現役Webライターによるいろいろな思い

timelesz 篠塚大輝の鉄腕!DASH!!出演から考えるおすすめジュニアは?

8月10日放送の人気番組「鉄腕!DASH!!」に、何かと話題のグループ・timeleszの篠塚大輝さんが出演したことで炎上。さらにはその出演プロセスが同じtimeleszのメンバーである松島聡さんからの電話という演出だったことで、その批判が松島聡さんにまで広がってしまいました。

この問題の背景にあるのは「アンチ・timelesz」な空気です。timeleszにここまでアンチがいることについてはいくつか理由が挙げられると思いますが、その一つが「ジュニアの存在」です。

今更説明するまでもないかと思いますが、Sexy Zoneが3人体制となったことでtimeleszへと改名。さらには新メンバー募集プロジェクトとして大ブームを巻き起こした通称「タイプロ」にて、寺西拓人、原嘉孝、橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝(敬称略)の5人が加入。timeleszは8人グループとなりました。

その新加入の5人の中で何かと批判にさらされるのが橋本将生、猪俣周杜、篠塚大輝の3名です。寺西拓人、原嘉孝の2名と違い、なぜ何かと批判されるのか。それはズバり「ジュニア経験」にあります。

タイプロはまさに「前代未聞」

タイプロに関してはもういろんなところで語られていると思いますので割愛しますが、このプロジェクトは本当に「前代未聞」でした。ジャニーズが公開オーディションすること、さらにはそれが「ジュニア入り」ではなく「グループ入り」だった点。しかも既存のグループに入るって点。そもそも、ジャニーズでは一度結成されたグループは、抜けることこそあれ、新しく加入するってことはそうそうありません。

ましてやジュニア時代であればレアではありますが、Snow manやABC-Z、AmBitiousなどいくつか前例があるものの、既にデビューしているグループとなると一度もありません。

このような歴史を持つ事務所が、「新加入メンバー」を募ると。

菊池風磨さんは、当初「ジュニアからも」と話していたんですけどタイプロの時期はジュニアがまさに「大混乱」だったタイミング。結果、既存ジュニアユニットからの参加者はいませんでした。結果、「俳優部」として活動しているメンバーのみが参加し、寺西拓人さん、原嘉孝さんがオーディションを突破して正式メンバーとなりました。

いずれにせよ、このオーディションはまさに前代未聞。だからこそ大きな衝撃を与えたのですが、その衝撃は決してポジティブなものではなく、ネガティブなものも多いです。特にジュニア経験なしにtimeleszに加入した3人は、ジュニアの置かれた「不憫すぎる状況」との比較から、何かと批判される存在となってしまいました。そもそも、ジュニアではあっても既存グループに新規メンバーが加入することで反対意見が出るものです。その点はタイプロの途中でsnow manの渡辺翔太さんと菊池風磨さんが対談で語っています。

ジュニア経験のあるメンバーが加入しても、既存グループファンからの反発があるんです。Sexy Zoneが好きだったファン、3人でいいからtimeleszとして続けて欲しいファン、ジュニアのファンなどが反発するのも分からない話ではありません。もちろん行き過ぎた誹謗・中傷は控えるべきですが、本気で応援しているファンからすれば、いろいろと本気で思うのも分からない話ではありません。

このような、timeleszは何かと批判を浴びやすい状況となってしまっている中での篠塚大輝さんの人気番組出演は、特に「番組に出たくても出られないアイドルを応援しているファン」からすれば、反感になってしまいやすいでしょうね。あろうことか連絡役となった松島聡さんまで批判を受けてしまっており、かつ篠塚大輝さん本人がコメントを発表するに至るなど、何かと問題になっています。

じゃあ誰ならよかった?独断と偏見で選ぶおすすめジュニア

この問題についてはいろんなメディアはもちろん、ファンもそれぞれSNSで語っていると思いますが、管理人的には「じゃあ誰ならいいのか」を考えてみました。鉄腕!DASH!!はいわばジャニーズファミリーの番組。篠塚大輝さん出演に批判しているファンの意見もさまざまだとは思いますが「篠塚大輝さんよりもっと良い人がいるのに!」って思っている人もいるんじゃないでしょうか。

ただ篠塚大輝さん云々を抜きに、鉄腕!DASH!!に出演するとどうしても「泥臭さ」を感じさせてしまいますよね。そのため、グループの中でも「ドラマ班」というか、端正なシルエットの王子様キャラではなく、愛嬌のあるポジションのメンバーが出演する傾向にありますよね。

