ぐことができます。
まずは、ジム通いの成功を左右する「スタート地点」でやるべき準備について、順番に見ていきましょう。

目的を明確にしよう

ジムに通う理由は人それぞれです。
「ダイエットしたい」「筋肉をつけたい」「健康診断で運動を勧められた」など、スタート時の目的をできるだけ具体的にしておきましょう。
目的が明確でないと、途中でモチベーションが下がったり、通い方がブレてしまったりする原因になります。

また、目標設定も大切です。
たとえば「3カ月で5kg減量する」「ベンチプレスで60kgを持ち上げられるようになる」など、数字や期限を意識すると行動にメリハリが出ます。
目標は大きすぎる必要はありません。小さな達成を積み重ねることで、自然とジム通いが習慣化していきます。

体験利用・見学しよう

いざ入会してから「思っていた雰囲気と違った」「マシンが使いづらい」と後悔するのは避けたいもの。
多くのジムでは、無料体験や施設見学を実施していますので、積極的に活用しましょう。

体験時にチェックすべきポイントは、

• マシンの充実度（有酸素系・筋トレ系）
• スタッフの対応やサポート体制
• 混雑具合（時間帯別）
• 清潔感、ロッカー・シャワールームの使いやすさ などです。

また、自分と似たような目的を持つ層（ダイエット、筋トレ、リハビリなど）が多いかどうかも重要なチェックポイントです。
現場の空気感を確かめた上で、安心して通えるジムを選びましょう。

必要な持ち物を揃えよう

ジムデビューにあたっては、最低限必要な持ち物をきちんと揃えておきましょう。
以下は必須アイテムの一例です。

• 動きやすいウェア（Tシャツ・ショートパンツなど）
• トレーニングシューズ（室内専用）
• タオル（運動中に汗を拭く用とシャワー用）
• ドリンク（スポーツドリンクや水）
• 会員証・ロッカー用の鍵

このほか、スマホやイヤホン（音楽を聴きながらトレーニングする場合）、リストバンド（汗止め）、プロテインシェーカーなどもあると便利です。

特にシューズは、屋外用ではなく、ジム専用シューズが必要な場合が多いため注意が必要です。
また、タオルは「汗を拭かないとマナー違反」とされるジムもあるため、必ず持参しましょう。

持ち物を万全にしておくことで、初回から気持ちよくトレーニングに集中できます。

ジムの選び方のポイント

ジム選びは、これからのトレーニング生活を左右する非常に重要なステップです。
なんとなく決めてしまうと、「通いにくい」「思ったより設備が合わない」「雰囲気が合わない」といった不満に繋がり、結果的に継続できなくなるリスクもあります。

そこでジムを選ぶ際のポイントとして、以下が挙げられます。

• 自宅近くか職場近くか
• 設備
• 営業時間
• ニーズとの親和性

ここでは、ジムを選ぶときに必ずチェックしておきたいポイントを、順番に解説していきます。

自宅近くか職場近くか

まず最初に考えたいのは、ジムの「立地」です。
通いやすさは、ジム通いを長く続ける上で最も重要な要素の一つです。

• 自宅近くのジム：休日や出勤前後に気軽に通える
• 職場近くのジム：仕事帰りに無理なく立ち寄れる

どちらが自分の生活スタイルに合うかを考えましょう。
通うのが面倒になると、どんなにやる気があっても継続は難しくなります。
「駅から徒歩5分以内」など、自分にとって許容できる移動距離もイメージして選ぶと良いでしょう。

設備

ジムの設備は、目的達成に直結する要素です。
選ぶ際には、次のポイントをチェックしましょう。

• 有酸素運動マシン（ランニングマシン・バイクなど）の台数
• 筋トレ用フリーウェイト（ダンベル・バーベル・ベンチ台）の充実度
• マシントレーニング設備（チェストプレス・レッグプレスなど）
• ストレッチスペースやフリースペースの有無
• プール、サウナ、スタジオレッスンの有無（希望する場合）

特にフリーウェイトエリアは混みやすいため、台数や広さを確認しておくと安心です。
自分が使いたいマシンが揃っているか、またそれが自由に使える環境かをよく見極めましょう。

営業時間

ライフスタイルに合わせて無理なく通えるかどうかも、非常に重要なポイントです。
最近では24時間営業のジムも増えていますが、営業時間帯に注意が必要です。

• 朝型：出勤前に通いたい場合は、早朝オープンが必須
• 夜型：仕事帰りに通うなら、閉店時間が遅いジムを選ぶ

また、年末年始や祝日の営業体制も事前にチェックしておきましょう。
「いざというとき使えなかった」という事態を防ぐためにも、営業時間の柔軟さは要確認です。

ニーズとの親和性

最後に、自分のトレーニングニーズとジムの特徴がどれだけマッチしているかを考えましょう。

• 本格的に筋トレをしたいなら「フリーウェイトが充実したジム」
• 楽しく運動したいなら「スタジオレッスンが豊富なジム」
• リラックスも求めるなら「プール・サウナ付きのジム」
• 女性専用・初心者専用など、ターゲット層に特化したジム

このように、単に「近い」「安い」だけで決めるのではなく、自分の目標や性格に合った環境かどうかを意識して選びましょう。
最初にこの視点を持っておくと、入会後のギャップを大きく減らすことができます。

ジム初心者が押さえておきたいマナーとルール

ジムは公共のトレーニングスペースであり、多くの利用者が快適に過ごすためには一定のマナーやルールを守る必要があります。
知らず知らずのうちに迷惑をかけてしまうと、トラブルに発展したり、周囲から冷たい目で見られてしまうことも。
ここでは、ジム初心者が特に押さえておきたい基本マナーについて紹介します。
最初にしっかり意識しておけば、安心してトレーニングに集中できるでしょう。

器具の譲り合いとシェア文化

ジムではトレーニング器具を独占せず、譲り合いながら使用することが基本です。
特に混雑している時間帯は、人気のマシンやベンチエリアに順番待ちが発生することも珍しくありません。

• セット間の休憩中はマシンから離れる
• 他の人が待っている気配を感じたら、軽く声をかける
• 長時間の占有（スマホをいじりながらの占有）は絶対に避ける

ジムには「みんなで器具をシェアする」という暗黙の文化があります。
気持ちよく使い合うためにも、周囲への配慮を忘れずに。

汗をかいたらきちんと拭く

トレーニング中に汗をかくのは自然なことですが、放置してしまうと次に使う人に不快な思いをさせてしまいます。
使用後には必ずタオルで座面やグリップを拭き取りましょう。

最近では、備え付けの除菌スプレーやペーパータオルが用意されているジムも増えています。
これらを積極的に利用して、清潔な環境維持に協力しましょう。
「自分が次に使うときも気持ちよく使いたい」という意識が大切です。

スマホ・写真撮影に注意

トレーニングの記録やモチベーションアップのためにスマホを使う人も多いですが、使い方には注意が必要です。

• トレーニングエリアでは長時間スマホを操作しない
• 他人を無断で撮影しない（肖像権の問題）
• 撮影禁止エリアでは絶対に写真・動画撮影をしない

特に他の利用者が写り込むと、思わぬトラブルに発展することもあります。
どうしても撮影したい場合は、スタッフに確認を取り、周囲への配慮を徹底しましょう。

香水・柔軟剤の香りに配慮

トレーニング中は汗や体温の上昇によって、普段より香りが強く広がりやすくなります。
そのため、香水や香りの強い柔軟剤の使用には十分な注意が必要です。

• 強い香水は避ける
• 柔軟剤もできるだけ控えめに
• 体臭対策は無香料系アイテムで対応するのがベター

周囲には香りに敏感な人も多く、場合によっては体調を崩してしまう人もいます。
「無臭こそ最大のマナー」と心得て、トレーニングに臨みましょう。

ジムでありがちなトラブルとその対策

ジムは多くの人が利用する場所だからこそ、さまざまなトラブルが発生するリスクがあります。
「ジムに通い始めたけれど、居心地が悪くなってやめてしまった…」という声も少なくありません。
ここでは、ジムでありがちなトラブルの例と、それを防ぐための具体的な対策を紹介します。
事前に知っておけば、ストレスなく快適なジムライフを送ることができるでしょう。

混雑する時間帯に注意

ジムは時間帯によって混雑状況が大きく変わります。
特に混みやすいのは、

• 平日18時〜21時（仕事帰りの社会人が集中）
• 土日祝日の午前中（週末にまとめて運動する人が多い）

この時間帯に行くと、マシンの待ち時間が長くなったり、落ち着いてトレーニングできないこともあります。

【対策】

• 可能であれば昼間や深夜帯など、空いている時間を狙う
• 混雑覚悟の場合は、スムーズにできるメニューを組んでおく
• マシンにこだわらず、空いている器具をうまく活用する柔軟さも大切