新番組の宣伝で出演したSixtonesの京本大我さんや松村北斗さんを抜きにすると、ドラマでクールな役・主役級を務めるタイプのメンバーが頭に白タオルを巻いて農作業…ってのはこれまでないんじゃないですかね?いつだったか木村拓哉さんも出演しましたけどあれも番宣でしたよね?ちょっと記憶が曖昧で申し訳ありませんが、あれもいわば単発で別にその後レギュラーって訳ではないですしね。

だから、ジュニアの中でもグループのセンターだったり、端整な王子様的存在だとダッシュの毛並みとあんまり合わないんじゃないかな…と。鉄腕!ダッシュ!!はゴールデン番組に放送されている点はもちろん、家族で見られる番組としても知られていますよね。だから継続出演することで大きな知名度を獲得できると思うんです。ただ、アイドル的な人気とはちょっと違うというか。

それを踏まえると、グループの中でもエース的なキャラクターよりも、広報的なキャラクターの方がマッチすると思うんです。一方で、番組に真剣に向き合う姿勢も求められると思うんですよ。

それこそ「できません」「無理です」みたいな態度ではなく、「できなくても頑張る」というか。額に汗をかくのはおろか泥まみれになることもいとわないような、そんな姿勢が大きな知名度獲得につながる訳ですよね。それらを踏まえて、管理人的にダッシュに似合うジュニアを何人か考えてみました。

鉄腕!ダッシュ!!に推薦したいジュニア・佐々木大光

KEY TO LITの佐々木大光君。どうでしょうか?キャラとかハングリー精神とかマッチしていると思うんですよね。白タオルをまく姿が簡単に想像できるというか、現状、ジュニアの中で鉄腕!ダッシュ!!に出演してまったく違和感のない存在だと思うんですよ。正直、このテーマを考えた時に管理人は佐々木大光君が一番に浮かびました。

鉄腕!ダッシュ!!に推薦したいジュニア・鈴木悠仁

B&ZAIの鈴木悠仁君も似合うんじゃないでしょうか?鈴木悠仁君って、あくまでも管理人の個人的な意見ですけど「男が思うイケメン」って感じじゃないですかね?女性が思い描く「白馬に乗った王子様」というよりは、男が憧れるイケメンというか。それはちょっと武骨さというか、男臭さのようなものを感じさせるからだと思うんです。

だから鉄腕!ダッシュ!!と親和性高いんじゃないかなと。しかも真面目でストイックじゃないですか。きっと番組内でそんな姿を見せ続けたら、アイドルに興味のない高齢男性視聴者層からも徐々に好かれると思うんですよね。B&ZAIの肉体派といえば菅田君でしょうけど、鈴木悠仁君はまだ20歳、9月で21歳と若いので、定着したら今後10年くらい番組も安泰じゃないですか。あとは橋本涼君。ダッシュに出たいって本人も切望しているみたいなんですけど、HiHiの立ち位置ならありだったと思うんです。でも今のB&ZAIだとどうしても「グループの顔」な立ち位置になっているので、そんな橋本涼君が泥まみれになってしまうと、B&ZAIそのもののイメージが…って問題もあると思うんですよ。その点、鈴木悠仁君ならB&ZAIでも見た感じ、2番手で売りたいのかな?って感じもするので、いいと思うんですよね。

鉄腕!ダッシュ!!に推薦したいジュニア・元木湧

少年忍者の元木湧君も個人的におすすめしたいですね。元木湧君って明るいじゃないですか。見ていて楽しい気持ちになるので、ゴールデンタイムのバラエティに向いていると思うんですよ。やっぱりジャニーズの王道キャラでもある「ちょっとおばかな愛嬌のある天然」って、お茶の間から支持を得やすいでしょうし。それに物怖じしない感があるから先輩ともグイグイ絡めそうですよね(笑)

今のご時世、先輩がちょっときつめに注意するとどうしても「上下関係の圧」みたいな雰囲気になっちゃいがちですけど、元木湧君なら、先輩が軽く注意してもちょっと明るい雰囲気になるというか。注意されてシュンとなって「すみません…」になるより、「いやいや、違うんですよ」みたいに言える元木湧君のような存在は、自ずと先輩たちに囲まれることになる鉄腕!ダッシュ!!に向いているんじゃないかなと。

まとめ

極論ですけど、きっと誰を出演させても批判の声は上がると思うんですよ。「誰もが納得する出演者」は、競争原理が働いているジャニーズの中ではどうしても「じゃあなんで〇〇は出ないんだ」「〇〇ばっか出てる」みたいな声を生み出してしまうと思いますし。

ただ、こうして考えるとジュニアにはまだまだいろんなキャラがいるんです。timeleszの成功から、今後も一般人からグループ結成オーディションを行うんじゃないかと予想していたメディアもありますけど、「先輩のバックについていろいろと吸収してデビューする」っていう、ジャニーズの文化を継承してもらいたいなと思っているのは管理人だけではないはずです。