混雑する時間帯を把握し、少し時間をずらすだけで、快適さは格段に向上します。

マシン待ち・順番トラブル

人気のマシンやベンチ台では、使用を巡って順番トラブルが起こることもあります。
特に、マシンを占有したままスマホ操作をしていたり、インターバル中も器具に座り続けると、周囲の不満を買いやすいです。

【対策】

• セット間のインターバルでは器具から離れる
• 周囲に利用希望者がいそうなら「あと何セットです」と声をかける
• 順番待ちをしている人がいたら、譲り合いの精神を忘れない

小さなコミュニケーションだけで、トラブルはぐっと減らすことができます。

他人とのトラブル

ジムでは意図せず他人に迷惑をかけたり、逆に嫌な思いをさせられるケースもあります。
よくあるのは、

• 他人のトレーニングスペースに無意識に侵入してしまう
• 音（ダンベルの落下音・大きな呼吸音）が気になる
• ずっと見られているような不快感

といったものです。

【対策】

• 周囲との距離を意識し、他人のパーソナルスペースを尊重する
• 必要以上に視線を向けない（集中していれば自然と防げる）
• 音を立てないよう器具を丁寧に扱う

相手の立場に立った行動を意識するだけで、無用なトラブルを回避できます。
また、何か言いたいことがあっても直接相手に告げることは控えましょう。できる限りスタッフに伝えることが大切です。当事者同士のやりとりではトラブルに発展しやすいです。

スタジオレッスンでの周囲との距離感

ヨガやダンス、格闘技系プログラムなど、スタジオレッスンでは動きが大きくなるため、周囲との距離感がとても重要です。
自分本位な立ち位置取りをしてしまうと、ぶつかったり、他人に不快感を与える原因になります。

【対策】

• スタジオに入ったらまず周囲を見渡して、自分のスペースを確認
• 多少後方でも、周囲とのバランスを優先する
• 初心者の場合は、インストラクターに近い中央寄りがわかりやすいこともある

レッスンでは周囲への配慮を忘れず、楽しく安全に参加しましょう。

ジムで怪我を防ぐために知っておきたいこと

ジムでのトレーニングは、体を鍛える一方で、やり方を間違えると思わぬ怪我につながるリスクもあります。
特に初心者は、基本をおろそかにしたり、無理をしてしまったりして、体を痛めてしまうケースが少なくありません。
安全にトレーニングを継続するためには、最初から正しい知識と心構えを持つことが重要です。
ここでは、ジムで怪我を防ぐために押さえておきたい基本ポイントを紹介します。

正しいフォームを身につける

どんなに軽い重量でも、フォームが崩れていれば怪我のリスクは一気に高まります。
正しいフォームでトレーニングを行うことは、筋肉への効果を高めるだけでなく、関節や腰、肩などへの余計な負担を防ぐためにも不可欠です。

【対策】

• マシンの使い方をスタッフに確認する
• 鏡で自分の動きを確認しながらトレーニングする
• 不安がある場合は、パーソナルトレーナーの指導を受ける

最初に正しいフォームを覚えておくことが、長く安全に運動を続けるための最大の近道です。

ウォーミングアップとクールダウンは必須

体が冷えたままいきなり高負荷のトレーニングを始めるのは、怪我のもとです。
ウォーミングアップによって筋肉や関節を温めることで、可動域が広がり、運動中の怪我リスクを大きく下げることができます。

【対策】

• トレーニング前は軽いストレッチや有酸素運動で体を温める
• トレーニング後は必ずクールダウンを行い、筋肉の緊張をほぐす

たった数分の準備運動で、トラブルを防ぐ効果は大きく変わります。

無理な重量・スピードを避ける

「早く結果を出したい」「周りに負けたくない」という気持ちから、無理な重量設定やオーバースピードでのトレーニングをしてしまう人もいます。
しかし、体が十分に慣れていないうちは、重すぎる負荷や急激な動きは極めて危険です。

【対策】

• 最初は「少し余裕がある」と感じる重さからスタート
• 回数やセット数も無理に増やさない
• 疲労を感じたら潔く休む

筋力や体力は継続することで自然と向上していきます。焦らず、着実に積み上げていきましょう。

見栄を張るのではなく自分のペースで取り組む

ジムでは、周りが高重量を扱っていたり、ハイペースでトレーニングしている姿を目にすることがあります。
しかし、他人と比較して無理に自分を追い込む必要はありません。
異性の存在が目に入ったので格好良い姿を見せたいと考える人もいますが、そこで見栄を張ったところで相手は見ていません。
それぞれの体力・経験値・目標は異なるため、自分のペースを守ることが最も重要です。

【対策】

• 周囲は気にせず、自分の目標とコンディションに集中する
• 「今日はこれだけできれば十分」という意識を持つ
• 成長を感じたときだけ、段階的に負荷を上げていく

ジム通いはマラソンのようなものです。
短期的な見栄よりも、長期的な成長を大切にしましょう。

ジム通いを長く続けるためのコツ

ジムに通い始めた直後はモチベーションが高くても、日が経つにつれて疲れやマンネリを感じ、挫折してしまう人は少なくありません。
せっかく始めたトレーニングを長く続けるためには、根性や気合いだけに頼るのではなく、続けやすい工夫を取り入れることが大切です。例えば以下が挙げられます。

• 小さな目標を設定する
• 成果を見える化する
• 無理に完璧を目指さない
• 楽しさを見つける

ここでは、ジム通いを習慣化し、無理なく続けるためのコツを紹介します。

小さな目標を設定する

「半年で10kg減量する！」など、大きすぎる目標だけを掲げると、途中で挫折しやすくなります。
最初はもっと小さな目標から設定するのがポイントです。

【例】

• 1週間に2回通えたらOK
• ベンチプレス5kgアップを目指す
• ランニングマシンで5分長く走れるようにする

小さな成功体験を積み重ねることで、自然とモチベーションも維持しやすくなります。
「できた！」という達成感を味わうことが、継続の最大の原動力になります。

成果を見える化する

トレーニングの成果は、数字や記録にして目に見える形にすることで、実感しやすくなります。
これにより、モチベーションの低下を防ぎ、努力の積み重ねを再認識できるようになります。

【例】

• トレーニングノートに日々のメニューや重量を記録
• 体重・体脂肪率を定期的に測定
• 体型のビフォーアフター写真を撮影する

成果を可視化することで、「こんなに頑張ったんだ」と自信にもつながります。
数字や写真は裏切りません。コツコツ記録していきましょう。

無理に完璧を目指さない

「週3回必ず通わなきゃ」「1回で○○kg上げなきゃ」と完璧を求めすぎると、少し予定が崩れたときに強い自己嫌悪に陥り、モチベーションが一気に下がってしまう危険性があります。

【考え方】

• できなかった日があっても自分を責めない
• 休んだら、次回からまた淡々と再開すればいい
• 完璧よりも、「続けること」が最優先

ジム通いは「長く続けた人が勝ち」です。
うまくいかない日も含めて、すべて前向きに受け止めましょう。

楽しさを見つける

トレーニングを「義務」ではなく、「楽しいこと」に変えていく工夫も大切です。
楽しみながら続けられれば、モチベーションは自然と維持できます。

【例】

• 好きな音楽を聴きながらランニングする
• 気の合うトレーニング仲間を作る
• 新しい種目やトレーニングギアにチャレンジする

時には、成果よりも「今日はジムに来ただけで偉い！」くらいの軽い気持ちでOK。
楽しさを見つけることが、何よりも長続きする秘訣です。

タイプ別！ジムのメリット・デメリット

ひとくちに「ジム」といっても、その形態やサービス内容はさまざまです。
どのジムにもそれぞれメリット・デメリットがあり、選び方を間違えると「思っていたのと違った…」というミスマッチにつながりかねません。
ここでは、代表的なジムタイプごとに特徴を整理し、自分に合ったジム選びの参考になる情報をお届けします。

総合スポーツクラブ

【特徴】
プール・スタジオ・マシンジム・スパなど、幅広い施設を備えた大型ジムです。
フィットネスだけでなくリラクゼーション目的にも使えるため、利用層は幅広いのが特徴です。

【メリット】

• 多彩なプログラム（ヨガ、エアロビクス、アクアビクスなど）が楽しめる
• トレーニング後にスパやサウナでリラックスできる
• 家族会員プランなどがあり、家族ぐるみで通いやすい

【デメリット】

• 会費が高め（月1万円前後が一般的）
• 施設が広いぶん、移動や着替えに時間がかかることも
• 混雑時はスパ・プールなどが混み合うことがある

格安24時間ジム

【特徴】
基本的なマシンのみを揃えたシンプルなジムで、24時間いつでも利用できるのが最大の魅力です。
仕事やライフスタイルに合わせて自由に通いたい人に人気があります。

【メリット】

• 月額料金が非常に安い（5,000～8,000円程度）
• 早朝・深夜など、自分の好きな時間にトレーニングできる
• 無駄な設備がないので、トレーニングに集中できる

【デメリット】

• プール・スタジオ・スパなどの付帯施設は基本的にない
• スタッフ常駐時間が限られているため、サポートが少ない
• セキュリティやトラブル対応は自己管理が求められる

ミドルクラス24時間ジム

【特徴】
格安ジムより少しグレードが高く、フリーウェイトエリアの充実やスタジオプログラム導入など、より本格的なトレーニングができるジムです。
「24時間利用できる自由さ」と「トレーニング環境の良さ」を両立したい人向けです。

【メリット】

• パワーラックやスミスマシンなど、本格的な設備が揃っている
• 初心者向けサポートやパーソナルトレーニングサービスがあることも
• 格安ジムに比べて、利用者層のマナーが比較的良い傾向

【デメリット】

• 月額料金は格安ジムより少し高め（7,000～12,000円程度）
• フルサービス型スポーツクラブに比べると、リラクゼーション設備は少なめ
• 立地によっては混雑しやすい時間帯がある

【実録】40代や中年のおじさんが気を付けること

筆者自身、40代のいわゆる「中年のおじさん」ですが、スポーツクラブに通っている中で「え…」と思う人、あるいは他の人の会話から顰蹙を買っているおじさんの存在が見えてきました。

そこで、「変なおじさん」だと思われないための秘訣を紹介します。

独り言を控える

トレーニング中に思わず漏れる独り言は、意外と周囲に気づかれています。
「うおっ、重いな」「あと1回！」などのつぶやきも、人によっては不快に感じることもあるので注意が必要です。

チョコザップにものすごい勢いで独り言を呟きながらトレーニングするおじさんが出現。店内に緊張感が走り、女性は身の危険を感じるのかみんな出ていってしまった。スタッフいないジムは治安管理に限界がある。

— くわ (@Kuwa444) February 13, 2025

【対策】

• 意識してトレーニング中は無言を心がける
• 呼吸やリズムに集中し、声はなるべく出さない

静かに集中している姿勢は、周囲からも好感を持たれます。

気安く話しかけない

ジムは「自分の時間を確保する場所」と考えている人が多く、見知らぬ人から気軽に話しかけられることを嫌う人もいます。
特に若い人たちは、集中してトレーニングしている最中に話しかけられるとストレスを感じることが多いです。

https://twitter.com/LCjc6NQqQN71865/status/1910865450566623334

【対策】

• 基本は「無言＆距離感を保つ」が鉄則
• 相手から明確なサイン（挨拶や話しかけ）がない限り、無理に交流しない

礼儀を守った静かな存在感が、大人の余裕を感じさせます。

年下だからと馴れ馴れしくタメ口で話さない

ジムには年齢層を問わず、さまざまな人がいます。
たとえ相手が年下でも、いきなりタメ口で話しかけると「横柄」「偉そう」と受け取られることがあり、特に世代ギャップを意識する若い世代には嫌われる原因になりがちです。

https://twitter.com/kumabody1120/status/1628338081710604289

最近ジムによくいるデブなおじさん まるで友達かのようにタメ口で話しかけて来るのやめて欲しいわ
こっちからしたら誰やねん状態

— Dope (@vlog_msn) August 25, 2022

【対策】

• 年齢に関係なく、丁寧な言葉づかいを心がける
• もし会話が必要な場合でも、敬語ベースからスタートする

相手へのリスペクトを忘れない姿勢が、スマートな印象を与えます。

まとめ｜ジム通いを成功させるために、最初の一歩を大切に！

ジム通いは、体を鍛えるだけでなく、自分自身と向き合う素晴らしい機会でもあります。
しかし、準備不足やマナー違反、無理なトレーニングによる怪我など、注意点を知らないままスタートすると、思わぬトラブルや挫折につながってしまうことも。

今回紹介したように、目的を明確にする、ジム選びを慎重に行う、基本的なマナーを守る、そして無理のないペースで楽しく続ける。
この一つひとつが、ジムライフを充実させるための大切なステップです。

最初から完璧を目指す必要はありません。
少しずつでも、自分なりに前に進んでいくことが、やがて大きな変化へとつながります。

ジムに通うと決めたその気持ちこそ、あなたの人生をより豊かにする第一歩です。
焦らず、比べず、自分自身のペースで、ジム通いを楽しんでください！